荒木飛呂彦先生のイラストが、米生物学誌「Cell(セル)」の表紙に!!

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asahi.com時事ドットコム表紙拡大)、サイエンスポータルなど、複数のメディアで報じられている通り、
米医学生物学誌「Cell」Volume 130 (2007年9月7日発行)の表紙を、荒木飛呂彦先生のイラストが飾った事が明らかに!! このイラストは、同誌に掲載された瀬藤光利・生理学研究所助教授(三菱化学生命科学研究所グループリーダー兼務)らの成果をイメージしたもので、プレスリリース「図4. SCRAPPER(壊し屋)がRIM1にユビキチンを付加するモデル図」によると、神経伝達物質が異常に放出するのを抑えるため、“壊し屋タンパク質(SCRAPPER)“が、破壊すべきタンパク質RIM1(赤い円盤形のもの)を攻撃し、ユビキチン(小さいハート型のもの)を付加することで分解に導く様子を擬人化して表現したもの、との事。ハートをあしらったデザインが、どことなく「クレイジーダイヤモンド」を彷彿させる?
(大き目の画像はasahi.com時事ドットコムに掲載中! どちらも一定期間が過ぎると消されてしまうので、保存するならお早めに!)


「Cell」の表紙は、これまで細胞やDNA、脳のイメージなど、”いかにも学術誌らしい”表紙が使われてきており(バックナンバー一覧も参照)、海外の著名な学術誌の表紙を、日本の漫画家が描くのは極めて異例とのこと。
Cell Onlineでは現在、荒木先生による表紙イラストが掲載、また[Cover Caption](ページ下部)には、次の一文が記されている。

On the cover, the purple SCRAPPER humanoid is putting blue heart-shaped ubiquitins on the red RIM creatures. Japanese manga artist Hirohiko Araki created the cover image with scientific direction from Drs. Setou and Ageta.

カバーでは、紫色の人型”SCRAPPER”は青いハート形をしているユビキチンを、赤いクリーチャーRIMに置いています。 日本人のマンガ芸術家の Hirohiko Araki はSetouとAgeta研究者から科学的指示を受け、カバーイメージを作成しました。
翻訳を使いながらの意訳。間違ってたらスイませェん…)

そして驚くべきことに、今回、荒木先生のイラストが「Cell」の表紙を飾るキッカケとなったのは、あの文芸ジャンキー・パラダイスのカジポンさんへのメールだった! 
研究チームを主導する瀬藤准教授や他のメンバーが、実は大の「ジョジョファン」で、研究論文が『Cell(セル)』の筆頭論文として掲載されることが決まった時、“表紙を飾る絵を大好きな荒木先生にお願いしたい”という思いから、文芸とジョジョの両方に通じるカジポンさんに、研究チームから相談のメールが届けられたという。そしてカジポンさんは、昨秋の荒木先生のパーティーで生まれた繋がりを紹介&集英社に持ち込む資料を素人の立場から検討、そこから話はどんどん「良い方向」に展開していき、そして今回の表紙掲載に至ったという(詳しい経緯は文芸ジャンキー・パラダイスの9月7日のコメントを参照)。
“3回論文が載ればノーベル賞が見える”とも言われているような雑誌に、日本の研究チームの論文が掲載され、その表紙を漫画家の荒木先生が手がけた事によって、各メディアで大きく取り上げられ、より多くの人が知る事となった(当サイトへのタレコミも、1日で90件超と過去最大!!)。
瀬藤さんと研究チーム、カジポンさん、Cell編集部、そして荒木先生に、ぼくらは敬意を表するッ!!

最後に、プレスリリース(研究内容について分かりやすく書かれているので必読!!)より、冒頭の一文を紹介。

 今回の発見について荒木飛呂彦氏(”ジョジョの奇妙な冒険”などの作品で有名な日本を代表する漫画家)が、壊し屋が伝達タンパク質を攻撃しているところをイメージしたイラストを描き、そのイラストが医学生物学で最も権威ある雑誌の一つであるCell誌の表紙になります。子供たちの理科離れが問題になる昨今ですが、この”Japan Cool!”のArtとScienceのコラボレーションが科学に興味を持つ子供たちが増えてくれるきっかけにもなってもらえれば幸いです。


#ジョジョファンなら何とかして手に入れたい所だが、これまでに頂いたタレコミによると、「Cell」は現在エルゼビア日本支社では取り扱われておらず、直接、Cell Subscriptions(英語)から申し込むしかない模様。申し込まれた方によると、一冊50$(要クレジットカード)、との返答を頂いたとの事。また、購入は難しいれけどどうしても表紙が欲しい!という方は、大学の文献複写(ILL)でコピーを取らせてもらうのも手(「Cell」が所蔵されている大学図書館の一覧(後ろに”+”が付いているもの))。
ただし、Cell誌は日本には電子版から1,2ヶ月遅れで一般の図書館、研究室に雑誌が到着するらしいので、今スグ行っても無駄無駄足になる可能性も。

(情報グラッツェ!<
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