荒木先生の短編作が原作で、俳優・森山未來さん主演による舞台『死刑執行中脱獄進行中』。この舞台の構成・演出・振付を行う長谷川寧さんと、音楽監督の蔡 忠浩さんによる対談記事が、フリーペーパー『Confetti』11月号に掲載されている。(記事ページ)
記事では舞台のプロットを原作者・荒木飛呂彦先生が読んだときのエピソードとして、こう書かれている。
長谷川「『無理だろう』と思いつつ出した企画だったので、本当に実現しそうだとわかったときは、逆にドキドキしてしまいました。プロットを読んだ荒木先生からはひとこと、『センスを見せてくれ』とコメントがあったと聞き、それに僕らは思わずざわっと色めき立ちました(笑)」
まさに、ジョジョ第4部で鼠狩りをした仗助のような、「プレッ プレッ(ゴクリ) プレッ プレッ プレッ プレッシャアーッ」といった心境だったに違いない。これまでの情報によると、『死刑執行中脱獄進行中』と『ドルチ』の2作品を組み合わせた内容で、ダンサーたちがトラップ(処刑道具)を表現するなど、摩訶不思議な世界を「身体」で具現化させていくことが明らかにされている。
舞台『死刑執行中脱獄進行中』は2015年11月20日から東京公演が始まり、その後12月末にかけて、仙台、広島、札幌、富山、大阪でも上演される(チケット&公演日程 大阪公演はチケット完売済)。公式サイトには森山未來さんや演出の方々によるインタビュー映像やテキストが多数公開されているので、上演までにぜひチェックしよう。
舞台『死刑執行中脱獄進行中』公式サイト
http://ssds-st.com/