集英社リミックス 特別インタビュー「荒木飛呂彦 吉良吉影を語る(前編)」

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またもやリミックス vol.27から。
今回のリミックスでは、特別インタビューとして「荒木飛呂彦、吉良吉影を語る(前編)」が巻末に収録。4部や吉良吉影について、3ページに渡り語られている(しかもまだ前編!)。このインタビューから、注目の発言をいくつかピックアップしてみた。

  • 杜王町のモデルは、荒木先生が子供の頃暮らしていた近所に出来た新興住宅地。”僕はそこに素敵さよりも不気味さを感じたんですよね。「大丈夫かなあ」っていう。みんな幸せそうな電気の光とかが見えるけど、でも家の中では何してるのかわからない。”
  • 80年代ぐらいから、殺人者たちの動機が知りたくて、殺人鬼の本を好んで読んでいた。”人間として生まれて、なんでこういうことするかな、みたいな。そういうのがすごい好きだったし、そういう人の行動も不気味だった。”
  • 4部で「最大の敵」がなかなか登場しなかったのは、目的となる強敵を出してしまうと、読者の興味がそっちに行ってしまう為。”いつでも現在やってる話に注目させたかった”
  • 吉良という名前は「”キラー”=殺人者」から。ジョジョのように頭文字が揃うのが好きなので、名前も”吉”で合わせて、吉良吉影。
  • DIOやカーズの頂点思考は、当時の日本経済(バブルのような)の影響を無意識に受けていた? そして、吉良については、”吉良を描いていた時代には、やはり平穏が求められていたんですよね。幸せっていうのは、人間の頂点に立つことではないという。”
  • ”あと仗助のヘアースタイルはね、編集にも「今時こういう主人公やめて下さいよ」みたいなこと言われたんですよ。”

これはホンの一部。かなり読み応えがあるので、リミックスを普段チェックしていない方も、今回は立ち読みor購入するベシ。それにしても、こんなに語ってしまって、4部文庫版のあとがきで書くことが無くならないか、ちょっと心配。

インタビュー後編が収録される「vol.28」は、1月26日(月)発売予定。

関連:

1位:東方仗助、2位:吉良吉影、3位:ブローノ・ブチャラティ、4位:ディアボロ、5位:ジョルノ・ジョバァーナ、6位:ジョセフ・ジョースター、7位:グイード・ミスタ、8位:空条承太郎、9位:重ちー、10位:DIO

『jojo a go!go!』より、「作者人気投票キャラクターベスト10!」
船越:今まで手に余っちゃった悪党っていうのは誰でしょうか?
荒木:やっぱり吉良吉影っていうリアリティあるやつがいるんですけど、あいつ何でもありなんですよ。あれは……あの時はちょっと……。でも、僕は好きなんですよ、あいつ!
船越:吉良好きなんですか。
荒木:好きなんですよ! なんかちょっと「お前も分かる」っていう所があるんですよね。

フジCS『週刊少年「荒木飛呂彦」』より
それにしても、好きな音楽を楽しめない彼を描いてて、何か涙が出てきた。

『死刑執行中・脱獄進行中』より、「デッドマンズQ」あとがき
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