SBR感想 #48 デラウェア河へ(2)

ジャンプコミックス『スティール・ボール・ラン』 19巻に収録!
(#73:「D4C(ディー・フォー・シー) その6」)
スティール・ボール・ラン #48

#48 デラウェア河へ(2)
[49P] 聖なる遺体の「最後の部位」を体内に宿したルーシーは、大統領の手に墜ちた! それを奪還すべくジャイロが、ジョニィが、Dioが、そしてあの人物が再び動き出すッ…!!

【今月のSBR 感想サイトリンク集】

  • ●トビラ絵はルーシー・ジャイロ・ジョニィの主役トリオ!ハッとしたような表情で正面を見つめるルーシー、そしてバックにジャイロとジョニィが描かれています。鐙を肩に掛け、顔が影で隠れたジャイロ。実に西部劇風でシブイ。ジョニィは何を思うのか、手を組んで座ってます。
    ジョニィの吐息が白く描かれているからか、どこか冷たい空気が感じられる絵ですね。まあ、作中では12月28日なんだし、寒くて当然か。
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    サイト:あらき100%
  • 今月の表紙は「ジョジョ」と思いきや「天上天下」です。
    2部の表紙絵にありそうな感じの「ジョジョっぽい」感じの表紙で、思わず「ジョジョ!」ってなっちゃいます。

    今月は、いつもより多めの49ページ!
    今月はここで終了かぁと、最近の少ない感じに慣れてで読んでいたので、増量は凄く得した気分。
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  • 今月もSBR!!

    大統領の隙をついてスカートにメッセージを残すルーシー
    「船の名はブルー・ハワイ号 Lusy S.」
    メッセージ部分を破いて柵にくくりつけます。
    土壇場に強いルーシーです。
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  • 『船の名は ブルー・ハワイ号 Lucy S.』

    馬車ごと船に乗せられ、身柄を拘束されたルーシーの“精一杯のメッセージ”。

    動揺するルーシーとは対極に、至って冷静な大統領。
    歴代ジョジョのボスと同様、諭すように言う。「心配無用だ」
    『涙のカッター』を難無くかわすと、また冷静に言葉を重ねる。
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    サイト:しやわせ空間
  • 今月号を見て「アレ?今月の表紙ジョジョだっけ?」と思ってしまいました。
    よく見たら「天上天下」だよコレ!!(笑)
    元々ジョジョネタとか好きな作家さんですけど、まさか表紙でこんなのをやるとは…。
    最も、構図的には昔のジョジョ風とも言えそうですけどね。
    まあ、とりあえず今月号は保存しておこう(笑)。
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  • ついに16巻冒頭から続いていた時間表記が消えました。
    しばらくは、時間が前後することなく、一直線に経過していくのでしょう。

    ルーシーの字が、5部でジョルノがノトーリアスB.I.Gと飛行機内で戦ったときの字とそっくりなのが
    なんとも笑えます。。。

    だって、両方とも荒木氏の字なんだから、仕方ないんだけど。。。
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  •  意外なふたりがズギュウウウン!とコンビ結成!
     どいつもこいつもおまえらを!! 今度追撃するのは僕らの番だ!!

     今月のウルジャンの表紙は 『天上天下』 だったんですが、ナチュラルにディオ様かと勘違いして、買って家に帰るまで気づきもしませんでした(笑)。
     木暮先生って、普段からこんな画風でしたっけ?
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  • 1.ルーシーの能力
     何と説明したらいいのかよくわかりませんが、破いたスカートを涙のカッターで切りつけておくことで、大統領によってバラバラにちぎられても元に戻ったってことみたいです。「切りつけた対象を偶発的な出来事の積み重ねで思い通りにできる能力」と言えばいいのでしょうか。
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    サイト:空気供給管
  • ●大統領の能力
     結局ルートが分岐しているというわけではなく、あ、いや世界がいくつもあるので分岐でもいいのかな?
     で、それぞれの世界に出たり入ったり出来るのは大統領だけなので、それぞれの世界のDio、ウェカピポに撃たせたって事でいいのかしら。何気にここらへんのとこがようわからんかったりします。
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SBR 感想サイト、キャモオオオ――ン!

今月号の『SBR』の感想サイト、お待ちしております!


荒木先生へのオマージュがディ・モールト込められた、大暮維人先生の表紙イラストにブッ! ガッ! と噴きながら、『SBR』は49Pの読み応えあるボリュームで掲載!



進行する不可解なクライマックス



レース、そして遺体争奪戦の、
鍵は彼女(ルーシー)だ。

(扉アオリより)

 「☆大統領の手に墜ちたルーシー…!!」 
決死の逃走劇も、大統領の手のひらの上だった。
『ブルー・ハワイ号』で連れ去られる前に、何とか手がかりを残そうとするルーシーだが、それも簡単に見破られてしまう。しかし大統領は、手を上げるどころか、不安におびえるルーシーに対し、『スティーブン・スティールは決して殺さない』と誓いを立てる。意外な反応に、ルーシーは大統領は悪なのか?と疑問を持つが、その裏で大統領は、部下をゴミのように『隣の世界』に捨ててしまう(あの側近2人も見殺しにしたようなもの)。

 大統領は「悪」には違いないが、どういった悪なのだろう。DIOやカーズのように全てを支配し、頂点に立とうとしているフウでもなく、プッチ神父のように理想を追い求め、押しつけようとしているフウでも無い。ディアボロのように権力に固執している、という事でもなさそう。ナプキンを取れる者、『真の力』を手に入れてアメリカを繁栄させ、子孫を残してそれを伝えたい、それが全てなのだろうか? 意志を持つと思われる『遺体』が、粛々と大統領の味方をしている事を考えると、実は大統領さえも『遺体』にただ利用されているだけ…、なぁーんて想像はヤバイ?ハハハ。

 破り捨てられたかに見えたルーシーのメモだが、涙のナイフで元通りに(これ、人間に対して同じような用途で使ったら、どう元通りになるんだろう…)。そこにやってきたDioに、いきなりの不意打ち! 意外ッ! それはホット・パンツ! パック詰めから解放された後の消息は不明だったが、まだ『遺体』収集の任務を継続していた模様。「用がある」と言いながら、Dioを踏みつけ、窒息させようとする。しかし、ズギュウウウンとお熱いキッスで口元をふさがれ、2人とも窒息寸前! 『メメタア』に続いて、まさか!って感じだがグッと来たぜッ!(執筆中の荒木先生も、さぞやニヤニヤされてたんだろうなあ(笑))

 結局、ホット・パンツは『遺体』を、Dioは『それ以外のもの』(大統領の命や財産や権力などを全部取っていい、って何かスゴク悪人な事言ってる気が(笑))、さらに『父・ダリオの情報』を得る、という条件で、とりあえず「取引成立」。早速、大統領の追跡を開始。そしてジャイロ&ジョニィも、この2人を双眼鏡で見つけ、追跡に動き出す。「今度追撃するのは僕らの番だ!」(しかし今月のジャイロ達の出番はここで終わり)。ジョニィの頬の傷を見ると、傷はゾンビ馬だけで治療した様子。ホット・パンツが、味方になる可能性が高いジャイロ達には会わず、何故、直接Dioと手を組んだのかが気になるところ。ジャイロ達には言えない何かがある?

 そしてDioとホット・パンツは、「ブルー・ハワイ号」を発見、そして近くには、大統領を乗せて、今まさに走り出した列車が! 加速される前にと近づくDioとホット・パンツ、しかし大統領は、そんな彼らの前に、列車から2人の人間を投げ落とす。それは、『Dioとホット・パンツ』! いともたやすく行われるえげつない行為! 大統領は、2人を文字通り『消す』ために、あっちから別の2人を連れてきたのだったッ!
 「あいつらと出会ったら!! オレたちは『消滅』するッ!!」

 「☆驚愕の足止め…!!」(後ろアオリ) 
 ウェカピポの二の舞に!? それとも、Dioが見つけたという大統領の能力の『致命的な弱点』で切り抜けるのかッ!? 
大いに盛り上がりながら…、何と次号7月号は“休載”。いともたやすく行われるえげつない行為(涙)。コミックス18巻は7月発売予定なので、それに合わせた付録や表紙にディ・モールト期待しながら、2ヶ月後のウルトラジャンプ2009年8月号(7月18日(土)発売)に続く!!

☆今月号のUJ巻末コメント

忘れ物しないようにと8万円もする傘買ったが、甘い考えだった。失くした。

傘に名前は書いてあったんだろうか。忘れ物っぽい傘に“荒木飛呂彦”って書いてあったら、心臓止まるくらいビビると思うんですが!(笑)

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