飛鳥新社発行の雑誌『季刊エス』2011年04月号[AA]に、ルーヴル美術館とのコラボ作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』についての、荒木先生へのインタビューが掲載!
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く(Rohan au Louvre)』は、ルーヴル美術館が展開する「バンド・デシネ(漫画)」プロジェクト第5弾として発表された、荒木先生によるフルカラー描き下ろし作品。フランスでは昨年4月に出版され、日本でもウルトラジャンプ2010年4月号・5月号・6月号にモノクロで掲載された。
インタビューでは、ルーヴルとのコラボ作品を描くにあたって意識した事から、現地での取材と作品の見所、露伴のヘソ出しファッションについてなど、全4ページに渡ってたっぷり語られている。ちなみに今作は120ページを超えるフルカラー漫画となっているが、荒木先生曰く、「これね、意外と難しくないんですよ(笑)。塗ったのは早かった。たぶん一週間か二週間くらいですよ。もちろんアシスタントに手伝ってもらったんですけど」、との事。
また、記事によると『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、いよいよ日本でも単行本刊行準備に入ったとの事。発売がディ・モールト待ち遠しいッ!
- ARAKI HIROHIKO meets MUSEE DU LOUVRE report #1 「ルーヴル美術館が展開するBD(バンド・デシネ)プロジェクト」(関連記事) / report#2 「フランス取材記 荒木飛呂彦 ルーヴルへ行く」) / report#3 「荒木飛呂彦に聞くマンガ×BD(ベーデー)への回答」(関連記事)
ウルトラジャンプエッグに掲載された「岸辺露伴ルーヴルへ行く」ロングインタビュー。 - 「Rohan au Louvre」!! ルーヴル美術館『小さなデッサン展』に荒木先生の新作原画が展示! / 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』複製原稿4点も展示! 「ウルジャンまつり in アキバ」
2009年にはルーヴル美術館で原画の展示も行われた。 - 「ユーロマンガ」4号掲載、荒木飛呂彦インタビューより。
荒木:驚きましたね。日本の雰囲気が消えて、何だろう、パリのムードが出ているんです(笑)。
(中略)
――それはパリが舞台だからですか?
荒木:いや、そうじゃなくて、絵の感じが。印刷とかインクの種類が違うのかもしれない。描き文字なんかは日本語のままなんですけどね。自然と画面からムードが醸し出されていてびっくりしました。自分の作品じゃないような気がします。白黒のときはそうは思わないんですけど。特にこの青の色とかが日本のものとは違うんじゃないですかね。濃いっていうか香り高い青なんですよ。この黒のインクの感じとかも日本のマンガじゃないみたい。
- 荒木飛呂彦もハマッたッ! ニコラ・ド・クレシー『天空のビバンドム』の帯に荒木先生の推薦コメントが掲載!
- 「季刊エス 2005年7月号」に荒木飛呂彦インタビューが掲載!!
「季刊エス」の荒木先生インタビューは、実に5年ぶり。 - この立ち姿、芸術人――ッ!!! 「岸辺露伴は動かない ―六壁坂―」のフィギュアがプライズ景品で2011年5月登場ッ!
- 季刊S (エス) 2011年 04月号
- Rohan au Louvre: Hirohiko Araki: 洋書
「岸辺露伴ルーヴルへ行く」のフランス語版。言葉ではなく心で読め!