1983年にジャンプに掲載された、荒木飛呂彦先生の初連載作にして、社会的ダイナマイト一触即発的良心罪悪感ゼロ的猛毒セリフ的悪魔的計算頭脳的今世紀最大的犯罪少年ビーティーの活躍を描く異色サスペンス『魔少年ビーティー』が、2015年11月1日より電子書籍化され、Amazon Kindle 他で販売が開始された。価格は500円(税込)。
紙媒体では1984年にジャンプコミックス(390円+税 ※現在は絶版)、2000年6月に荒木先生のあとがきを追加したコミック文庫版(495円+税)が発売。この他に資料価値の高いリミックス版(オススメだが中古でしか手に入らない)、2014年にはウルジャン付録でコミックス復刻版が付いてきたのも記憶に新しい。今回のデジタル版は、文庫版がベースで、荒木先生のあとがきも含めて文庫版と同じ。今ではスマホでもビーティーが読めることを、北海道のサトミさん、兵庫県のミツコさんにも教えてあげたいところだ。
なお、魔少年ビーティーには、ジャンプ連載前に増刊号に掲載された読み切りが1話あり、こちらは短編集『ゴージャス★アイリン』に収録されている。
※デジタル版『バオー来訪者』は2012年に発売済み。なぜ『ビーティー』だけ3年も電子書籍化が遅れたのか? さあな… そこんとこだがおれにもようわからん。
メディコム・トイ 2011-10-01