ロサンゼルスで開催されている、北米最大級のアニメイベント『Anime Expo 2016』で、7月1日に『ジョジョの奇妙な冒険』トークパネルイベントが開催され、会場のファンに向けて、荒木飛呂彦先生のビデオメッセージが放映されたとのこと。
ビデオメッセージは約2分ほどで、荒木先生はアメリカのジョジョファンに向けて、「アメリカで(ジョジョの)アニメが配信されたり漫画が出版され、皆さんに楽しんで頂けていることが凄く嬉しいし、光栄です。(中略) 私がこの漫画を描いている原作者です。」と、照れながら日本語で挨拶。「また今度アメリカに訪問する際は、皆さんとお会いできることを望みます」(※歓声で後ろが聞き取れないため、英訳文からの推測)と語ると、会場のジョジョファンからは物凄い大歓声が沸き起こった。
ちなみにこのイベントはロサンゼルスで開催されていたが、荒木先生は間違えて、
荒木:サンディエゴ? 天気良いんですよね~
――:ロス、ロサンゼルスです!
荒木:ロサンゼルス! (笑顔で誤魔化し)天気良さそうですよね~、ジョジョを見るのにピッタリの季節ですよね~~!
という、荒木先生らしいお茶目過ぎるシーンも流され、会場は笑いに包まれたようだ。
イベント会場では、PS4/PS3『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』が北米向けにローカライズされて発売されることや、荒木先生の著書『荒木飛呂彦の漫画術』が英訳されて出版される事などが発表。また、会場に来れなかった荒木先生の代打として、荒木先生の2代目担当編集(ジョジョ第3部最終回~第4部前半まで)で元週刊少年ジャンプ編集長の佐々木尚さん、4代目担当編集(ジョジョ第4部「猫草」~第4部完結まで)でライツ事業部海外出版科の関谷博さんが登壇し、荒木先生との仕事などについて質問に答えたとの事。