SBR感想 #44 大統領が来る!(2)

ジャンプコミックス『スティール・ボール・ラン』 18巻に収録!
(#69:「D4C(ディー・フォー・シー) その4」)


スティール・ボール・ラン #44

#44 大統領が来る!(2)
[47P] 大統領に立ち向かうディオとウェカピポだが、その“謎の能力”を解明する糸口すらつかめない。どんなダメージを受けても復活してくる大統領に隠された秘密を暴けるか…ッ!?

【今月のSBR 感想サイトリンク集】

  • ●トビラ絵は、橋の上に佇む大統領のスタンド!禍々しくも美しい、実に絶妙なデザインですね。このまま彫刻にでもしてしまいたいくらいカッコイイです。
    橋の上っていうシチュエーションも、後述する彼の能力を暗示しているかにも見えます。まさしく、別の世界へ橋を架けるスタンド。

    ●鉄球=意志!!6部を彷彿とさせるアオリで幕を開ける今回。明確な敵意・殺意を持って、とうとう大統領へ鉄球をブチ当ててしまったウェカピポ。これで自分の居場所はどこにも無くなったのです。しかし、彼の心には絶望などなく、清らかな希望さえ芽生えていました。
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    サイト:あらき100%
  • 前号に引き続きで、いきなりバトルという展開!

    ディエゴ、ウェカピポ視点です。

    かなりディエゴが本気出してます!
    「URYYYYY」と叫びましたからね!
    このあたりは、往年のファンには涙モノでしょう。
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  • ついに「ジョニィ」銃撃の真実が明らかに!

    でも、いともたやすくは理解できねぇ!
    イマイチ俺の中では繋がらねぇわ。

    大統領の能力もイマイチ理解できないしなぁ。
    でも無敵すぎるってのは、完璧に理解できた。
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  • 結論から言うと、
    大統領のスタンドは、
    「同じ場所に隣の世界を 同時に存在させられる」
    能力。

    意志を込めた鉄球をウェカピポ。
    その鉄球を顔面に喰らった大統領。
    しかし、直撃部にはポッカリと穴が開き、大統領にダメージはなさそうだ。
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    サイト:しやわせ空間
  • がさらなる謎を呼び、半年たった今でもこの謎は解明されない――!?
    大統領との戦いが始まって、クライマックス感が高まる一方、肝心の敵の能力については未だによく分かっていません。
    果たして今月号は?
    という事で注目の1月号なのですが、今回は47ページで登場しました。
    ここに来て、完全にコミックス4話収録ペースになってしまいましたね。
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  •  能力の説明がされましたが、率直によくわからんです。なんとなくマン・イン・ザ・ミラーっぽい印象を受けますけどねぇ。大統領の場合は鏡など特定のものいらずで、どこにでも入り口が作れてしまいそうな。そして、パラレルワールドを自由自在に行き来できて、それぞれの世界をつなぎ合わせることが出来る能力ってことでいいんでしょうか。パラレルワールド同士の時間軸はずれていないと思います、たぶん。
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    サイト:空気供給管
  • や・・・ヤバい。スタンド能力とスタンド名に惚れてまう。
    【D.D.D.D.C いともたやすく行われるえげつない行為】略しD4C。
    同じ場所に隣の世界を同時に存在させる。なんという狂気じみた能力。
    つまり大統領の能力は【時空を操れる能力】なのか。
    時間は操れないわけね…。時間が絡んでるように感じたが、それすら超えてたわけだ。
    ううーん、勝てる気がしない。
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    サイト:memo(´し_`)mon
  • 最高権力者の能力は

    君 臨 す る 。

    扉絵は大統領のスタンド。
    この異色のデザインはまさにラスボス。
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  • 行する不可解なクライマックス!
    いよいよ、SBRも佳境に入ってきました。

    ウェカピポは大統領に鉄球を投げます・・・これで彼の「居場所」は無くなった・・・
    ただのちっぽけな女の子のために彼は国を敵に回してしまったのです!!
    しかし、彼はつぶやく「オレの気分も結構・・・清らかだ」と。
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  • 荒木氏へのインタビューで

    Q:では“第7部”のテーマは?
    A:「旅によって、人間はどんな風に成長するか?」。それは人間性だけでなく、技とかも。
    http://www.gpara.com/pickupnews/news/20060913.php

    というのがありましたが、
    ウェカピポの成長が描かれました。
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  • まず大統領のスタンドかっこよすぎる堂々かつsexyなポージング 場所が橋とゆう事は後で知りました、多分

    そしてウェカピポかっこ良すぎます「居場所」をなくし国を敵に回してでもルーシーの護衛に向かい(台詞の一部→)「何か意味のある「大きなもの」のために護衛ができればそれでいい」ってかなりかっこいいっす
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  • 慎重に慎重を重ねてきたウェカピポでしたが、大統領の脅威を前にDioの援護を決意。これによりDioのデレフラグが屹立し、ウホッな即席タッグが形成されました。ウェカピポが、なんかルーシーの事を守るためにこの国を敵に回してしまったとか言ってますが、これは当然フェイクで本音はDioを守るためと見るのが自然でしょう。鉄球投げたあとの手がエスコートしてるように見えるからふしぎ。色々ふっきれたから清らかなんですね、わかります。ようこそ、男の世界へ。
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進行する不可解なクライマックス!
最高権力者の能力(スタンド)



君 臨 す る。

“☆鉄球(イコール)意志!!” 
ジョジョ6部を彷彿させるアオリだが、ここに来て担当編集者のテンションも相当上がってきたかッ!?(笑) 
アメリカ合衆国大統領を攻撃する、つまり「この国を敵に回す」ことを選んだウェカピポ。会ったこともないルーシーの為に、結果的に何処にも居場所が無くなってしまったウェカピポ(ルーシー…恐ろしい子!)。それでも、「これでオレの気分もけっこう……清らかだ」

そんな覚悟の一投だったが、やはりというか、大統領には効いていない。
恐竜化による肉弾戦を試みるも、首を掴んで叩きつけたはずの大統領が、なぜか消えたかと思うと、何とDioの体、背中から現れる。


『Dirty deeds done dirt cheap』
“いともたやすく行われるえげつない行為”

直後の攻撃を、ウェカピポの護衛鉄球「左半身失調」でかろうじて回避し、そして左側からの死角をついて攻撃するも、またしても大統領は消えてしまった…。
しかし、「残り香」からヤツがまだここに居ると確信するDioは、ウェカピポの警告を無視し、そのにおいのする「国旗」をつかみ、裏返した。

いた。そこには「平面」のヴァレンタインが、どっこい生きてる旗の中。すかさず「URYYYYYY」とラッシュを叩き込むッ! だが逆にDioはその「国旗の中」に、上半身を引きずり込まれてしまう。そしてDioが見た光景は、ウェカピポと、2人の大統領と、もう1人のDio
ジョジョ5部のマン・イン・ザ・ミラーのようだが、左右反転はしていないし、人もいる、間違いなく「現実」の世界。しかし、じゃあこの場所はいったいッ!? 「半分だけな……こっち側に入れてやる!」 身動きが取れない半分だけのDioから『左眼球』を奪い取ると、意味深な言葉を残し、とどめを刺さずに一歩引いた。直後、上半身だけのDioの肉体が「ブロック状」にえげつなく飛び散り始めた。そしてもう1人のDioの肉体も、同様に崩壊を始める。
「Dioの『体』が半分に!! ど…どうなっているッ!」

そして時間は巻き戻り、遂に明かされる8分前の大統領の行動と、その恐るべきスタンド能力!


同じ場所に
隣りの世界を
同時に存在させられる

それがスタンド能力
“いともたやすく行われるえげつない行為”
『D・D・D・D・C』(ディー・4・シィー)

大方の予想通り、この世界とソックリだが別にある「隣りの世界」「パラレルワールド(Wikipedia)」的な能力のようだが、単なるパラレルワールドではなく、「隣りの世界」を自由に出入りすることで、まるで瞬間移動のように移動し、かつ、「隣りの世界」を「同時に存在させる」ことで、ジョニィに大統領を目撃させつつ、背後から不意打ちを食らわせた。そして、Dioやウェカピポがジョニィを撃った件も、この「隣りの世界」での行動を同時に存在させた結果、つまり「隣りの世界」でDioもウェカピポもそれぞれ銃を撃たされていて、その結果を重ね合わせるように「同時に存在させた」、という事らしい。
(もしくは、隣の世界から「銃撃した大統領」を複数持ってくる → 辻褄合わせでその場にいた別の誰か(つまりDio、ウェカピポ)が撃った事になる?? そこんとこだが、現時点ではおれにはようわからん) また、対象を「隣りの世界」に引きずり込むことも可能だが、引きずり込まれた人物が、もう一人の「自分」と出会うと、「自分が2人いる」という矛盾を正すかのように、肉体が崩壊を始めるらしい。

「☆明かされてゆく大統領の能力…!!」(後ろアオリ) 
スケールも、名前の長さもブッ飛んでいる、まさにラスボス級の能力『D・D・D・D・C』! Dioはこのままリタイアしてしまうのかッ!? ウェカピポはどう動くッ!? そして次こそは、ジャイロとジョニィのターンッ!? 
次号、ウルトラジャンプ2009年2月号に続く!!…と行きたい所だが、欄外には無情にも“次号2月号は休載いたします。”の文字。これぞ正に、“いともたやすく行われるえげつない行為”…。スタンド能力についてあれこれ悩みながら、2ヶ月後のウルジャン3月号を待とう。

#なお、今月号からウルジャンの巻末目次に、ファン待望の「作者コメント」が追加ッ! 荒木先生のコメントは、「コメント、本当久しぶりでマジ緊張します。UJ、これからもよろしく。」

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