荒木飛呂彦先生が、岩手県での国体と全国障害者スポーツ大会の開催を記念し、人間の素晴らしさをたたえながら、ふるさとの復興と振興を誓うシンボル『いわて人間讃歌』イラストを描き下ろした。荒木先生が岩手県のPRポスターを手がけるのは、2011年の「東北復興平泉宣言」イラスト以来、2度目となる。(岩手県 – 「いわて人間讃歌」イラストについて / JOJO.com / 産経ニュース)
今回荒木先生が描いたイラストは、“岩手を象徴する様々なもので彩られた「ゲート」が開き、若き女性主人公が力強く疾走する姿”が描かれている。女性の鉢巻やユニフォームには岩手県の県章が描かれており、後ろのゲートに見立てたイラストには、岩手県のシンボルとして「遠野の河童」や「南部鉄器」、県の鳥「キジ」などに混じって、右下にはさり気なく「ジェジェ」の文字も見られる。(岩手の方言で「えっ!?」といった感じで使われる。NHK連ドラ「あまちゃん」でジョジョネタが登場したことも)
「人間讃歌」は、人間の素晴らしさを前向きに表した言葉で、『ジョジョの奇妙な冒険』のメインテーマとして、『ジョジョ』コミックス1巻の著者近影から語られている。作中でも『ジョジョ』コミックス3巻でウィル・A・ツェペリが「人間讃歌」を叫んでいる。
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)」より、ウィル・A・ツェペリのセリフ。
『いわて人間讃歌』ポスターは、10月1日から開催される『希望郷いわて国体(第71回国民体育大会)』と、10月22日~24日開催の『希望郷いわて大会(第16回全国障害者スポーツ大会)』の開場やパブリックビューイング開場にて、メッセージボードや、フォトスポットとなる大型ポスターとして掲示される(詳細は岩手県のページを参照)。また、イベント終了後も、岩手県の様々な情報発信の場で掲示するなど長期的に活用されるとのこと。これからも岩手県のイベントで“人間讃歌”を見る機会がありそうだ。
岩手県での国体と全国障害者スポーツ大会の開催を記念し、東日本大震災からの復興とふるさと振興の願いを込めて、「いわて人間讃歌」イラストを作成しました。描くは、当然、荒木飛呂彦先生です。 pic.twitter.com/An3GQlbIcm
— 達増拓也 TASSO 希望郷いわて (@tassotakuya) 2016年9月20日
さっさっさ大変だでゃこれ
荒木先生ありがとうございます!!!!! pic.twitter.com/obOwxZAXGL— ゆうあに。 (@_y_u_u_a_n_i_) 2016年9月27日
荒木飛呂彦さん、吉田戦車さんのイラストがいわて国体、いわて大会で使われているようです pic.twitter.com/312t7sPaqi
— ねこのみえきち (@miekichi_m2612) 2016年9月30日
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