漫画の神様・手塚治虫先生の長女・手塚るみ子さんが、ツイッターで荒木先生とのツーショット写真を公開している。
荒木飛呂彦先生にもアトムベレー帽を!
この時はかなり酔ってまして、荒木先生になんつー暴挙を!!
すみませんすみませんすみませんっっ!!! pic.twitter.com/fD7noNqUBH— RumikoTezuka (@musicrobita) 2016年12月12日
写真は2016年12月12日に行われた『集英社 平成28年度手塚賞・赤塚賞 受賞記念懇親パーティー』で撮影されたもので、荒木先生が被っているのは、「鉄腕アトム」の主人公・アトムの頭を模したベレー帽。ジョジョ第4部で、主人公・東方仗助が不良に絡まれた際「そのアトムみてーな頭もカリあげっど!」というセリフを思い出さずにはいられないッ!?(ちなみに鉄腕アトムはジョジョ第6部でもチラッと登場している。)
「 ジョジョの奇妙な冒険 第4部 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)」より、仗助のヘアースタイルを何故か「アトム」呼ばわりする不良。
「ジョジョの奇妙な冒険 第6部 カラー版 12 (ジャンプコミックスDIGITAL)」より、空を飛ぶ日本のアレ。コピーライトも記載されている。
同じパーティーに参加された、藤子不二雄研究家の稲垣高広さんも、荒木先生とのツーショットを公開している。
荒木飛呂彦先生! 毎年毎年、荒木先生の若さと美しさが圧巻で、畏怖の念をおぼえるほどです(^^)この直前、荒木先生はアトムベレー帽をかぶって手塚るみ子さんと写真を撮っておられ、私と写真を撮る段になってベレーを渡してくださったので私がかぶりました☆ #手塚賞赤塚賞 pic.twitter.com/0elhAC6RVA
— 稲垣高広(仮面次郎/koikesan) (@kamenjiro) 2016年12月15日
アトムベレー帽はこの日、荒木先生の他にも、藤子A先生、ジャンプ瓶子編集長、鈴木常務、集英社の堀内社長 など、スゴイ人達の頭を移動してきたようだ。ちなみにこの帽子は、漫画家・イラストレーターの桐木憲一先生が「手塚治虫文化祭 キチムシ‘16」用に制作したもの。(wikipediaによると、かつて2004年にジャンプで『地上最速青春卓球少年ぷーやん』を連載されていた方でビックリした。)
荒木先生の漫画家デビュー作は、1980年の第20回手塚賞で準入選となった『武装ポーカー』(当時の貴重なジャンプ記事)。NHKで放送された当時の授賞式の映像では、若き荒木先生が手塚先生と会話する姿も見ることが出来る。