『スティール・ボール・ラン』待望の連載開始ッ! …台湾で。


「スティール・ボール・ラン」いよいよ連載開始ッ!! といっても日本ではなく、海の向こう「台湾」の話。

今回、台湾のJOJOFAN施凡さんから頂いた情報によると、台湾版少年ジャンプ「宝島少年」東立出版社[※閲覧には中国語フォントが必要]にて、荒木飛呂彦「スティール・ボール・ラン」の連載が開始されたとの事。「宝島少年」の表紙は、イラスト、レイアウト共に、日本の「少年ジャンプ」2004年8号とほぼ同じ。使われている文字も馴染みある「漢字」なので、これならもし日本のコンビニで売られていても、普通に買ってしまいそうッ!?

しかし、漢字はあっても「カタカナ」は無いため、作品のタイトルは基本的に「漢字だけ」で書かれており、「スティール・ボール・ラン」は、

馬野郎」

「飆馬野郎」ッ! って、分かるような、分からないような(笑)。


「宝島少年」にある他のジャンプ作品は、以下の通り。
■「DEATH NOTE」 → 「死亡筆記本」
■「武装錬金」 → 「武装[錬*]金」
■「Mr.FULLSWING」 → 「野球長打王」
■「アイシールド21」 → 「光速蒙面[侠*]」
■「HUNTER×HUNTER」 → 「HUNTER×HUNTER 獵人」
■「シャーマンキング」 → 「通靈童子」
■「NARUTO -ナルト-」 → 「火影忍者」
■「BLACK CAT」 → 「BLACK CAT黑[猫*]」
■「キャプテン翼2002」 → 「足球小將翼飛向2002」
■「ONE PIECE」 → 「ONE PIECE-航海王-」
■「BLEACH」 → 「死神」
※「*」印は日本語フォントで表示不可能な為、近そうな字に変更。

というワケで、もし台湾に行かれる機会があれば、この台湾版ジャンプを、お土産の1つとして購入されるとベネ(良し)。

ちなみに台湾では以前「ジョジョ6部」の連載も行われていたが、その際、あの名&迷アオリについても、可能な限り翻訳されていたとか。以前、ある翻訳者の方より頂いたメールの一部を、ここで紹介。

<いきもの、皆デンデン!!>という名句は、私が
<”蝸”目相看的吊詭世界>に中国語で訳したのです。

すなわち、蝸牛の目で見合う不気味な世界って意味です。
蝸目相看は、わが国の四字熟語刮 目 相 看(=見直す)から発想されたのです。
刮と同じ読み音の蝸って文字で<皆デンデン>の雰囲を表示されたのです。
私の下手な解説はご理解していただければ幸いです…….(汗)

我々日本人ですら、そのブッ飛び超えたセンスに「理解不能!理解不能!」の連続だった6部のアオリ。しかし「スティール・ボール・ラン」のアオリは至って普通なので、台湾のファン(&翻訳者さん)は、ご安心を(笑)。

#これで北米版ジャンプ「SHONEN JUMP」でも「スティール・ボール・ラン」連載が始まれば、最高に「ハイ」って奴なんだけどナァ…。

関連:

(情報グラッツェ!<施凡さん)