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[07/01]ムサピィ体験プチオフ(前編)  [07/04]ムサピィ体験プチオフ(中編) 
[07/06]ムサピィ体験プチオフ(後編)

2002/07/01
ムサピィ体験プチオフ(前編)

『ムサピィのチョコマーカー』が無事に出荷されたのを記念して、 斑猫氏の呼びかけの元、 せっかくだから「ムサピィ体験プチオフ」が決行された。

そして大阪某所のゲーセンには、 『DIOの館に集ったエジプト9栄神』の如く、 斑猫氏、きてはあ氏、Mat氏、ゆうぼー氏、コンバット哲人氏、 うろつきマクド氏、なむ氏、はしぐち氏、 そして俺の、総勢9人の怪しげな人々(←失礼)が集う事となったのだが…

そこへ更に駆けつけてきた人物は、屋内でもサングラス姿の「闇のカリスマ(?)」、

真鍋社長
プレジデント真鍋ッ!!

実は斑猫氏が、今回のオフの件をエコールにもCCでメールされていたのだが、 まさか本当に来るとは コイツはマジに感激じゃあねーかッ!! 

多忙な真鍋社長なので、滞在時間は1時間ほどだったし、 今回は特に興味深いネタは聞き出せなかった(ファミ通でムサピィは記事にされないんですか?と聞きそびれた…^^;)が、 『DJウッディなどのイラストは、エコール社内ではなく外部に発注したもの』とか、 『アルカディア7月号掲載の4コマ漫画(作者がニセ真鍋だった回)は、社長が渡米中だったので代わりに編集部に作ってもらった』、 『今何ステージ目なのか表示されないのは、単にステージ数を表示する空きスペースがなかったから(本当か?^^;)』、『CPU戦や新ステージ追加など、ムサピィは更にバージョンアップさせていきたい(予定ではなくユーザーからの強い要望があればの話)』といったお話を聞くことが出来た。

っていうか、そんな事より驚かされたのが、真鍋社長が鞄より取り出した…

ウチワ
「ムサピィ団扇」ッッ!!

ひねくれムサピィの絵と「今日は不機嫌だぜ!」の文字。 しかもこの絵の反対側には、 かわいい方のムサピィで「今日はご機嫌」みたいな事が書かれていて、 これで涼しく仰ぎながら、同時に相手に自分の今の機嫌を伝えられるというスグレモノ。

…っていうか、これマジで欲しいんデスけど。 せっかくだから、tanomi.com(たのみこむ)を使って、 この団扇に加えて、「団扇と同じ絵柄のTシャツ」とかも 頼み込んでやりたいのかー!?  それか、団扇の画像データだけをネットで公開して頂ければ、 こちらで勝手にプリントアウトして作っちまいたいのデスが(w。

しかし真面目な話、こんなユーザーを大切にされてるゲームメーカーって、 他に無いのでは。 それにエコールなら、 別に我々のようなコアなファン相手だけでなく、 日程の都合さえ合えば、 イベント等にも駆けつけて来られると思うので、 神戸近郊でムサピィが入荷しているゲーセンの店長さんは、 せっかくだからムサピィのゲーム大会を開催して、 そしてプレジデント真鍋を召還しようぜぇ!  そうしたら変な団扇くらいなら賞品として出していただけるハズ!? (←って勝手にこんな事書いてますが、問題無いデスよね?w)

でももしゲーム大会が行われれば、かなり盛り上がれると思うのだが。 と言うのもこのゲーム、対戦が非常に面白いワケで。

(中編に続く)
↑1度に書くには時間がかかりそうなので…勿体付けるみたいでスマヌ(^^;)

2002/07/04
ムサピィ体験プチオフ(中編)

前編からの続き

プレジデント真鍋が帰られた後も、ひたすらムサピィにハマり続ける 「ムサピィ体験オフ」の面々。 オフの目的は「ムサピィを遊び倒すこと」だったから当然であるが、 それにしても「何か変な洗脳電波でも出てんのか?」というくらい、 全員が取り憑かれたように、ムサピィにハマッていた。

ところで、このオフには計画が2つあった。 1つは、 「上級F」を全員の知力を総動員して解く。 ステージは「初級A」「中級B」「中級C」「上級D」と続き、 そして「上級F」が最高難度となっている。 もしこのステージをクリアできたならッ!  エコールのサイトで仄めかされている 通りならッ!



コイツの謎が明かされるハズなのだァ――――ッ!!

しかし、発売間もない事や、 セガ系列ですら全然入荷されてない、恐るべき出回りの悪さもあって、 今日が初プレイの方、中級Bに挑戦中の方、 そして上手い方でもまだ中級BやCまでしかクリアしていないという状況。 真鍋社長には 「まだまだみんな下手やねぇ」とか言われる始末。

って、そりゃ開発者なんだから当然でしょうがッ!(w

というのは置いといて、 帰られる前に1度だけ見せて下さった(というか見せつけたかった?)、 社長による上級Dの模範プレイは、 本当に上手かったというか、正直、理解しきれなかった。 余裕綽々に消してると思ったら、いきなりドン!と1発クリアして見せたり。 むぅ…。



みんな練習に中級Bなどをプレイする中、 果敢にも「上級F」に挑戦された勇者は、 我々の中で最も腕の立つ はしぐち氏だった。 東京のロケテで既に磨かれていた腕前は、 その様子を見ていた 社長に「上手いねぇ」と一目置かれたほど。

そんな はしぐち氏が、 果たして何処まで行ってくれるのかーッ!?と固唾を飲んで見守るが、 流石上級という変則的なステージ構成に、3面で撃沈。 それを見て、コンティニューする者も、 再び上級Fをプレイする者も現れなかった(連コインしてもタイムが増えたりしないので、 まず腕を磨かないと無駄…)。 そんなワケで、この日の上級Fへの挑戦は、 「リストラにキレたサラリーマンが社会に叫ぶ」という、 シュール過ぎるデモを拝めただけに終わった。


ネッシー、チュパカブラ、ロッズ…。未知なる生物の噂が絶えない世の中で、 そのイラストだけが確認されている「ひねくれムサピィ」。 しかし、ゲーム中には一切姿を見せず、ただ謎を解く鍵が、 「上級Fクリア」である事だけが仄めかされている。 この存在は、ゲームキャラクター的「UMA(未確認動物)」と言っても過言ではない。


「ひねくれムサピィ」に秘められた謎。
それを紐解くのは、あなたかも知れない…。


ひねたほう


っていうか、マジで誰かクリアして見せてくれェーッ!(w

#実は、ちょっとでも「上級Fの謎」に迫ろうと、 この事について社長に質問をしていたんデスが、案の定「わははは」と笑って誤魔化されました。くっそぉう!(しかし現時点で上級Fをクリアされた方は、 日本に1人でもいるんだろうか?)


と、話が少しそれてしまったが、オフ会話の続き。

上級Fクリアはさっさと断念され、 しばらく個々によるプレイが続いたが、 頃合いを見計らって、斑猫氏が「もう1つの計画」を提案された。 それは、「2P対戦による全員参加のトーナメント」


後編に続く

何か無駄に引っ張ってるみたいでスマヌ(次で終わりデスから…^^;)。 ところで、「ムサピィって何?」という方、もしかして結構居ますか?  それなら、せっかくだから 「ムサピィのチョコマーカー 製品紹介」や、 ウチの「エコール選り抜き」にあるムサピィネタを 読むまで絶対に帰るな!読んでやって下さい。

2002/07/06
ムサピィ体験プチオフ(後編)

中編からの続き

ムサピィには通常の「1P PLAY」と、もう1つ 「2P Battle」がある。要するに対戦モード。 ちなみにCPU戦ではなく、人対人で行う対戦。 半年前のロケテでは、CPU対戦も入っていたが、それは没となった模様。

ムサピィの2P対戦モードの大まかな仕様は以下の通り。詳しくは「ムサピィのチョコマーカー 2人プレイ」を参照。
  • メニューで「2P Battle」を選択。決着が付けば両者ゲームオーバー。
  • 好きなステージを選んで対戦。ステージ選択権は両者にある。
  • 画面が左右分割されるがルールは同じ。ボムゲージもある。
  • 大量消しをすると、相手側に色チョコで妨害。相殺は無い。
  • ハンデという概念が無い。手加減無しのガチンコ勝負。
  • 先にクリアするか、時間切れの場合、残りチョコの少ない方が勝利。
  • 3本先取で決着ゥゥ――――ッ!! かなり長く遊べる。
    製品情報にある写真だと「2本先取」となっている。デフォルト設定は2本先取?

せっかく集まったのだから、このモードも遊んでみるしかッ!  というワケで、メモ用紙に斑猫氏が書いたアミダクジで対戦カードが決められ、 そして試合開始(←ぱっぱらぱおーんの声のツモリで)。

実は2P対戦は、半年前あったロケテでも、 2度ほど体験する機会があったのだが、 その頃のバージョンでは「1人プレイモードを2人列んで遊んでるだけ」、 「相手からの邪魔が本気で邪魔」と、正直イマイチ盛り上がらなかった。 ロケテ版の対戦ルールが「時間内に好きなだけ対戦を繰り返す」だったせいもあるが。

そして製品版での対戦は、マジで非常に盛り上がったッ!!

チョコを大量に消すと、相手側に警告音と共に、 ランダムに色チョコが投入される。 ロケテ版では1度攻撃を食らっただけでも、回復不能なくらい酷い事になったが、 製品版では一見同じ事が起こっているハズなのに、 派手な逆転劇が頻繁に繰り返され、その度「おおおっ!」という声が漏れた。 例えばあと1個消せばクリアという状況で、 ドカドカと色チョコが投入され、思わず叫ぶ斑猫氏とか。 いやー見ていて本当に痛快だったデスよ(←酷い)。

消しやすくなったのは、「スライドからの連鎖」や「ボム」が大きいと思われる。 横消しで発生したスライドによって上から落下したチョコが更なる連鎖を生み、 ☆チョコも挟んで色を変えた瞬間、それは色チョコを置いたのと同じ扱いになるので、 上手く行けば大連鎖が起こる。 更にチョコを大量に吹っ飛ばす「ボム」も追加された。 これらロケテ版には無かったシステムが、逆転を可能にしている。 あと、これは俺の気のせいかもしれないが、 邪魔行為で追加されるチョコの配置方法や色も、 ある程度調節されている印象も受けた。

ステージのタイプによる試合展開の違いも面白く、 例えば立方体や☆チョコだらけのステージでは、 激しい攻撃の応酬で混沌とした展開になりやすく、 両者同時に攻撃を食らっている場面もしばしば。 逆にシンプルなステージでは、 「相手より早くボスチョコを消せば勝てる」為、 大量消しよりも、堅実で素早いプレイになる(←実力差が出やすいので 上手い人と対戦するときは避けるベシ!?)。 ハンデが無い割に一方的な試合があまり起こらなかったのは、 システムに加えて、これらステージ構成の巧さがあったからだろう。

…と分析してみたが、何故こんな面白くなったのか、 これだッ!決め付けられる要素が、実はよく分かっていなかったり(^^;)

システムの基本部分は半年前とほぼ同じなのに、 1人プレイは勿論、この2P対戦も非常に面白くなっていた。 それはスライドやボムといった、爽快感を生むシステムだけでなく、 操作性や画面の見やすさ、分かりやすさ、 それらがこの半年間でエコールのゲームとは思えないくらい、 キッチリ丁寧に作り込まれて来たのが、 ゲームが面白くなった、最大の理由なのかもしれない。


ちなみにトーナメント戦の結果は、コチラ。

<トーナメント結果>(敬称略)

準々決勝
 第一試合:  ○  斑猫  3 − 1 きてはあ ×
 第二試合:  ○  哲人  3 − 0  Mat   ×
 第三試合:  ○  紅威  3 − 0 ゆうぼー ×
 第四試合:  ○ はしぐち 3 − 2 マクド  ×
 第五試合:  ○ はしぐち 3 − 1  なむ  ×

準決勝
 第一試合:  ○  斑猫  3 − 1  哲人  ×
 第二試合:  ○ はしぐち 3 − 1  紅威  ×

決勝
 ○ はしぐち 3 − 1  斑猫  ×

栄えある「第1回ムサオフ優勝者」は、はしぐち氏で決着ゥゥ―――ッ!!  まぁこれで「腕前による差が露骨に出ず、しかし最後は実力がキッチリ反映される、 バランスの良いゲームシステム」である事の証明になったワケで。 だから俺が負けたのは仕方のない事なのだッ!(つまりヘタレなだけ)

もしも7月2日の蠢動記で書かれたイベントが、 「ムサピィを使ったゲーム大会」であるなら、我々も是非参加して、 その時こそリベンジなのかー!?


こうして足がダルくなるまでムサピィを散々遊び倒した後は、 安っぽい喫茶店で、飲み物1杯だけで小一時間ダベりまくり( っていうか俺も「カイジ」読みますんで、「ジョジョ」読んで下さい<マクド氏w)、 そしてオフ会は解散となった。

解散したメンバーが向かった先は、また「ムサピィ」だったという…。


−ムサピィ体験プチオフ・完−


PS:
「2P対戦を1人でやれば、じっくり練習できるのでは!?」という、 コンバット哲人氏のナイスアイデアでしたが、 後日試した所、これは残念ながら対策済みでした。 1P側か2P側、どちらか一方が6、7秒くらいの間、 チョコを1つも置かずにいると、警告メッセージが表示されて、 残りタイムが凄い勢いで減少しやがります。 チョコを置けば解除されるものの、面倒なので練習にならない…。 っていうか、こんな細かい所まで気が回っている事が、 本当にエコールとは思えない進歩なのかー!?



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