『JOJO IN PARIS』!! 荒木飛呂彦先生の個展がフランスのパリで開催


2003/04/15:

正直、驚愕!! ストーンオーシャン連載終了後の次なる活動は、パリでの個展だったッ!! 場所はフランスにあるギャラリー「VEDOVI」パリ店舗。サイトも勿論フランス語AltaVista-Translate英訳、更にそれを日本語訳で、ある程度は読めるかと)。サイトにはサンプルとして5点のイラストが紹介。ギャラリーでは計40点ものイラストが展示されるとか。

この『JOJO IN PARIS』の開催期間は4月30日まで。ギャラリーの営業時間は、毎週火曜~土曜の 10:00~13:00、14:00~19:00。住所もコチラに書かれているので、強者のファンは今すぐパリ旅行を手配だッ!(流石に無理があるか^^;) なお、もしかするとギャラリーには荒木先生もいらっしゃるのかもしれないが、生原稿を見てサインまで貰ったりした場合は、帰宅後に体重が不自然に減っていないか確認しなければならない(冗談)。


2003/04/23:

フランスのジョジョファン frederic chassagne さんが撮影された、パリのギャラリーで開催中の荒木飛呂彦先生の個展『JOJO IN PARIS』の写真を、台湾のジョジョファン spooky さんのご紹介によりゲット!(ディ・モールト・グラッツェ!) やはり荒木先生はパリにいたッ!
























注目すべきは、ギャラリー入り口の写真に映っている、ショーウィンドウに飾られたジョルノのイラスト。よく見るとこれは、先日放送された『週刊少年「」』の中で、荒木先生が「最近は絵をでっかく描く事にハマッている」として見せられていた、縦100cm×横60cmで描かれたジョルノの完成版ッ!! 個展に向けてのイラストだったとは、正直、驚愕!!







荒木先生のパリでの個展は4月30日まで開催中。この為だけにわざわざ日本から行かれたという強者は、いないのだろうか。


2003/05/07:

『JOJO IN PARIS』のリポートが、s-manga.net – ジョジョの奇妙な冒険 スペシャルコーナーにて公開中ッ!!(テレビの左にある”JOJO IN PARIS 個展リポート”をクリック)。豊富な写真をオート再生でゆったり眺めていると、まるで個展に足を運んでいるような気分!?

そしてリポートの最後には、荒木先生からの音声メッセージ!

Q1.今回、個展をされた理由は?
漫画には色んな魅力があるが、画家・絵描きとしての魅力もあると思うので、その辺を開拓していきたい。

Q2.場所にパリを選んだのはなぜですか?
フランスでの原画展を、日本の読者にあまり教えなかったのは、「漫画を読んでいない人に絵を見て頂きたい」。

Q3.個展をされたご感想は?
パリでやってみて色んな人種や年代の方に来ていただいて、「絵に国境はないんだな」と感じた。客の入りの方は大盛況。

「JOJO」そして荒木飛呂彦先生の活動は、世界に広がる――。


2003/05/12:

RYOWEB – THE NEW GROOVE STYLE WEBZINEで紹介されていた、『JOJO IN PARIS』での荒木飛呂彦直筆サイン3点! フランス語版『JOJO』は、まだ3部の序盤辺りまでしか出版されていないようだから、向こうのファンからすれば、「柱の男」は割と最近のキャラなのかも。


2003/06/09:

漫画・イラスト・アニメ・ゲーム《ストーリー&キャラクター》表現の総合誌『S~エス~』第3号(2003年6月6日発売)にて、4月にパリで行われた荒木飛呂彦個展「JOJO IN PARIS」の記事が掲載!! 
記事は全5Pで、ジョルノの描き下ろしイラスト(見開き2P!)、荒木先生と画廊オーナーのパオロ・ヴェドヴィ氏へのインタビュー(2P)、個展レポート&描き下ろし徐倫イラスト(1P)。

インタビューでの荒木先生の発言から、特に気になったものを3つ紹介。

  • (絵についての質問の中で)「マンガ家はたくさんの役割を持っていて、脚本家やカメラマンや俳優などがあったりするけど、画家みたいなところもあるのかなって思う。僕はそういうタイプの漫画家だと思うので。」
  • インタビューで画廊オーナー、パオロ・ヴェドヴィ氏から、早くも次回開催の話が。それに対し荒木先生は、「プロポーズがあったら地の果てまで行ってもやりますよ(笑)。すごい喜んで。」
  • (今後の抱負を聞かれて)「僕はいつも「勇気」みたいなものをテーマに描いてるんです。やっぱり読んでる人に元気を与えたいかなって。ネガティブな方向には走らない、そこだけ気を付けて行こうと思っています。」

インタビューは荒木先生よりもヴェドヴィ氏のコメントが多め。今回個展が行われた画廊「Gallery VEDOVI」は、いつもはルノアールやシャガールなどを展示している老舗で、漫画のイラストを展示するのは初の試みだったとか。