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2001/03/19
知っても別に得しない、新ドリキャスと旧ドリキャスとの意外な差

ドリームキャスト、ついに購入しちまったぜぇ!
と言っても、実は
2台目ナンダケドサ!(1台をVGA接続用、もう1台をTV用に)。

俺がドリキャスを買ったのは、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2」が出る少し前の1999年3月。値段は29800円だったが、「湯川元専務のお宝探し」で1万円返ってきたので実質2万円。だが、それからわずか2年後に、3分の1の値段で投げ売りされようとは…くぅ(涙)。

ところで、PCWatchでの新ドリキャス分解記事で、初期型と多少部品が違っていることが書かれていたが、実際にこの新ドリキャスを起動させてみると、
シーク音がかなり静かになっていてオドロキ。旧ドリキャスではギャイッ!ギュアイッ!と、かなりヤバそうな音を立てて動いていたのが、新ドリキャスではキュルッ、キュルル!と、かなり控え目な音に!  ただ、プレステのパッドをドリキャスで使うアレとかの反応が、ちょっと怪しくてピンチだったり、さらにMIL−CDは非対応となっている(←これはどうでもいい)。

その他には、箱のデザインや中に入ってるチラシが変わった程度で、特に変化は無い様子。そこで、何か面白い違いは無いものかと、旧ドリキャスのと色々比較していたところ、面白いものを発見した。

それは、
「取扱説明書」

旧ドリキャスに付いていたのと比べると、使われている紙が より白い紙に変わっていたので、もしや、と思って比較してみると、ホンの些細な部分ばかりだが、あちらこちら加筆修正されているのを発見。

そこで、俺的に気になった加筆修正を、せっかくだから紹介。

Page.1(表紙)
表題の下のドリキャス本体とパッドのイラスト。旧取説では、
本体に比べてパッドがヤケに小さく描かれていた(ざっと4倍はある!W)ものが、新取説では正しい比率に修正されている。慌てていたんだろうなぁ…。

Page.7
「キャッチホンをご利用の場合」の所で、旧取説では「キャッチホンのサービスを解約されるか」となっていたのが、
「キャッチホン2サービスで呼び出し回数を0に設定していただくか」に変化。NTTのサービスの変化に、取説も迅速に対応。

Page.8
「遊ぶ前に」の所で、
親切丁寧にも TVのモードをビデオ入力モードに切り替えることについての説明が加筆。初めてTVゲームを触るという方には、この辺りもちゃんと書いておかないと、って事か。

Page.10
「本体メモリについて」の<1.本体ID>の所で、本体IDの目的が故障等で不良ロット追求という説明に加えて、
「その他にも、ネットワーク登録時の識別のためにも使用されます。」と加筆。っていうか今まで書かれてなかったのかー!?(^^;)

Page.13
VMの注意書きに、
「なお、VM専用ゲームは1つのビジュアルメモリに1つしか保存できません。」が加筆。2つ入れるとどうなるんだろう?(そもそも入ったっけ?)

Page.15
VMのファイル管理の注意書きで、
「なお、弊社は記録されたデータの消去や破壊につきましては、一切その責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。」が加筆。PSOのロストなども これに当てはまる?(ちょっと意味合いが違うか^^;)

Page.26
「修理ご依頼の手順」3の送料に関する説明で、
「ただし、保証期間内の場合は、弊社宛に着払いでお送りいただいて結構です。」が加筆。親切!親切ゥ! 知らずに送料負担して送ったら、その送料は後で返してもらえるんだろうか。

Page.28(巻末)
社名が
「株式会社セガ・エンタープライゼス」から「株式会社セガ」に。オヤクソク。

表題のドリキャスのイラストの件は本当にマヌケなので、初期のドリキャスをお持ちの方は、せっかくだから取説を確認してみる事をオススメ。

しかし、ゲーム機の取説をこんなにしっかりチェックしたのって、これが初めてだったのかー!?(W



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