SBR感想 #52 追い付く看板

ジャンプコミックス『スティール・ボール・ラン』 20巻に収録!
(#77:「D4C(ディー・フォー・シー) その10」)
スティール・ボール・ラン #52

#52 追い付く看板
[47P] 大統領を止める最後の希望、ルーシー・スティールを救うため、列車を追うジャイロとジョニィ。同じ看板が追い付いてくることに気付いたジョニィ。そこには驚愕の事実が…!!

【今月のSBR 感想サイトリンク集】

  • ●トビラ絵は、前回からすっかりお馴染みの「クマに注意!」看板です。振り向くと近付いている不気味な看板。何でもないかのように佇みながら、不穏な空気を発しています。この看板の示すものとは一体、何なのでしょうか?

    ●大統領を描くページはパラパラとめくれていき、物語を一旦、過去へと遡らせます。ディエゴに十字の傷を付けられ、瀕死に陥った時点まで。列車の車輪のスキ間から、「隣りの世界」へと弾き出されて現れた大統領。
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  • 今回は、まず、大統領のD4Cについて、もっと詳しい描写から始まります。
    はさまることで、D4Cが発現し、
    本をパラパラめくるように、それぞれの開いたページに
    パラレル・ワールドが存在している様子が描かれます。

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  • 今回の表紙は、なんと主役を押し退け『クマに注意!』の看板!
    読者アンケートの景品のSBRパーカーの柄もこれまた『クマに注意!』!
    その存在感、不気味さがひしひしと伝わってきます。 ゴゴゴゴ……。

    本編は大統領の“隣の世界”への移動シーンから。
    移動する大統領のバックには、パラパラと捲られるページ。それが世界のイメージ。
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    サイト:しやわせ空間
  • 今月は47Pでの登場となりました。

    コミックス19巻が11/4に発売される事がすでに発表されていますが、計算からすると先月号までの分が19巻になるかと思われます。
    終盤の展開から、全20巻くらいでまとまるかな?と思っていたのですが、そうすると今月を入れて後4回程度で最終回になってしまうんですよね。
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  •  え~、ウルトラジャンプさん、たまにかなり恥ずかしい表紙で買うのがためらわれるのですが、今月はパワーがダンチですなッ!
     なんか違う雑誌かと思いましたぞ(笑)

     さて、冒頭から大統領飛ばしてます。

    「どジャアァあああ~~~ン」
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  • 今月も前回に続いて、アッサリとした展開。

    車輪に挟まった「大統領」はとなりの世界へ。
    ここで、「大統領」の入れ替わりの仕組みが発覚。

    「隣の世界の大統領」に「D4C」ついたことで、「隣の世界の大統領」が「基本」に!
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  • 1.大統領の能力
     大統領のスタンド能力は基本の世界の大統領しか使えないようです。大統領が複数人同じ世界に存在した時に、基本の世界の大統領が死ぬとスタンドの像が別の大統領に移動して、移動先の大統領が基本の世界の大統領となると。スタンドの移動に若干の時間がかかるみたいなので、死にかけの状態で隣の世界に移動した場合は下手をすると基本の世界の大統領が死んでしまう可能性があるようで、
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    サイト:空気供給管
  • ●パンツさん
     Dioが死んだ事によりあまり明るい未来が見えなかったパンツさん。案の定な感じにお亡くなりに…><
     しかし先月の感想で、大統領がナプキンを一番最初に持つ能力を獲得した時の最初の犠牲者になりそう、と書いたのですがそこまでも持たなかった…とは。
     ここまで物語を一緒にひっぱってきた重要キャラの一人なのに雑魚キャラみたいなやられっぷりが泣けます。
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  • 冒頭はページに見たてたパラレルワールド表現。パラレルワールドというものは、ブ厚い本のようなもので、隣の世界は今の世界とほとんどなにも変わらないが、今日履いている靴下の色だけが違う。そのまた隣はネクタイ。そんな風に少しずつ変化した世界が無数にあるのがパラレルワールド。だからページをスッ飛ばし過ぎると今の世界とはかけ離れた異次元世界もありうる、という事らしいです。パタリロ!によると。(そういえば、魔夜先生のトークショーが11/29に阿佐ヶ谷で催されるみたいです。行きてえ!)
    えらく長い前説でしたが、本のページに見たてた表現は見たことあったという話。それは措いといて、こっからが重要です!
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追い詰められているのは…
ジャイロたちか?
大統領か?

(扉アオリより)

 「☆Dioを葬り、大統領は還って来るッ――!!」(アオリ) 
隣の世界に逃れた大統領が、どうやって復活していたのか。その仕組みが明らかに。
どうやら大統領のスタンド能力は、平行世界の全ての大統領が持っているのではなく、あくまで基本の大統領1人だけが持っていて、傷を負った場合は「瀕死の自分」から「無傷の自分」に『能力』が移動し、能力を受け継いだ大統領が『基本』の大統領となる、という仕組みらしい。『どジャアァあああ~~~ン』と悪ふざけのようなセリフ(次元移動の時のキメゼリフ!?(笑))と共に、基本の世界へと帰って行く。

 一方、大統領の列車を追う、ジャイロとジョニィ。「大西洋」も見えて、遂に大陸の反対側まで来た2人。まぶしそうに海を見つめるジャイロに、ちょっと泣ける。その感動を邪魔するように、背後から付いてくる、怪しさ満点の「クマに注意!」の看板。とりあえず破壊するが、さらにその下の水たまりから、奇妙な魚が飛びかかってくる。指を噛まれたジャイロだが、特に変化は見られない(今のところは)。割れた看板も、相変わらず付いてくる。

 そして列車内で、遺体と同化したルーシーと共にいたホット・パンツにも、異変が。家具、ドアが寄ってくる。さらに異変は部屋全体だけでなく、ホット・パンツ自身にも起こる。虫やグラス、自分の爪、窓枠やガラス片など、触れたもの全て(?)がホット・パンツに吸い付き、融合していく。そして体内の中心「心臓」を目指して…、“ブチンッ!” そして大統領は確信する。

「物」が寄って来ている…
『ソファ』も、『ドア』も、……『外の風景』も
この『列車の車体そのもの』も…
『窓ワクの大きさ』も……
この「ルーシー・スティール」を中心に集まって寄って来ている


理解したぞッ!!
これは「遺体」が発現している能力だッ!!
つまりわたしの『味方』だッ!

 ジャイロ達に起こっている異変も、『土地』そのものが追って来ているためだった! 木も川も草も地面も。しかもこれは、機関士ではなく、ルーシーが発現させている能力らしい。ルーシーを中心に、世界が収縮してきているのか!? 機関車の車体の外観や、線路なんかも、いったいどんな事になっているのだろうか?(そんな状況でも走っているから、余計に奇妙で想像が付かない!)

 「☆発現した遺体の能力は世界に何を起こしている!?」(後ろアオリ) 大西洋も見えて、長かったレースもいよいよ佳境。『遺体の能力』の意味はッ!? ジャイロとジョニィは、大統領の列車に追いつけるのかッ!? 「クマに注意!」の看板は無関係だったとしても、「機関士」の謎は、依然まだ残ったまま…。次号ウルトラジャンプ2009年12月号(11月19日発売)に続く!!

☆今月号のUJ巻末コメント


夏、蝉が怖くて。「死んでいる?」と近づくと『ギ!』ってゾンビみたいに蘇るところ。

 なんかそれ分かります(笑)。