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驚愕ッ! 真鍋社長の口から語られた、沈黙を続けるエコールの最新情報の数々ッ!!


21日午後2時、ロケテスト現場にフラリと現れた、エコール真鍋社長ッ!  その場にいたシャトレーゼ紅威(私)、斑猫さん、トンパクトさんの3人は、 真鍋社長からお茶でも飲もうかと誘われ、行き当たりばったりに近くの喫茶店に入った。 そして、そこで真鍋社長の口から出た驚くべき新事実の数々ッ!  それらを記憶の限り、ここに公開するッ! (ヤバそうな部分は全てカットしたのでエコールもニッコリ…なハズ)


    エコール事情
  • エコールは「ゲームソフトメーカー」である!
    • CAD関係の仕事は1年ほど前から止め、今はゲーム一筋となっている。 ゲームがコケたらエコールもコケる覚悟。
    • CADを止めた理由はゲームに専念できないから。 ゲーム制作の真っ最中にユーザーとの飲み会やサポートが入るとゲームの制作の志気がどうしても下がってしまう。

  • 5月9日、突然公表されたアゼリアタワーからの引っ越し、その真相が明らかに
    • 事務所移転は、下のカラオケからの騒音や、よっぱらい(同ビルにはラウンジもある)、 そして屋上のアンテナの電磁波など、この4年でアゼリアタワーの環境が悪化したのが理由。
    • ただ、アゼリアタワーのあった石橋周辺は空気が良かったらしく、 各地で行ったイベント会場は空気が悪いところが多くて、スグにのどがやられてしまった。 そのため真鍋社長はマスクを付ける事を覚えたとか。 (でも、サングラスにマスクは怪しすぎるような^^;)
    • 新事務所の場所は…秘密。「登記簿を見れば分かるだろうが、それだと場所を町単位まで絞らないとダメだよ」 と、ゲームを楽しむかのような余裕を見せる。
    • このロケテストが行われた、大阪・難波のゲームセンター「アビオン」には、 会社からは電車で1時間ほどで来ている。つまり移転場所が近畿である事には間違いなさそう。 だが、電車に1時間乗ったのか、それとも歩きと電車で1時間なのかは不明。
      スクープ!: その後行われた Matさんの調査 によって、エコール移転先は兵庫県尼崎市であることが判明!

  • 『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』バラバラ事件
    • 4月上旬よりエコール事務所の扉横に置かれていたという『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』の筐体。 この筐体の幅は、80cm。 そして、エレベータの幅も、同じく80cm。 エレベータに入れるには最低でも80.5cmの幅が必要。 エレベータ内の壁をやすりで削って幅を80.5cmにしてやるか(思いっきり器物破損ではッ!?)、 クレーンで吊ってくるか(エコールは6階だぞッ!?)、 いったんバラして運んで組み上げるか(ちゃんと組み立て直せるのかッ!?)、 この3つで迷った(!!)結果、バラして運ぶ事に決定!  …だが、事務所前まで運んだもののエコールの入口の扉の幅に入らず、 結局事務所の前に置かれたままに…。 ちなみに、新しい事務所にはちゃんと入ったそうだ。

  • 言いたくても言えない大人の事情
    • ロケテストはあまり大きくは言えないらしく、だからサイトで告知しなかったとのこと。 (今後のロケテストも同じなら、場所や日程はユーザーからの口コミ情報だけが頼りかも…)
    • 沈黙を守るエコールで唯一更新されている、 真鍋社長の 「蠢動記」。 最近では更新の間隔がやたら長いが、 その理由は、 「書きたいけど書いてはいけない事が多すぎて書けない」かららしい。 なお、5月9日の書き込みで投稿者名が ”エコール/真鍋”から”真鍋”に変わっているが、 これは「あまりに久しぶりで書き方を忘れていた」だけだった。 (決して社名が”スーパーエコール”に変わったりする訳ではない。)
    • ちょうどこの日(5月21日)、 歩いて10分ほどの日本橋ソフマップ6号店では 「レンタヒーローNo1」のイベントが行われていた。 そこで真鍋社長はレンタチームに花束でも持っていこうかと思っていたが、人混みを警戒して断念。
    • 某ドリキャス雑誌とは、今はあえて距離を置いてつきあっているとか。(って、自分で言うかァ普通!?^^;)

  • その他いろいろ。
    • このNAOMI版デスクリムゾン2の開発だけで秋まではかかりそうらしい。 「他には何か作ってますか」の質問は はぐらかされてしまったが…!?
    • 昨年エコールのHPで募集していた「ボランティア声優募集」については 実際に数人の応募があった模様。(そうなるとあの民間人の「悲鳴」は ボランティア声優さんによるもの?)また、「蠢動記」で募集していたグラ フィッカーについても「良い人が入ってくれた。」との事。
    • 雑談でゲーム会社の社長らしい(←めっちゃ失礼)話が色々と出た。 某ジェットセットラジオの「マンガディメンション」を例にして、 「この技法が確立された事によって2Dゲームを作るメリットが ほとんど無くなったような気がする。もしあれと同じ動きを2Dで作ろう とすると数十人(ひょとしたら十数人だったかも)ものアニメーターさんが 必要になるが、3Dならモデリング担当のプログラマ2、3人で出来てしまう。」 といった話、ほかにも某X−BOXや某携帯ゲーム機など(雑談のネタとして)色々出たが、 「ドリームキャストにはもっと頑張ってもらいたい」という意見は我々も同じ。
    • 冗談半分で「デス2がマラカスでもプレイ出来るようなので、 『サンバ De アミーゴ!』の筐体で稼動出来るバージョンのデス2も作ってみたい。」 とも。(W
    • PSで発売された異色のギャルゲー「ドリームジェネレーション」の続編は、 残念ながら、今のところ予定は無いらしい。

    NAOMI版デス2について
  • デスクリムゾンは国境を越えて広がる!
    • このNAOMI版デス2は海外でも出す予定らしい!  前作デスクリムゾンを知らない海外では、果たしてどう評価されるのだろうか?
    • ただし海外で”Death Crimson”はちょっとマズイらしく、 なんでも他のゲームで ”Crimson”付くゲームが、有名ロックグループの「King Crimson」 に訴えられてしまった事があるそうだ。名前が変わってしまう可能性大。
    • ちなみに海外用の名前はまだ未定らしく、 逆に「海外版の タイトルはどんなのがいいか?」と我々にまで質問までしてきた。 (シャトレーゼ紅威はロクに考えもせず「デス・ブリリアントグリーン」などと言ったが相手にされず。)
    • どういう理由かは分からないが、 ユリという名前も海外ではあまり良くないらしい。これも変わってしまう可能性大。
    • 海外ではストーリー重視はウケがよくないので、 たとえばユリが歩くシーンなど戦いに関係ないシーンはいらないのでカットしたりと、 中間デモも「戦う理由付け」という意味合いが強くなる。
    • 真鍋社長は「WWFなどのアメリカンプロレスのようにチャンピオンがリングに 登場して(あるいは挑戦者(ヒール:悪役)を倒した後だったかも)ベルトを 観客やカメラに向かって誇らしげに見せびらかしている所を 挑戦者のマネージャー(女)が手にハイヒールを持っていきなり 後ろから殴りかかってきてベルトを奪い取ってしまうようなノリで。」 といった話をされていた。 ところで、ロケテスト版ではステージ3の女ボスがケリを入れてきたが、これは海外市場を意識してだろうか?(W

  • 今回のNAOMI版デス2について
    • NAOMI版の国内ドリキャスへの移植は、予定されていない。 その理由は、 また改めてデスクリムゾン2を発売したとして、 ファンはいいかもしれないが、 それ以外のデス2を買われた方に、2度もデス2を買わすのは悪いから、との事。
    • 筐体そのものがVMに対応していないので、残念ながらVMとの連動は無いそうだ。
    • デス2NAOMI版の公開はGW頃を予定していた。だがステージ3のボスでの処理落ちが酷く、 更にロケテストに出すには致命的なバグも見つかったのでやむなく延期に。 その影響でロケテでの筐体の配置場所も店の奥の、ちょっと目立ちにくい場所になってしまった。
    • 処理落ちが目立ったステージ3のボスを、真鍋社長は「かりん」と呼んでいた(”ちゃん”付けで)。 DC版デス2で登場した看護婦の真の姿らしいが、見た目には全く共通点が無い。 なんでも看護婦と違う方がモデリングを担当されたそうだ。 モデリングは相当気合いが入っている様子で、12000ポリゴン使われているとか!?
    • NAOMI版になり、供給媒体がGD-ROMからマスクROMに変わったため、 絶対メモリ量の減少 (DC版デス2はあれでも目一杯まで使っていたとか) 、台湾の地震による深刻なROMの供給不足など、 いろいろと苦労されている模様。
    • 見た目はマイルドになっていくかもしれないが、 プレジデント真鍋がいるかぎり、エコールらしさは消えないから安心してほしいとの事。 この話の時かどうか正直よく覚えていないが、 「ゼビウスで何もない所を撃って竹の子(ソル)が出てくるような」といった話をされていた。 別にこういった要素が入ると言う訳ではなく、ゲームとして面白いものを作っていきたいという意味だったと思う。
    • このデス2NAOMI版では、 エフェクトや演出、カメラワークといった基本部分が先のドリームキャスト版に比べ、大幅に強化された。 しかしそれによって処理落ち箇所が増加し、その軽減のため、やむなくキャラのモデリングが簡略化されている。 4000から1200ポリゴンに減ったユリはアップだとボロが出る事を気にしていた。 (たしかにそう言われてみると、デモでアップになったユリの指先がとんがっていた)
    • コンバット越前の声優「せいじろう」さんが、また色々な声を当てているとか。 今回追加されたゾンビ風の敵の声もせいじろうさんらしい。
    • 今後もロケテは関西、関東で続けていくので、 ロケテでじゃんじゃんバグ出しや要望をメールなどで送ってもらいたいとの事。 このとき、「やはり完成度を上げる為にはやり込んでいるユーザーから デバッガーを募集してみるのもいいかも知れない(笑)」と冗談半分(?)に話しが出ていたような?


    昨年11月25日に発売された、国内DC版デス2について
  • デス2よもやま話
    • DC版デス2は本当は2000年の1月か2月くらいに出そうと思っていたが、諸般の事情で年内になってしまった。 そのため、血痕回復やデスマロン(デスマロンでクレジット6ってのはさすがに増やしすぎた、とも)などの仕様が詰めきれず、残念な結果に。 「周辺機器にも色々対応しすぎたかな?」とも。
    • 発売2週間前のドリマガの付録についていた体験版とマスターアップ版はほとんど同じ。 だが本当は体験版の意見をフィードバックさせて製品版を出したかったそうだ。 (それについては、今回のNAOMI版はロケテも何度もされるので、しっかり作り込まれていくだろう。)
    • デス2のエンディングで表示される謎のパスワードは、 ホントはワンダースワンで出るハズだった「みらデス」と連動させる計画だったらしい。 (みらデスが今後発売されるかについては質問出来ず…)
    • デス2の半年後のストーリーはちゃんと用意してあったらしい。 今後、あの決着をどうつけるかは未定。 (ソウルキャリバーのようにHPで小説形式で公開するなんてどうデスか?)

  • ネット配信データについて
    • デス2用のネット配信ステージは既に21ほど用意されていた、 しかし、血痕回復やナイフ無限などが出来てしまうステージだったため、お蔵入りとなってしまった。
    • 湯川元専務や稲越店長のボイスはもっと用意されているが、 諸般の事情により、スペシャルボイス第2弾の配信は難しいらしい。
    • 現在、NAOMI版デス2用に開発環境が変わっているので、 デス2ステージを配信するには環境を戻さないと作れない、だから新ステージの作成は難しいらしい。

  • 幻となったステージ作成エディタ
    • ステージ作成エディタをユーザーに配布したかったが、 開発者用にチューンナップされたそのツールは、 エコール内部で使うにはいいが、外に出せるほど動作が安定していないので、表には出せないそうな。 ちなみに、仮に出したとしても、ユーザー向けにマニュアルを作ろうとすると最低でも300ページ位は必要らしい。
    • 東京で行われたラストプレビューの中での 「キーボードを持っていると何か出来るかもしれない。」の発言は、 やはりステージ作成エディタの事を指していた。
    • もし仮にユーザーにステージ作成エディタを配布するにしても 希望者を募集して100〜200人程までにしたい。
    • ステージ作成エディタを配布した上で、「ステージ作成コンテスト」 として「スコアアタック用ステージ」、「お笑い(一発芸)用ステージ」の2部門 を用意してユーザーからステージの募集もしてみたかった。

  • その他、知られざる事実
    • 国内版タイトルにしても、「デスクリムゾン2」では捻りが無さ過ぎるので、 どんなタイトルにしようか迷ってた様子。 一例として「デスクリムゾン2000」、「デスクリムゾン0(ゼロ)」、 「デスクリムゾン−1」(退化してるのかー!?)、 「デスクリムゾン00(ゼロゼロ)」などいくつかのタイトルを挙げた。
    • デス2のスコアはかなり細かいところまで調整されているらしく、 パッドよりガンのほうが高いスコアが入るようになっているらしい!(パッドだとガンで倒した時の7割のスコア) ………だが、その仕様が、製品版にちゃんと盛り込まれたかどうかは、社長も定かではないらしい(W
    • TA2さんが発見したキーボードの「PrintScreen」キーを押す事で画面が 暗転して音楽が流れ続ける現象については、本来雑誌等のスナップ写真撮影用に付加した機能だった。
    • トンパクト越前さんが 「エルミデ鉱山の蜂の顔のあたりを狙うことでダメージを与えずに 突進モードになり1200点×3が取れるって設定(通常は720,1200,1200点) も奥が深いデスよね。」と社長に話を振った所、 「そんな事が出来るなんて知らなかった。」とこの現象は偶然(?)の産物だったことが発覚。
    • デス2のエンディングで出てくるパスワードはデス2をマスターアップした日を意味していた。 でもその後バグチェックに引っかかってしまい、実際のマスターアップはもう少し後(パスワードの日付より一週間後)だった模様。