何かを残さなきゃ生きてるイミがないなんて悲痛。これまでは割とのほほんとしか描かれていなかった、あふれんばかりの才能を「持つ者」2人の、本当に背負っていたものというか、”業”というか…。ぬあー! 言葉にできんわ。アニメや映画になったからといって、ヌルい話で引き延ばしたりせず、こういう展開に持ってくるなんて、改めてこのマンガはスゴイ、と思った。
そんなバカな話あるもんか
少しはなれたところから二人を見つめるようにして、ディ・モールト良かった。絵柄は可愛いがちょっとクセもアリ。ジャンルとしては4コマだけど、それはテンポよく読ませる為のスタイルで、実はストーリーマンガという。棺を担いで旅をするクロと、喋るコウモリのセン、そして旅の途中で”拾った”、ニジュクとサンジュ(この名前の由来にはハッとさせられた)という2人の子供。距離を置くようで実はやさしく、時に厳しく、2人を見守り続けるクロと、次第にクロに心を開いていく子供達、服や靴の変化にも、ちゃんとした意味が込められていて、ああ、旅をしてるんだな、と実感させてくれる。特に「影」のエピソードは、やさしくて悲しくて、珠玉のエピソード。旅の理由や棺の意味などは、色々臭わせるものの、この1巻では明かされず、続きがディ・モールト気になるところ。でも刊行ペースは年1冊…。
黒い旅人はこう言いました。
「 でも、わたしはたぶん「はかせ」より
あの子たちになにもしてやれないよ。 」