「避けて通ることは出来ませんでした。」 朝日新聞夕刊(7月2日)の文化面で『ジョジョリオン』が紹介される

#追記(7/6):asahi.comでも記事が公開されたのに伴いリンクを追加。
【注意】この記事には『ジョジョリオン』の舞台設定についてのネタバレが含まれています。


7月2日の朝日新聞夕刊・文化面(3面)
asahi.comにて記事全文が公開中

 7月2日の朝日新聞夕刊 * の文化面(3面)に掲載された、「震災後の世界 マンガに」という見出しの記事で、『ジョジョリオン』の事が取り上げられていた* との事。(※この記事は東京版のみ? 大阪版では残念ながら記事は確認出来なかった。) (追記:7月6日の「asahi.com(朝日新聞社)」にて記事全文が公開中。

 「震災後」の世界を表現したマンガ作品について取り上げた記事で、ジョジョ第8部『ジョジョリオン』が「壁の目」の1コマと共に紹介されている。さらに記事では荒木先生のコメントも編集部を通じて掲載されており、それによると荒木先生は、“『舞台を杜王町にすることはもともと決めていたのですが、構想の段階で震災が起きました。杜王町は仙台市がモデルなので避けて通ることは出来ませんでした。特殊な地形も考えていたアイデアですが、震災がなければ『壁の目』のようなものにはならなかったと思います』”と、震災が『ジョジョリオン』の物語世界に大きく影響を与えた事を明らかにしている。


『ジョジョリオン』第1話より。

 3月11日に発生した東日本大震災から約2ヶ月後の、5月19日に発売されたウルトラジャンプ2011年6月号より連載が始まった、ジョジョ第8部『ジョジョリオン』は、ジョジョ第4部と同じく、荒木先生の生まれ故郷・仙台市をモデルの「杜王町」が舞台となっているが、『ジョジョリオン』第1話で、“しかしやはり『杜王町』も3月11日の大震災では大きく傷ついた”と、この杜王町でも、現実世界と同じ日に大震災の被害を受けたという設定となっている。また、『壁の目』と呼ばれる、地震によって出現した奇妙な地形も登場している。

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(情報グラッツェ!<youcharistさん、コッペパンさん、重ちーーーさん、名無しさん、ドングリ子さん)