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■SHUEISHA 『ジョジョの奇妙なピンボール』 少し前から 集英社コミックスニュースWeb で予告されていて、今日ようやく公開されたこのジョジョピンボール。 現在連載中の6部か、ゲーム化が予定されている5部のどちらかだと 思っていたが、意外にも『3部』。やたら絵がゴツいOVAとのタイアップだった。 しかし、それよりも意外だったのが、ゲーム起動時のロゴに見た文字、 スーファミの「スーパーピンボール」シリーズから、 セガサターンの 『ラストグラディエーター』、『ネクロノミコン』、 そして現在は PS2で 『AKIRA PSYCHO BALL』 を制作中の、 職人気質のリアルなピンボールゲームを作り続けるメーカー 「KAZe」( そして『ビルバク』 の開発メーカーでもある)。 ピンボールゲームとしてのこの名はブランドに近いものがあるが、 それをまさかこんな所で目にするとは。 ゲームの操作方法は、CTRLキーで左フリッパー、 SHIFTキーで右フリッパー、そして 左右の矢印キーで台を揺す事も可能(ただし画面は動かずボールだけ揺れる)。 ボールの動きもスムーズ。 ボールは5つだが、1万点以上+何らかの条件で、 エクストラボールとして『助っ人』が現れるのもニクイ。 台の仕掛けも含めてウソっぽくない、リアル指向な作り。 だがBGMは取って付けたようで個人的にはイマイチかも。 それで肝心の「ジョジョ」らしい部分はと言うと、 ゲームを始めると真っ先に聞こえてくる、 『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!』 ジョジョの代名詞とも言えるスタープラチナのオラオララッシュ、 それが、3つあるバンパーに弾かれる度に響き渡る!( 初プレイ時は大笑いしてしまい、そのままボールを落とした) だが、ジョジョらしい効果音が、 この『オラオラ』1つしかないのが非常に勿体ない。 ボールが特定の場所を通過すると右に演出が入るが、 イマイチな止め絵だけで喋らない。 DIOの『無駄無駄』も無い。 OVAで総じて不評を食らっていると言う、 川口浩探検隊やTVチャンピオンのナレーションの方によるオッサン臭い『無駄無駄』とやらを聴きたかった…。 ちなみに上位100位に入るか3万点を突破した場合、 OVAのダイジェストが見られるが、これも声無しなので期待してはならない。 ジョジョらしさではやや不満だが、 肝心のピンボールはWebで遊べるものとしては 非常に良い出来(というかマトモに遊べるWebピンボールというだけでも貴重)。 ハイスコアランキングも行われているので、せっかくだからヤリ込んでみるのも吉。
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