2001/10/22
■廉価ソフトの2重値下げ調査
「ぼくのBestはBestじゃない」
|
とあるゲームのベスト版(2800円)を買う。
後日、違うお店で同じゲームのさらに安い廉価版(1500円)を見つける。
己のリサーチ能力のなさを呪うべきかもしれないけど、
なんだかやるせない。まだ安くなるかと思って、
ベスト版すら安心して買えないのはどうなのかね。
|
これは、
ファミ通10月26日号のクロスレビューでの近況欄に書かれていた、
プロアクション藤谷氏のコメントである。
たかだか1,500円のチープな麻雀ゲームが50万本を突破した頃から、
にわかに注目され、
いろんなメーカーがこぞって新ブランドを立ち上げている、
2,000円以下の低価格ソフト。
最初は価格なりのチープな内容だったのに、
いつからか「過去に発売されたソフト」が、
これまでのBestシリーズの2800円より更に安い、
廉価版として再販されているケースが目立つようになってきた。
しかし、その中には ベスト版で出ていたソフトを更に廉価で販売するような、
「2重値下げ」のようなソフトも含まれているらしい。
そこで気になった俺は、
2000円以下の廉価ブランド(新作は除く)と、
その中に含まれる2重値下げソフトを、
せっかくだから調査してみることにした。
題して、
「ぼくのBestはBestじゃない」ッ!
多すぎ。シャレになってない。
あまりの多さに、「こんなのヤメときゃよかった」
と10回は半泣きになった…。
ちなみにこれまで挙げたのは
「2,000円以下のソフト」だけ。
2,800円のソフトとなると、
「○○ベスト」と銘打った自社ベストが、
無秩序に発売されている(ソニーお墨付きの「PlayStation the Best」が霞むくらい)ので、
少なくとも発売から1年以上が経過しているソフトは
GAMESPOT JAPAN: ゲームソフト発売スケジュールや、
PlayStation Official Homepageの
Software Search
でベスト版や廉価版が出ていないか調べるベシ。
そうしないと、
「ベスト版が出ているのを知らずに定価で買ってしまった」とか、
「ワゴンセールで安いと思って買ったソフトなのに、
実は更に安い廉価版が発売されていた」、なんて罠にハマるかも…。
低価格ソフトが氾濫し過ぎている分、
いざ店頭で買おうにも、意外と見つけられない場合があるので、
以下のようなネット通販を利用するのも吉。
新作がPS2に移行していく分、
PSでは続々と過去のタイトルが廉価版として再販されるだろうから、
今は高い金を出して新作を買うよりも、まだ遊んでいないソフトの廉価版を購入する方が
賢い選択なのかもしれない。
そして、廉価版を一通り遊び終わる頃には、
その欲しかった新作の「廉価版」が出てる…かも?
追記(2001/11/14):
廉価再販の波は遂にPS2にも。
■SCEI、50万本以上のヒット作を新価格で販売 PS2「MEGA HITS!」シリーズ
|