京都! 行かずにはいられないッ! 京都にある漫画の博物館「京都国際マンガミュージアム」で開催される、ルーヴル美術館とのコラボ作品の原画展「マンガ・ミーツ・ルーヴル――美術館に迷い込んだ5人の作家たち」に、荒木飛呂彦『岸辺露伴ルーヴルへ行く』が出展ッ!
京都を中心に開催される、映画・ゲーム・マンガなどのコンテンツの祭典「KYOTO CMEX 2010」の一環で、マンガミュージアムでは、ルーヴル美術館とのコラボ作品5作の原画展が開催。マンガミュージアムに問い合わせたところ、『岸辺露伴ルーヴルへ行く』(関連記事)については、原画と一部複製原画が展示されるとの事。また、作品のスライドショーや解説パネル、そして、「ルーヴル・シリーズ」を含む、5作家の代表作のマンガ/BD単行本100冊以上を手にとって読むこともできる。
展示会は2010年11月5日(金)~12月3日(金)まで、京都国際マンガミュージアムの1階、多目的映像ホールで開催。料金は無料だが、マンガミュージアム内の展示のため、マンガミュージアムへの入場料(大人500円、中高生300円、小学生100円)だけは必要。(500円で一日中マンガが読み放題! 芝生に寝転がって読むこともできる。)
- 「マンガ・ミーツ・ルーヴル――美術館に迷い込んだ5人の作家たち」(京都国際マンガミュージアム) /マンガミュージアムイベント(KYOTO CMEX 2010)
- ARAKI HIROHIKO meets MUSEE DU LOUVRE report #1 「ルーヴル美術館が展開するBD(バンド・デシネ)プロジェクト」(関連記事) / report#2 「フランス取材記 荒木飛呂彦 ルーヴルへ行く」) / report#3 「荒木飛呂彦に聞くマンガ×BD(ベーデー)への回答」(関連記事)
ウルトラジャンプエッグに掲載された、「岸辺露伴ルーヴルへ行く」ロングインタビュー。 - 「Rohan au Louvre」!! ルーヴル美術館『小さなデッサン展』に荒木先生の新作原画が展示! / 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』複製原稿4点も展示! 「ウルジャンまつり in アキバ」
- 「ユーロマンガ」4号掲載、荒木飛呂彦インタビューより。
荒木:驚きましたね。日本の雰囲気が消えて、何だろう、パリのムードが出ているんです(笑)。
(中略)
――それはパリが舞台だからですか?
荒木:いや、そうじゃなくて、絵の感じが。印刷とかインクの種類が違うのかもしれない。描き文字なんかは日本語のままなんですけどね。自然と画面からムードが醸し出されていてびっくりしました。自分の作品じゃないような気がします。白黒のときはそうは思わないんですけど。特にこの青の色とかが日本のものとは違うんじゃないですかね。濃いっていうか香り高い青なんですよ。この黒のインクの感じとかも日本のマンガじゃないみたい。
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『スティール・ボール・ラン』7巻[AA]より、作者近影。
※『スティール・ボール・ラン』6巻[AA]の作者コメントでは、最近ではダ・ヴィンチの「モナリザ」に似ていると言われた、と書かれている。
- 毎日放送(MBS)バラエティー『よゐこ部』で、芸人がジョジョの名ゼリフを朗読!?
マンガミュージアムでロケが行われた。
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Rohan au Louvre: Hirohiko Araki: 洋書
「岸辺露伴ルーヴルへ行く」のフランス語版。