【Home】 ↑Index


2002/01/06
「ゲーム攻略サイト」検索のコツ

サイト移転から1ヶ月以上が経過し、 トップページに設置しているアクセス解析のデータから、 最近では検索サイトからの来訪者も増えているようだ。 しかし、その検索に使用されたキーワードを見てみると、 ウチで扱っているデスクリムゾンやエコールとは何の関連も無いゲームタイトルも かなりの数が含まれていて、 特に最近、Yahooから”ゲーム名+攻略””ゲーム名+裏技”で来られる方が目立って増えている。 と言うのも、どうやら先月の 「GAME SHOW in 大阪」ネタの中で 出展タイトルを列挙したのが、今頃になって検索エンジンのロボット検索用データに反映され、それが誤検索増加の原因となっている模様。

予想外の事とはいえ、流石にちょっと申し訳ない気がするので、 せめてその方達が目当ての情報に行き着けるよう、 あまり大した事ではないが、ちょっとした検索のコツみたいなものを、 せっかくだから書いてみた。

◎「ゲーム攻略サイト」検索のコツ◎

■まずは「Google」を使え!
使うべき検索サイトは 「Google」。 検索対象は膨大で、速度も速く、 しかも人気サイトから順に表示される。 更に「キャッシュ」を使えばどの語句でヒットしたか一目瞭然。 詳しくは Googleの検索結果の見方 を参照。 このGoogleに比べると、YahooInfoseekgoo等は もはや過去の遺物でしかない。 Infoseek、gooは前からゴミデータしか検出されないので論外として、 Yahooは Googleとも提携しているので、 「Yahooカテゴリ型検索」+「Googleエンジンによるロボット検索」と一番使えそうだが、 カテゴリ登録は自己申告制で審査もある分、 ゲーム系サイトの登録数が非常に少ない。 しかも登録までかなり時間がかかる為、新作では皆無か、あっても企業の公式サイトくらいだろう。 それにYahooからではキャッシュ機能が使えないので不便。 これなら最初からGoogleを使うべき。 とにかくYahooを使っていた方も、今日からはGoogleを使うベシ。


■検索には「ゲーム名」に「固有名詞」をプラス
Googleは人気サイトから順に表示されるので、 ”○○○ 攻略”で検索しても大抵の場合は問題無いのだが、 まだ確実ではない。 例えば「A」というゲームの攻略サイトが 「B」というゲームを話題にしただけでも、間違ってヒットする場合があるし、 特にシリーズ物だと他の作品が引っかかりやすい。 そこで、検索キーワードに「ゲーム名」に加えて、 アイテムや武器、街、ダンジョン、キャラクターなどの 「ゲームに登場する固有名詞」を加える。 攻略サイトには大抵「攻略ルート」や「アイテム一覧」などが作成されているので、 そこに検索をヒットさせるのが一番確実。 ただし固有名詞は何でも良いワケではなく、 ”薬草”や”勇者”のように色んな作品で使われるものは当然駄目だし、 ドラクエで”ロト”や”スライム”のように、他のシリーズでも登場するようなものも駄目。 確実にそのゲームにしか出てこないモノ(キャラ名よりもダンジョン名がいいかも)や、 シナリオ上で重要なモノ(イベントに関連した重要アイテムやボスキャラなど)が良い。 ちなみにGoogleでは、 複数のキーワードで検索する際の区切り文字は、半角スペースでも全角スペースでも 同じ結果が返ってくる。


■最新のゲームは「前作の攻略サイト」から探してみる
確かにGoogleは便利だが、こと「最新ゲームの攻略サイト」に対しては万能ではない。 と言うのも、Googleにデータが反映されるのは、 サイトにデータがアップされてから早くて1ヶ月後。 だから、発売間もないゲームの攻略サイトはGoogleでも まず見つからない。 その場合、シリーズものなら「前作を攻略しているサイト」を探してみる。 前作に入れ込んでいるサイトなら、その続編もまた攻略される可能性がかなり高い。 プロデューサーやメーカー色の強いゲームなら、 その人物やメーカーが過去に手がけたタイトルから探してみるのも良いかもしれない。 例えばウチが、デスクリムゾンに加えて他のエコール作品を頻繁に 取り上げているように、何らかの情報が得られるハズ。


■ゲーム系専門のリンク集「ゲーマーズターミナル」
検索だけでなく、 ゲーム専門のリンク集を利用する手もある。 その最大手が 「ゲーマーズ ターミナル」で、登録サイト数では他の追随を許さない。 しかもただ登録数が多いだけでなく、使いやすく工夫されている。 ジャンルやゲーム別にカテゴリ分けされているので 目当てのタイトルが探しやすく、 登録時に「攻略」や「CG」、「小説」と キーワードも加えられているので、 攻略サイトだけを探すのにも非常に都合がいい。 そしてサイトオーナーによる自己申告方式で、 Yahooと違って審査も緩く、登録作業も約1日で行われるため、 検索サイトではまだヒットしないような新作の攻略サイトも、 ここではいち早く登録される。 ただし審査が甘いのは諸刃の剣で、 一口に「攻略」と言ってもその充実度は千差万別、 中には作りかけだったり、途中で投げ出されているところもある。 それらを見分けるポイントは「サイトオーナーのコメント」で、 ここに 具体的な内容がしっかり書かれているサイトから順に見ていく。 内容があやふやだったり、 攻略なのに「ぜひ来て下さい♪」と書かれたサイトにはハズレが多いかも。


■最速で情報を得たいなら「掲示板」をチェック
最速で攻略情報が集まるのは、ネットの掲示板。 メーカー公式サイトの掲示板や、セガ伝言板、大作ソフトなら いっしょにTALK!と色々あるが、 最も多くの情報が集まるのが、 「2ちゃんねる」「家庭用ゲーム攻略板」。 一度スレッドが立てば様々な情報がそこに集まり、 どんなゲームもスレッドの住人達の手に掛かれば、 アリに捕らえられた虫のように、あっという間に分解、攻略されていく。 そして利用者が多い分、雑誌でも攻略されないようなちょっとマイナーなゲームでも、 ここでひっそりとスレッドが立ち、攻略されていたりもする。 ただし攻略と言ってもそれは「掲示板への書き込み」なので、 情報はただの羅列でしかない(たまに親切な方が纏めてくれる事もあるが)。 だから必要な情報は過去ログを辿って自分で探さなければならない(過去ログを読まずに質問するのはタブー中のタブー)。 さらに2chでは、場所柄 野次でスレッドが荒れてしまったり、 不用意にネタバレが書き込まれたりする場合もあるので、 あくまで自己責任で利用するベシ。 ここをよく知らない方は All About Japan の『2ちゃんねる入門!』を参照。


と言うワケで、思い当たることを一通り列挙してみた。 どれも当たり前のような事ばかりだが、 アイテムや街の名前などで検索するなんてのは、案外気づいてない方もいたりして?

ただ、攻略情報の検索は 必要以上の情報(要するにネタバレ)に遭遇する確率も高くなる ので、楽をしようと あまり情報集めに奔走してしまうと、 シナリオの核心やラスボス、更にエンディングなども知ってしまい、 いきなりゲームがつまらなくなる場合も…(何度ネタバレ食らったか)。 最近のゲームはクリアするだけなら簡単なのが殆どなので、 まずはエンディングまで一通り楽しんで、 その後、見逃した点や隠し要素などをネットで調べるのが一番オススメ。



追記:
■All About Japan [Web素材] Googleで素材探し
Web素材の検索についての記事だが、Googleの色々な検索方法が解説されているので、 せっかくだから一読するベシ。



↑Index