【モノクロ版コミックス】
ジョジョ第1部~第6部は1冊500円の「ビッグボリューム版」(文庫版と同じコミックスの約1.5倍のボリューム)。内容も文庫版そのままで、荒木先生の「あとがき」も収録されている。文庫では出ていない第7部『スティール・ボール・ラン』、連載中の第8部『ジョジョリオン』は通常のコミックスと同じボリューム。なお、荒木先生の著者近影は収録されていない(←コアなジョジョファンにとっては最大の欠点)。価格はコミックスとほぼ同じ400円。
【デジタルカラー版コミックス】
ジャンプコミックスをベースに、全ページがデジタル彩色された、電子書籍ならではのカラー版コミックス。値段は手間ひまかけてこさえてある分、少し高めの1冊500円。ジャンプでカラー掲載された分はそのまま収録か!?と思いきや、ジョジョ第1部~第6部は、扉絵や見開きなど1枚絵は荒木先生のカラー原稿がそのまま掲載だが、漫画のコマのページは、キャラごとの固定カラーで塗り直されている。カラーページ再現はジョジョ総集編やジョジョニウムの特権となる。
(デジタルカラー版『ジョジョ第4部』1巻より)
かと思いきや、第7部『スティール・ボール・ラン』と第8部『ジョジョリオン』は、カラー掲載分は雑誌掲載時のカラーページが完全再現されている。(ややこしい) カラー版『ジョジョリオン』は現在3巻まで刊行中。(カラー版『ジョジョリオン』1話試し読み)
(デジタルカラー版『ジョジョリオン』1巻より)
[まとめ買い] ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン カラー版
【短編集、初期作品、その他関連書籍】
『岸辺露伴は動かない』はコミックス準拠(ただし著者近影はなし)、『死刑執行中脱獄進行中』『ゴージャス★アイリン』は愛蔵版準拠、『バオー』『ビーティー』は文庫版準拠。集英社新書からの荒木先生の著書は帯カラーイラストも収録されている。なお、『変人偏屈列伝』と各ノベライズは、2016年3月現在ではまだ電子書籍化されていない。(乙一先生の本は続々Kindle化されているのに。)
魔少年ビーティー (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
死刑執行中脱獄進行中 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)