ウルジャン4月号、5月号、6月号と3号連続で掲載されてきた、ルーヴル美術館とのコラボ作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』。その誕生秘話を明らかにするレポート「ARAKI HIROHIKO meets MUSEE DU LOUVRE report」の第3回が、ウルジャンのWeb増刊サイト「ウルトラジャンプエッグ」で公開ッ!
最後となるレポート第3回は、荒木先生への直接インタビュー「荒木飛呂彦に聞くマンガ×BD(ベーデー)への回答」。企画が実現に至った経緯、フルカラー作品について、主人公に「岸辺露伴」を選んだ理由、BDとマンガの違いについてなど、3ページに渡ってWeb掲載されている。ちなみに今回の企画は、2007年の荒木飛呂彦×高橋明也 – オルセー美術館展 スペシャル対談のきっかけを作ってくださった新聞社さんから依頼を頂いたのが始まりらしい。まさに、「人の出会いは『重力』」。
なお、日本版フルカラー単行本のリリース予定については、残念ながらまだ決定していないとの事。リリースされる事自体は決定しているので、ディ・モールト首を長くして待とう…。
- 「ユーロマンガ」4号掲載、荒木飛呂彦インタビューより。
荒木:驚きましたね。日本の雰囲気が消えて、何だろう、パリのムードが出ているんです(笑)。
(中略)
――それはパリが舞台だからですか?
荒木:いや、そうじゃなくて、絵の感じが。印刷とかインクの種類が違うのかもしれない。描き文字なんかは日本語のままなんですけどね。自然と画面からムードが醸し出されていてびっくりしました。自分の作品じゃないような気がします。白黒のときはそうは思わないんですけど。特にこの青の色とかが日本のものとは違うんじゃないですかね。濃いっていうか香り高い青なんですよ。この黒のインクの感じとかも日本のマンガじゃないみたい。
- ARAKI HIROHIKO meets MUSEE DU LOUVRE report #1 「ルーヴル美術館が展開するBD(バンド・デシネ)プロジェクト」(関連記事) / report#2 「フランス取材記 荒木飛呂彦 ルーヴルへ行く」) / report#3 「荒木飛呂彦に聞くマンガ×BD(ベーデー)への回答」(ウルトラジャンプエッグ)
- 荒木飛呂彦先生CELEBRATESッ!! / 荒木飛呂彦先生関連情報まとめ(ウルトラジャンプ公式サイト)
- 『SBR』と『岸辺露伴ルーヴルへ行く(後編)』のW掲載! ウルトラジャンプ2010年6月号、5月19日(水)発売!
インタビューに加え、Web未掲載の写真も掲載(モノクロなのが残念)。 - 国内最速ッ!? フランス語版『Rohan au Louvre(岸辺露伴ルーヴルへ行く)』、紀伊國屋書店に入荷!
フランス語は読めなくても、ウルジャンと照らし合わせれば、人足先にフルカラーで堪能できるッ! - 「Rohan au Louvre」!! ルーヴル美術館『小さなデッサン展』に荒木先生の新作原画が展示! / 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』複製原稿4点も展示! 「ウルジャンまつり in アキバ」