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[12/31]来年も夜露死苦
[12/30]ヤムチャを分かっていらっしゃる…『集英社ジャンプランド』
[12/27]荒木飛呂彦先生のカルト漫画『ゴージャス☆アイリン』
[12/10]メガテン3! 高橋名人の生歌! 「GAMESHOW2002 in 大阪日本橋」レポート
[12/03]比較検証、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』N64版とGC移植版
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正月は実家に帰っちゃうので、これが今年のファイナル更新。 今年一年、当サイトをご贔屓(ひいき)にしていただき、アリガトゴザイマーシタ! 5月に思いつきで始めた「ジョジョの奇妙なアオリ」と、オマケでやってみた子ニュースもどきの「エコジョジョMEMO」、そして「JJN-jojonet!!」への登録とも相まって、ウチもジョジョ系サイトとしてそれなりに認知されたようで、ウレシハズカシ。サイト創世記に書いたデス日記の頃から、あちこちジョジョネタを散りばめまくっていた割に、コンテンツとしてのジョジョネタが、このアオリネタまで全く無かったんだから、さぞかし怪しげなサイトだったろうなぁ。 エコールネタとしては、今年はもう「ムサピィ」一色ッ!(というかコレしかない) 元からマジに面白かったし、更にロケテやイベント出展で磨きが掛かり、そして6月下旬から遂にゲーセンデビューッ! そして12月にはDCへの完全移植ゥゥ―――――ッ! でも全ッ然、話題になってないような(; ´Д⊂ヽ。ゲームサイトでも特集を組んだのは「GAME Watch」くらいだし、雑誌への露出なんて皆無…。今からでも遅くないので、DCユーザーは「ムサピィ」買え買え買え買え買っちまえ――ッ!(4年ほど前のエコール界隈にあった、某アバル信徒をも凌ぐ「熱気」と「狂気」を再び…) そういえば、50万ヒット達成致しました。これってハーフミリオンッ!? バンザァ――イ! アリガトゴザイマース!アリガトゴザイマース!アリガトゴザイマース! …用意してたのは、この「感謝の言葉」だけだヨ(←要するに何にも用意してない)。 振り返ると、今年の6月頃に30万ヒットだったから、結構な勢いで伸たような気にもなりますが、これはニュース系サイトからのネタリンク(「セガマニア@大阪」、「電脳御殿」、「カトゆー家断絶」に偏ってるようなw)の度に、グイグイ押し上げられてきた結果だったり。これぞ、他力パワー!!(ぜんぜーん、エラくないッ!!<俺) 行き当たりばったりが心情の当サイトなので、来年はどうなるか、正直全く分かりません。年明け早々「閉鎖」――なぁーんて冗談はヤバイ? ハハハ。 恐らくは相変わらず、エコール&ジョジョを中心に、気分次第でネタを作るサイトではないかと。 まぁとにかく、そんなワケで。 ウチのサイトを見に来られた方々(一瞬で通り過ぎていった方々も含めて)に、ディ・モールト・グラッツェ!(大感謝!) そして、ウチへリンクして下さった全てのサイトにも、ディ・モールト・グラッツェ!(大感謝!) そして、せっかくだから2003年も夜露死苦。 |
コミックス完全版やDVD、PS2でのゲーム化などで人気再燃中の「ドラゴンボール」の公式サイト。 こいつがかなり凝ってて面白いッ! 単なる情報ページではなく、 Flashで作られた仮想施設「ジャンプランド」という形式で、 アカウントを取得して入場すると、フルカラー化された原作コミックスや趣向を凝らしたタイピングゲームといった、様々なアトラクションが楽しめる。 そのアカウント取得時には、ドラゴンボールキャラの中から、 自分のキャラを一人選ぶのだが、選べるそのキャラ達とは、
分かっていらっしゃる。 悟空のライバルとして登場したハズが、戦闘力インフレの波に取り残され、天下一武道会では3戦全敗、 サイヤ人襲来時では即席栽培のザコと相打ちで死亡(サイヤ人と戦うことなく)、 人造人間との戦いでも真っ先に殺されるなど、ケタ外れのヘタレさから、最近では著しくヘタレたキャラを指して「ヤムチャ」と呼ばれることも多い(例えば「ストーンオーシャン」ならアナスイがそれに相当)。 しかし、そのヘタレさが最近になって注目・見直され、 2ちゃんねるでは オリジナル小説が続々と発表(特に「ヤムチャ最強への道」は笑いで狂い悶えます)、 そしてPS2版DBでは悲願のゲーム初登場(詳しくはゆき14歳さんの10月23日のネタを参照)など、色んな意味で愛されているのも、ヤムチャなのだ。 ジャンプランド内には、 悟空やピッコロ、ベジータ、天津飯、ヤムチャといった ドラゴンボールのキャラ達が、いわゆるメッセンジャーとして存在しており、 例えばヤムチャに話しかけると、 「つぎの天下一武道会こそ ぶざまな試合はできないな…」や 「修行もいいがたまには息抜き しなくちゃな!」などと話してくれる。 しかし、自分のキャラとはその中では会えないので、ヤムチャと話をしたいなら、 ヤムチャ以外のキャラでアカウントを作成しなればならない点にだけ注意(俺は2つ作ったけど)。 このキャラ達に何度も話しかけると、いきなり「クイズ勝負」を持ちかけられることがある。クイズ勝負に勝てば、そのキャラの「壁紙」がゲットできる。 そしてクイズの内容は、そのキャラにちなんだものとなっている。 中でも注目すべきは、やはりヤムチャ。これがマジにスゴイ。 ここで、せっかくだからヤムチャの出題するクイズ全10問を完全紹介。
やはり、分かっていらっしゃる。 そんなワケで、各種アトラクションも楽しい「ジャンプランド」、せっかくだから楽しんでみる事をオススメ。 最後に、代表的なアトラクションをサラッと紹介。
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2002年の12月19日に発売された「ウルトラジャンプ」って雑誌の1月号で、 荒木飛呂彦先生の描き下ろしピンナップが付いてたんだけど、コレ、もう知ってるよね。 「か………カワイイ…………おお……なんてカワイイんだろう… 徐倫が……スタンドに抱きかかえられている…俺の下のスタンドが(以下略)」 ちょっとアナスイ、何ブツブツ言ってんだい? こんなキモい奴はほっといて、 問題はこの「裏」に描かれた、もう1つのイラストについてなんだ。 とある掲示板には 「ゴージャス☆アニキン?」なんて書かれてたけど、 エルメェスじゃあないよ、たしかに似ているけど別の人だよ。 このサンプル画像からだとちょっと分からないけど、 左下にはこう書かれているんだ。
このイラストの女性は、荒木先生が「ジョジョ」の連載前に、 読み切りで描かれた漫画『ゴージャス☆アイリン』の主人公「アイリン」なんだって。 「ジョリーン」と「アイリーン」ってわけ。 でも、先生自身”けっこうマイったよ。昔の絵はもう描けない”って公言されてるくらいで、この女性は「アイリン」じゃあなくて「アイリーン」という別人と見たほうがいいみたい。 ところでさ、その『ゴージャス☆アイリン』ってどんな漫画なのか、やっぱ気になるよね。だからぼくが『幽霊のコンピュータ』で調べてみたところによると…。 『ゴージャス☆アイリン』は、1985年と1986年に発表された、全2話の読み切り作品で、 主人公やその敵までも「女性」なんだ。 要するに、今連載中の『ストーンオーシャン』よりずっと以前に、荒木先生は女性を主人公とした漫画を描かれてたってわけよ。
これは「JOJO A-GO!GO!」という凶器にも使える本での、荒木先生のコメント。 『バオー』と言えば、寄生生物を植え付けられた青年「育郎」が、バルバルバル!と超人「バオー」に変身、悪の組織と戦うSFアクション。そんな作品の延長線上にあって、しかも女性版っていえば…、どれだけスゴイことになってるか、わかるでしょ? ゴゴゴゴゴゴ… 「ゴージャス☆アイリン」 大女の館の巻
物語の始まりは、立派な屋敷の中から聞こえてくる物騒な音。 縛り上げられてサンドバックにされ、血ヘドを吐いて泣きを入れてるボロボロの男、その顔にツバを吐き掛ける女達。そして、そいつらのボスが…。 老婆が小さいんじゃあないよ、女が化け物サイズなんだよ。 「北斗の拳」に出てきそうな化け物だけど核戦争後じゃあないよ、現代だよ。 猫をまるでハムスターか何かのようにつまみ上げてしまう大女「ローパー」。 エルメェスAAも裸足で逃げ出す凶悪な面してるこの女は、 犯罪組織のボス。そして裏切りを避けるために部下も全員女性…なんだけど、老婆はともかく、戦闘員達はラバー拘束具やボールギャグを身につけたSMファッション。荒木先生は一体何を参考にしたんだろう…。 それでこの大女ローパーの殺害を依頼された「殺し屋」が、 主人公の「アイリン」ってわけ。 断っとくけど、アイリンは大女じゃあないよ、下にある人形は普通のサイズだよ。 「胸はペチャンコ」 「いつもボーッとしてるけど」 「カワイイ子」 「ほっておけないよなあ」なんて、級友達のちょっとワザとらしいセリフもあるけど、とても殺し屋には見えない、ただの女の子。でも、アイリンってとっても暗示にかかりやすい性格でさ、顔に付いた泥がたまたま「涙を流す」形ってだけでも、ポロポロ涙をこぼしてしまう特異体質なんだ。 そして、忘れちゃあいけない。この漫画が ”『バオー』の延長線上にあって、肉体をテーマにした作品” だって事を。
「戦いのメイク! スキンスタート!」 「ああん! あっあっあっふふう〜〜〜〜〜ん!」←髪が伸びる 「(ガキッ…シュン)」←指が伸びる 「ア〜〜〜〜〜ン(モコモコモコ…バリ)」←胸が膨らんで服が裂ける 「(ピン)」←足 「(パン)」←尻 育郎が「バオー」に変身したように、アイリンは戦いのメイクによって、完璧のプロポーションと残忍な殺し屋の性格を持つ女「ゴージャス・アイリン」に(微妙に)変身するんだッ! ちなみにさっき大女ローパーの横にいた老婆も、アイリンが(微妙に)化けた姿なんだよ。 化粧で変身するといえば、アイリンのずっと後に、同じジャンプで『画−ROW』って漫画があったよね。10週どころか9週で打ち切られたけど…。 そしてこの二人が死闘を繰り広げるわけなんだけどさ、ス…スゴイんだッ! 戦闘員が全滅させられた事より、 大切な肌を傷つけられた事を怒るタイプのローパー(ハート様と同じ一族かな?)は、使い方次第で神をも一刀両断するという究極武器「チェーンソー」で襲いかかる。 対するアイリンは、『死の舞踏』という怪しげなダンシング。屈伸運動(擬音が何故か「オォーン」)したり、いきなり服を脱いで下着姿になったり…よく分からないけど、チェーンソーをスイスイ避けちゃうんだ。 でも足を取られて転倒、チェーンソーがアイリンに振り下ろされるゥゥ―――!! アイリン、チェーンソー白刃取りしちゃった…。 この時、ローパーの「ヌウ! どこにそんな力が!? 排気量四〇〇cc、重量八〇kgのチェーン・ソーの白刃、よくぞ受けた!!」という熱いセリフに、ちょっとだけローパーがカッコよく見えちゃったのは、ぼくだけじゃあないよね、きっと。 チェーンソーを両手でかろうじて止めているアイリンにトドメを刺そうと、ただでさえマッシヴな体に、更に力を込めるローパー(この時の擬音は「グモ グモ グモ」)。さすがのアイリンも足腰がガタガタ…。危ないッ! チェーンソーが胸の辺りに…え? あああぁッ!! プル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ン !!
ウォオオオ━━━━━━(´Д`)━━━━━━オエ…
ぼくの心は今、死骸のたまる深い湖の底のように、濁っているよ…。 「ジョジョ」でも、 37巻179ページの山岸由花子、 52巻91ページのトリッシュで、かなり微妙なシーンはあったけど、 モロに描かれてるのはこの「ゴージャス☆アイリン」だけなんだ。 だからといって、こんなんじゃあエルメェスにパンティ貰うのと同じじゃん! 最悪だよ! この後は、 ローパーの「口から出すとナイフのように固まる特殊ガム(擬音は「パウッ」)」の攻撃を、さっきの変な踊りによる催眠効果発動でかわしたアイリンが、もはや自分の意志では指一本動かせないローパーを催眠術で操って…そして自らを…そのチェーンソーで…
最後は神と同じ末路なわけよ。 たった1話だけの紹介なのに、スゴイことになっちゃったけど、分かってくれた? ちなみに第2話「スラム街に来た少女の巻」は、敵は相変わらず人間を超越した女だけど、それだけじゃあなくて、ジョナサン・ジョースターそっくりのお兄さんまで出てくるんだ。 そりゃあそうさ、だって、
アイリンの変わりに始まったのが、あの『ジョジョの奇妙な冒険』なんだから。 そしてもし『ジョジョ』1巻を持っているなら、1話目でディオが読んでる本も、よく見てみるといいよ。スゴイ持ち方してるその本に、”GORGEOUS IRENE”って書いてあるから。 ところで、『アイリン』についての荒木先生のコメントは、こう終わってるんだ。
ぼく、梅澤春人先生による『ゴージャス☆アイリン』を、読んでみたいなぁ〜〜〜 (この答えはウソ。エンポリオは鬼窪浩久先生のエロエロなアイリンを読みたがっている) エンポリオ11歳(アナスイもいるけど) −おわり−
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12月7日と8日、大阪日本橋で行われた、 新作ソフト体験&東京ゲームショウ残り物配布イベント 「GAMESHOW2002 in 大阪日本橋」に行ってきた。 ファミ通.comや電撃オンラインでの告知が効いたのか、 昨年に比べるとかなりの盛況だったが、内容自体は昨年と大して変わらずといった印象。 しかし、「高橋名人トークショウ」と、 今回が初となる「真・女神転生III NOCTURNE」のプレイアブル展示、 この2つの為だけに両日参加してきたので、 せっかくだから、これらを中心としたレポートを書いてみたり。 高橋名人のライブ音源(というか生歌)も録音してきたので、こちらもせっかくだから大公開! ◆
■触ってきましたッ!「真・女神転生III NOCTURNE」 ファミ通.comの記事にある通り、時間を限定しての特別公開(おかげで7日はプレイできなかったヨ…)。8日は2時過ぎくらいに、「真・女神転生if」の試遊台を「真・女神転生III」に模様替えして展示された。 「一人10分、限定6人まで」となっており、これは是が非でもプレイせねばッと 最前列を確保したが、行列なんて全然出来ず、ちと寂しくもあり。そもそも俺を含めて3人がプレイし終わった時点で終了(早ッ!)したので、気付きもしなかった方が殆どと思われる。 システムやストーリーは「真・女神転生III」公式サイトやファミ通等の雑誌でも書かれているし、 ムービーもGpara.comで公開中なので、 それ以外で気になった事なんかを中心に列挙。
■名人の生歌も披露! 「高橋名人トークショウ」 7日、8日の両日行われた、高橋名人のトークショウ。 内容はどちらも、前半は懐かしのファミコンソフト紹介と当時の裏話で、 後半がハドソン新作の紹介。 裏話は先日の「Games Japan Festa in OSAKA 2002」でのトークショウで話された事と 結構被っていたが、一部新ネタもあって満足。中でもウケたのが、
その様子をコッソリMDに録音していたので、せっかくだからmp3にして公開。 名人のハイトーンな歌声(でも朝まで飲んでられたそうなw)に、涙シロッ!
…のだが、司会をされた女性が「ゲームの知識ゼロ」だった為、大きく足を引っ張る結果に。 紹介中のゲームは発売日と売上本数くらいしか知らない様子で、 盛り上げようとするも全て空回り、進行も強引で、名人とのトークもかみ合わず…。 せめて「ちゃんと分かってる方」が司会をされていたらなぁと思うと、非常に残念無念。 ■会場ではこんなものが貰えました 入場料が500円というのは、昨年は300円だった事を思うと、 正直「値上げすんなよッ!」と思った。とはいえ、 事前にジョーシン系列の店で500円分以上の買い物をすれば、 タダ券が貰えたし(ちなみに俺はソフト収納ケースを買ってタダ券をゲット)、それに入場時には、
そんな感じで、500円払った元は取れたかと。 ◆
最後に会場の印象を書いておくと、 Xbox陣営の頑張りが非常に目立っていた。 設置された試遊台の半分がXbox用タイトルで、 カプコンはあの「鉄騎」をコントローラーと共に展示(長机にパイプ椅子という即席台)、 会場の角には「Xbox Live!」体験用のカプセル型コックピットを2台設置(1台200万するらしい)。 「ブリンクス」と「格闘超人」には、試遊台も各4台ずつ、合計8台を設置し、 周りにはセクシィなXboxガールズが! 更に会場を提供しているジョーシンともタイアップし、 今回のイベントに合わせ、会場近くのジョーシンでは、 Xbox本体を18,000円の特別価格にて販売(会場では値引きチラシだけを配布し、購入は別の店舗)。 このXboxの強烈プッシュには、 日本橋という土地柄、カップルや親子連れよりも、コアなゲームマニアっぽい方が大半の様子だった事から、このコアな方々には十分アピールになっていた思われる。 そんな雰囲気にも関わらず、先に紹介した「高橋名人のトークショウ」の最中、 名人がXboxを買ったという話で、 「Xbox、知ってますか?」と正面がマイクロソフトのブースなのに我々に語りかけてきた名人イベントの司会者には、 呆れるのを通り越して「ロック!」と思いますた(嘘)。 <イベント関連リンクス> |
ゲームキューブ本体購入、更に「風のタクト」予約&特典DISCをゲット。 本体は新色の「シルバー」をゲットする予定だったのに、発売日の日曜に出かけたのに、午前中で売り切れたらしくションボリ、仕方なく「オレンジ」を購入(でも安かったから良し)。 2年ほど前に980円で購入したが、3Dに慣れる前に放置していたN64「時のオカリナ」を、つい最近になってプレイしてみたら、激しく今更だが大ハマリ。 その場の状況をフル活用して、直感や試行錯誤でダンジョンを攻略ッ! 新たなアイテムが手に入る度に、行ける場所・やれる事が増えていくッ! これぞ冒険ッ! これぞゼルダッ! などと、まだ「ドドンゴの洞窟」(ダンジョン2つ目)を終えた程度なのに舞い上がり、勢いでGC本体購入&新作「風のタクト」予約まで突っ走ってしまった次第。 それで予約特典DISCのGC移植版「時のオカリナ」をプレイしてみたのだが、ちょうど64版をプレイしていたおかげで色々と違いを発見したので、せっかくだから紹介。
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▲ ▲ ■ディスク読み込み 説明書には「ディスクの読み込み処理により一時的にゲームが途切れますが」とあるが、 最初にメニューで「表」「裏」を選択後、12秒ほどディスク読み込みがあるだけで、 ゲーム中は全く無し(「ドドンゴの洞窟」まで進めた限りでは)。 ←試しにフタを開けてプレイしてみたら、家の中やフィールドなどの画面が切り替わる所で「カバーが開いてます」という注意メッセージが出た。一瞬だけ読み込みを行っている? ■グラフィック GC版はN64版よりも解像度が上がっていて、 キャラの表情やポリゴンのラインが綺麗になっている(カクカク感も目立つのだが)。 遠くの小さなキャラほど、この差が大きく出てくる。 文字も滑らかになって読みやすい。
ただし、元のテクスチャが荒く書かれたもの(ツル草や鶏の羽、蝶など色々)は、 ドット絵丸出しになってしまって、ポリゴンキャラとの違和感を感じる。 ハイラルの城下町や、家の中のように1枚絵で書かれた所は変化無し。
■フレームレート・処理速度 フレームレートや遠くのキャラが表示されるまでの距離は、N64版と全く同じ。 それと、N64版では「デクの樹サマ」から「コキリの森」に帰る通路で、 一瞬カクッと引っかかる現象が起きるが、GC版でも同じ所で同じ事が起きたので、 処理速度の改善等は行われていないと思われる。 だが何故か、スタートボタンを押してメニューが出る所だけは、N64版に比べると1テンポ遅れて表示される(と言っても別に気にならないレベル)。 ■コントローラー GCにはN64にあった4つのCボタンが存在しないので、代わりにCスティックの上下左右に変更されている。更に、Z・Y・Zボタンにも左・下・右と割り振られているので、アイテムの使用などには特に不便さはない。しかし、Cスティックでのオカリナ演奏は正直イマイチ(風情がない!)。リンクの移動はN64の方が断然良かった。というのも、GCのアナログキーは、N64の3Dスティックに比べると微妙な操作が難しく、ゆっくり歩きたいのに直ぐにダッシュしてしまう(3Dスティックが良すぎたか?) GCのコントローラーは振動機能付きなので、N64振動パックの機能も当然再現。 ■セーブ方法 セーブにはGC用メモリーカードを使用する分、ロムだったN64版よりも少しだけ時間が掛かる(「メモリーカード59」で約3秒)。 セーブに必要な容量は、「表」と「裏」の1セットで15ブロック消費。これは初回起動時に作成される。なので、「表」だけでも「裏」だけでも15ブロックは必要。 ■「裏ゼルダ」 最初のダンジョン「デクの樹」クリアまでプレイした感じだと、 ストーリーやイベントシーンは「表」と全く同じだったが、 ダンジョンはマップ自体は同じなのに、仕掛けやアイテム、敵の配置がガラリと変更され、 更にコウモリや巨大デグババなど、以前は出なかった敵も登場。 謎解きもシビアで、明らかに「表」よりも手強くなっていた。 黄金のスタルチュラは、ダンジョン内に限って配置変更?(コキリの森やカカリコ村のヤツは全く同じ場所にいた)
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▲ ▲ N64版に比べると、微妙にグラフィックが綺麗という位で、差は殆どない。 しかし、それは「N64版が完璧に再現されている」とも言える訳で、 更に「裏ゼルダ」まで入っているのだから、 「本当にタダで貰っていいの?」という超ボリューム(予約特典なので厳密にはタダではないが)。 そして、GCのゼルダ最新作「ゼルダの伝説 風のタクト」では、 「時のオカリナ」をプレイしていると更に面白いらしい(「風のタクト」は「時のオカリナ」のずっと後の時代)。 予約者全員に配布されているので、入手し損ねても中古などで相当数出回ると思われるが、タダで手に入るものを後でわざわざ購入するくらいなら、 今のうちに予約しておいて、この豪華な特典DISCを確実にゲットしておくのが得策かと。 予約キャンペーンは12月12日まで。 #ちなみに俺は、N64版を途中で止めて、GC版で1からやり直し中だったり。グラフィック強化もそうだが、後に振動機能でアイテムの場所が探知できるようになると知ったから(N64は振動パックを持っていない^^;)。ヘタレ根性丸出し!? |