アニメ情報誌『アニメージュ』2016年11月号(10月8日発売号)に、TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のOP・EDの絵コンテ・演出を担当したソエジマヤスフミさんによる解説記事が掲載されている。
記事ではどんどんキャラクターが追加されるEDや、第1クール~第3クールまでの異なる雰囲気を持つOPについて、演出の意図や裏話まで深く語られているが、その中で、第2クールOPの冒頭で重ちーが鳩に餌をあげているシーンに、実はセリフがあったことが明らかされている。
「重ちーの後ろの億泰と間田は、一応セリフも決めて芝居させています。「お前また鳩とか殺すんじゃあねーぞ」「そんなことやらないよ!」みたいな(笑)。3人の登下校も、密かに女の子好きな億泰は「可愛い子いないかな」、仗助と康一は「あのアイスクリーム屋で新作出たから買いに行こうぜ」くらいの感じです。」
(『アニメージュ』2016年11月号記事より)
また、第3クールOPで象徴的な「太陽のガジェット」が、何とジョジョ第1部の主人公「ジョナサン・ジョースター」を象徴させているとの驚きの情報も。
「太陽のガジェットは、ジョナサンを象徴させています。OP2でも本当はジョナサンを出したかったんですが、ダメと言われたので太陽にしてしまえばOKかなと(笑)。」
(『アニメージュ』2016年11月号記事より)
波紋エネルギーの象徴「太陽」、そして「JUSTICE(正義)」は、確かに! (ジョナ「サン」という駄洒落では決して無い!?(笑))
ソエジマヤスフミさんの解説には、この他にも、OP2は『スターウォーズ/帝国の逆襲』みたいな気持ちで作っていたのに対し、OP3は『ジェダイの帰還』のような位置づけであるなど、ディ・モールト興味深い情報が「たっぷり!」語られている。また、今月号はページ後半の赤黒2色カラーページにも、仗助から辻彩、吉良吉影までの「キャラクター設定資料ファイル」が6ページに渡って掲載されているので、TVアニメ『ジョジョ』に興味のある方は雑誌の方でぜひチェックしよう。
アニメージュ11月号のジョジョ記事冒頭は吉良ビフォーアフター(2ページ)。
ソエジマヤスフミさんによるOP・ED解説記事(2ページ)。
ページ後半の赤黒2色カラーページには設定資料集(6ページ)。ちなみに「重ちー」の解説には、「髪はありません。皮膚からイボが生えています」という衝撃的な注意書きがされていた。