SBR感想 #39 真の力(3)

ジャンプコミックス『スティール・ボール・ラン』 17巻に収録!
(#64:「チョコレート・ディスコ その1」)
スティール・ボール・ラン #39

#39 真の力(3)
[33P] 最後の遺体「頭部」を懐胎したルーシー。スティール氏救出に成功したウェカピポ。ジャイロとジョニィが、ディオが、大統領が、運命の場所「独立宣言広場」に集う! そして――!?

【今月のSBR 感想サイトリンク集】

  • ●トビラ絵はディエゴ……というか、3ページに渡ってのオールスターの紹介となっています。それぞれの思惑が交錯する現況を見直すにはちょうど良いですねッ!
    穏やかな笑みが逆に不気味なディエゴ。彼の年齢は20歳との事。でも、老婦人と結婚したのが20歳の頃だとジョニィが言ってましたよね。その半年後に婦人が死んだ、とも。つい最近の出来事だったみたいです。SEXYに寝そべるルーシーは、よく見るとお腹がぷっくり膨らんでおります。お腹の子はスクスク育っています。大統領の年齢は48歳。若く見えて、意外といい歳でした。人間に限定すれば、史上最高齢のラスボス的存在。
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    サイト:あらき100%
  • いよいよ舞台は最終決戦の地へ!!
    いきなりジャイロが荒業を披露してくれました。
    馬糞を口にして、馬を断定した!?
    凄いけど、絶対まねしたくない技ですね(笑)。
    すぐに分かったという事は、以前にも口にした事があるんでしょうか?
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  • 人物紹介にはまだ「ホット・パンツ」が!
    今後も活躍するんだろうか?
    大統領(48)ってどんだけー

    おもむろに「馬糞」を舐める「ジャイロ」。

    「ヤツの馬のだ」

    って、前から密かに確認してたってことですか?
    衛生的にどうなの?とか考えてしまうわ。
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  •  今回は何が起こったのかさっぱりわかりません!考えるのをやめてもいいですかね?いや、ほんと、これは情報量が少なすぎて辛いです。とりあえずとりとめもなく書いてみます。

    【疑問】
     ディオはどこに向かっていて、何をしようとしているのか?
    【予想】
     頭部を探し中。ただ闇雲に探しているようには見えないので、頭部のありかのヒントをどこかで得ている可能性もあるかなぁと。左眼を持っていることですし、ルーシーが孕んだことが何かしらの形で伝わっているとか何とか。
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    サイト:空気供給管
  • 最終決戦を前にして、各キャラの現状把握とおさらいです。バラバラに動いていたキャラクターたちが今話から集結してくるので、クライマックス前の状況整理をしてくれるのはありがたい。紹介対象は主に、遺体争奪戦線に絡んでいる方々。ポコロコやノリスケといったレース方面のキャラはひとまず保留です。で、そのキャラ紹介を見てて思ったのだけど、若妻ルーシー(14)がマタニティで妖艶さに拍車がかかってたり、大統領があの顔で実は50近くて、「50といえば じじい!ゴクリ…だよん ふつう」という事で波紋使いである可能性が出てきたり、ホット・パンツもちらっと居るので復帰に期待せずにはいられなかったりと気になるところもりだくさんです。
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SBR 感想サイト、キャモオオオ――ン!

今月号の『SBR』の感想サイト、お待ちしております!




交錯する思惑…
不可避の激突――!!


最終決戦の地…全ての因縁が集い、ぶつかる!!

(今月号のアオリより)

冒頭は、登場人物の動機・状況の纏め。ルーシーに付けられた、「もう抜け出せない」という無慈悲なコメントに、ゾクリ。
「ストーンオーシャン」では最終17巻、「メイド・イン・ヘブン その4」で、こういったものが書かれていた。レースのゴールではないが、このフィラデルフィアが、最終決戦の地となるのだろうか。
各キャラの年齢もここに来て明記された。

  • ディエゴ・ブランドー(20)
  • ルーシー・スティール(14)
  • ヴァレンタイン 合衆国大統領(48)
  • ウェカピポ(31)
  • スティーブン・スティール(53)
  • ホット・パンツ(23)
  • ジャイロ・ツェペリ(24)
  • ジョニィ・ジョースター(19)

意外と若かったり、老けていたり、なかなか興味深い。
スティーブン・スティールの年齢は、SBRコミックス2巻の番外編では51歳だったハズだが、ジョジョの世界では「後に言う方が正しいんだよ(ミスタ)」

フィラデルフィアの街に遅れて到着したジャイロとジョニィ。
ジャイロはレロレロレラと「馬糞」の味から、Dioが5~6分前に通過した事を察知。
しかも、Dioの馬の足跡の側には、Dioを追跡する『もうひとり』の足跡。
「急ぐか… ところで、オレらの敵はそいつを入れて全部で何人だ………?」

独立宣言広場にやってきた2人。時刻は午後3時59分。
広場には、ボールで遊ぶ子供達や、子供をあやす姉妹(それとも親子?目がディ・モールト怖い…)、絵を描く老人など、街の人々が思い思いの時間を過ごしている。
その広場の反対側の路地に、Dioが入っていくのを目撃。しかも、その後をウェカピポが追跡している。
さっきの「馬の足跡」はウェカピポ!? しかし馬通ジャイロは、即座にそれを否定する。
(ところで、さっきの「足跡」は、人じゃあなくて馬だったのね。『蹄』の横の『靴』っぽい足跡や、「もうひとり」という言い回しで、てっきり『人』だと思った)

謎の状況に、思わず「見当もつかねえ…」と呟くジャイロ。だが、誰よりも早くDioをブチのめし、『眼球』を奪う目的には変わりはない。
ここで、「ひとつだけハッキリと確認しておきたい事がある」と切り出すジョニィ。
Dioから左眼球部を奪うにあたり、もしDioが「スタンド」で反撃してきたら、その時はどうするつもりか。
「ぼくはヤツを「撃つ」つもりでいるが」、それが自然で当然のように言うジョニィの瞳には、あの『漆黒の炎』が灯っている。
しかしジャイロは「絶対に殺すな… ……いいな!」と制す。そして、ジョニィの襟首を掴みながら、逆にハッキリと、こう言った。

「目的は「遺体」だけだ!…オレらはテロリストじゃあねぇ
 ブチのめして「左眼球」を奪うッ! 「聖なる」もののために!
 それだけだ! 他に何をするっつんだ!?

そんなジャイロに、ジョニィは分かったと言うが、内心は冷ややかだった。「人の『怒り』は増幅する………そんな、事が簡単に済めばいいがな……」。

二手に分かれて、Dioの追跡を開始するジャイロとジョニィ。
双眼鏡で様子をうかがうジョニィは、窓に映る「馬」に気付く。
その直後、ジャイロの背後から、怪しい男が歩いてきた。Dioを馬で追跡していたのも、この男!? だが驚くべきは、その男ではなかった。ジャイロが背を向けた方向から、また別の男が近付く。それは、合衆国大統領、ヴァレンタイン(48歳)!! 町中で! 単独で! スタンドを見せつけるように出しながら! 悠々とジャイロに迫る大統領!! 絶叫してジャイロに知らせるが、なぜかジャイロはそれに気付いていない。
援護射撃をしようとしたその時、ジョニィの横から「誰か」が銃口を突きつけ、避ける間もなく凶弾は「頭部」に命中。
「……おまえ…… ぐっ……」 血みどろで倒れるジョニィ。

「おまえ……」と言っている事から、ジョニィが知る人物である可能性も!? 
アオリも衝撃的な、『ジョニィ…死す!? 敵は何人だ――!?』
残る遺体は『頭部』で、ジョニィが撃たれたのも『頭部』なのは、偶然なのだろうか。ことさら『何人』が強調されているのも気になるところ。

撃たれたジョニィの安否は!? ジョニィを不意打ちしたのは誰!? 『大統領』と『謎の男』に挟まれたジャイロは、この状況をどう切り抜けるッ!? 
次号、ウルトラジャンプ2008年09月号(8月19日(火)発売)に続く!!