『スティール・ボール・ラン』第1話の冒頭で描かれていた、インディアンが罰として「頭の皮」を剥ごうと迫るシーン。
しかし、色々調べたところ、「頭皮狩り」は確かに行われていたが、それはインディアンの一部の部族のみで、皮を剥ぐというより、少し削る程度、「殺すことを目的にしたものではなく、敵の首を取る事の代用行為」だった。
そこにやってきた白人は、敵対するインディアン部族の頭皮に「懸賞金」を掛けて彼らを虐殺。家族を虐殺されたインディアンも、「目には目を」と、白人への報復として行われるようになった、らしい※。
サンドマンに対するあれは、仲間ではなく「憎き白人」への罰、という事だろうか。
※1:「インディアンが白人の頭皮を狩った」という資料はいくら検索しても見つからなかった。そもそも「インディアン=頭皮狩り」という歪んだイメージは、後の西部劇映画やTVドラマによる影響。