ユネスコ世界遺産登録「熊野古道」で知られる、和歌山県の熊野の地(田辺市本宮町本宮)で開催される、
『熊野本宮大社正遷座120年大祭』特別イベントに、何と荒木先生がゲストとして出席される模様ッ!
日本の再生を純真に願う各界の著名人による、1回限りの特別イベント。荒木先生は以前インタビューで、仕事の息抜き方として神社をめぐって参道を歩いたり、「熊野古道」にも訪れた事を明かしている。
今回のイベントを主催する「神社プラス1」の発起人・和田裕美さんは、ブログ(愛犬はイギーと同じボストン・テリア)で「蘇りの聖地熊野で ひとりひとりの心を振り返り 原点にもどって あらたな決意をしてもらえるような 意味のあるイベントにします。」とコメント。特別イベントには過去に荒木先生と対談を行なっている、脳科学者・茂木健一郎さんも出席。癒しと蘇りの地「熊野」で、どんな興味深いトークが繰り広げられるッ!?
開催場所は熊野本宮大社旧跡地(大斎原)、開催日時は、2012年9月23日(日) 13:30~16:00 (開場:12:30)、入場料は2500円(申し込み)。なお、会場の収容人数は「500人くらい」との事。遠方から参加される方は、JTBの「熊野本宮大社正遷座120年大祭」ツアーを利用しよう。
- 熊野本宮大社正遷座120年大祭 / 熊野本宮大社 / 熊野本宮観光協会
- Wadahiromi.com(和田裕美の趣味のサイト) / 和田裕美公式ブログ
- 熊野本宮大社正遷座120年大祭 九き家隆宮司×和田裕美氏 特別対談(1) (1/4ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ) / 熊野本宮大社正遷座120年大祭 九き家隆宮司×和田裕美氏 特別対談(2) (1/4ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
- NEWTRAL 荒木飛呂彦インタビュー「荒木飛呂彦の過去現在未来」より。
「荒木式 「息抜き法」」
―次に、荒木先生は、長い間連載をしてきて、他のインタビューなどでも聞いたのですが、締め切りもちゃんと守って、規則正しくというイメージがあるのですが、その長い間にアイデアに困ったりなどは?「でも、アイデアって、なくなるとかじゃなくて、一番怖いのが、描く意欲っていうの、創作意欲がなくなるっていうことが、アイデアがなくなるっていうことなんすよ。だから書こうと思ってればアイデアって出てくるから、アイデアが無くなることを恐れてちゃいけないんですよ。だからどんどん出す。貯金しとかないみたいな。で、一番大切なのはこーねぇ、ま、どーでもいいかなっとかって思う感じがねーやばいんですよね。」
―今までにそういう経験は…?
「いやーなんか、疲れてくるとそういう感じになったりするんですよね。」
―じゃ、そういうときはどうやって、それに対処してたんですかね?
「んっとね、僕の場合はちょっと修行に行ったりするんですよね。山籠りじゃないけど、神社をめぐって参道を歩いたりだとか、そういう感じ。滝にまでは打たれないけど(笑)そうするとね、迷いが取れるんですよ!不思議なんだけど。一人になって見つめなおして、ちょっと歩く旅とか、自転車の旅とかそういうなんか...ちょっと体を使うような旅行」
頭だけで無く体を使って...
「疲れさせて、色々あるんですよ。こう、重い荷物持ってると、何が必要かっていうのをその時わかってくるんですよ。携帯電話は要らないなと思って、重たくて捨てたかったんですよ。電波来ないし...だけどねぇipodは何かすごい癒されるんですよー(笑)」
―それは何故ですか?(笑)
「なんかね、音楽は良いんですよー。なので、必要なのは水と雨具とipodですかねー。前にね、熊野古道って所に行ったときに、熊野っていうくらいだから、熊が出るだろうって言われて。絶対携帯持ってけって言われたから持って行ったら、圏外だしさぁ…そうすると足とかが痛くなって、本当にねぇ(近くにあったおしぼりを持って)こういう荷物が嫌になってくんですよ。パンとかも持ってたんですけど食べちゃって(笑) そういう感じになったときに、『これはいらないなー』とか悟るんですよ。生きるためには要らないですよ。」
―実際にそういう場所に修行に行ってるときっていうのはどういう事を考えてるんですか?
「無心ですね。そこから帰ってきて、仕事に向かうという感じですね。」
- 荒木飛呂彦の「脳力」に迫る! 単行本『茂木健一郎の脳力のヒミツ』に荒木先生との対談と解説が掲載
茂木健一郎さんが、漫画分野のプロ・荒木飛呂彦先生の「脳力」に迫る。
[A] - 奥州平泉「藤原三代」が“雅”にジョジョ立ち! 荒木先生描き下ろしによる、平泉世界遺産登録記念イラストが公開
- 表紙は「荒木飛呂彦×岸辺露伴」ッ! ダ・ヴィンチ2012年8月号は『ジョジョ』大特集ゥゥ!!(2012年7月6日発売)