荒木先生がゾンビからジェイソンまで語りまくる、偏愛的ホラー映画100選、『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』が、集英社新書から6月17日発売ッ! 価格は798円(税込)。
“ゾンビの本質とは全員が平等で、群れて、しかも自由であることで、そのことによってゾンビ映画は「癒される」ホラー映画になりうるのです。”(後ろ帯より)。
荒木先生が自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開。各章の冒頭には、荒木先生描き下ろしの、ホラー映画をモチーフにしたラフスケッチが収録。帯にも吸血鬼のような露伴が描かれている。
荒木先生が大好きなホラー映画を語って語って語りまくる、1冊丸ごと荒木語録。普段あまりホラー映画を観ないという方も、この本を読んでから、荒木先生のお薦めホラー映画を観て、癒されよう。(怖すぎて「嫌ァァアアア!!」となる・か・も?(笑))
- 発行累計7500万部突破の大ヒット作『ジョジョの奇妙な冒険』の著者・荒木飛呂彦が、自身の創作との関係を交えながら展開する『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』(集英社新書)が6月17日に発売!(プレスリリース)
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ウルトラジャンプ2011年7月号の巻末コメントより。
新書の[奇妙なホラー映画論]、初代担当・椛島氏との久々のお仕事でした。
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『スティール・ボール・ラン』12巻の著者近影より。
自分の中に「怒の季節」というのがあって、なんか妙に世の中とか規則とかに怒りがわいてくる時期がある。その季節を過ぎると逆に「イイんじゃあないのォ♪」とか同じ事に対して思ったりする。
最近ではDVDで、「テキサス・チェーンソー・ビギニング」というタイトルと「テキサス・チェーンキラー・ビギニング」というホラー映画が同時に出て、間違って買ってしまった。(オイッ!)
これが「怒の季節」をはずれてると、オモシロソーなホラーが2本出てとてもウレシイ!になる。『ホラー映画論』にこの2本が掲載されているか、是非チェックしよう(笑)。
- 『ジョジョの奇妙な冒険』32巻[AA]の著者近影より。
荒木飛呂彦のこいつはビビったぜ映画ベスト10
(もうやめてくれといいながらそれでもみたベスト10)
第1位 ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド
第2位 ジョーズ
第3位 ジョニーは戦場へ行った
第4位 ミシシッピー・バーニング
第5位 プラトゥーン
第6位 パピヨン
第7位 ハロウィン4
第8位 蠅の王
第9位 羊たちの沈黙
第10位 エイリアン93年の荒木先生の映画ベスト10。
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『JOJO A-GO!GO!』[AA]の荒木語録より。
中学生のとき、どんな映画か覚えてないけど面白いのがあって、それから観るようになったんですよ。
高校生の時はたくさん見たなぁ。
3本立ての名画座とかテレビの映画とか、年に200~300本くらい観てたかな。どうやってお金 作ってたのかよくわからないんですけど(笑)。
でね、全部、書いてたんですよ、観た映画のあらすじとか。全部書いた事が、作品に活かされたのは間違いないだろう。