祝!20万ヒット、KOT証明参加者のハイスコアに関する分析(第二版)
2001年9月30日までにシャトレーゼ紅威氏のサイトCrimson Fairytaleにおいて新KOT証明をされた方について、ハイスコア及びそれが記録された日時を分析してみました。まずはデバイス別の分析でパッドによるハイスコアのヒストグラムです。
パッドでハイスコアを記録された方は55人で二万五千点毎にその区間の人数を積み上げたヒストグラムは図1のとおりです。5万点以上15万点未満の大きな山と30万点以上40万点未満の小さな山の二つの山があることがわかります。40万点を達成した方は、まだ一人もおられずこの辺が限界値とも考えられます。なお、このような非正規形の分布ですので全体を代表する値としては中央値が適当と考え、算出しますと118500点でした。
次にクリムゾンによるハイスコアを見ます。
クリムゾンでスコアを記録された方は40人で、スケールを変え1万点毎に区切った人数の分布は図2のとおりです。全体の形は対数正規分布に近いと思います。14万点以上の方がいないのは、やはりそのあたりに限界値があるということなのでしょうか。なお、中央値は78575点とパッドに比べ約4万点低い値でした。デバイス別の度数分布表は表1のとおりです。
次にクリムゾンとパッドをまとめ、両方でそれぞれKOT証明した方は二重に計上し、延べ95人についてハイスコアを記録した時期、曜日、時刻を分析します。なお、各項目について記載のない方を除きますので計は必ずしも95人にはなりません。
まずハイスコアを記録した時期ですが、1997年1月を0とした通算月を算出して、1997年第一四半期以降、今年の第三四半期まで各四半期ごとにハイスコアを記録した方の数をヒストグラム(図3)と度数分布表(表2)にします。
ハイスコアの記録は通算月でいうと30以上36未満、すなわち年に換算して1999年、特にその第三、第四四半期に多かったことがわかります。デス2の発売日は1999年11月25日ですから、スコアアタックが盛り上がった時期はプレビューイベントやデス2発売の時期とちょうど重なっています。しかし、その後小さいながらも2000年から2001年にまたがる山もあり、デス1の根強い人気?を物語っています。次に日付時刻関数を用いてハイスコアを記録した曜日を分析します。日曜日を1、以下月曜日は2・・・土曜日は7と各曜日に番号を振ってヒストグラム(図4)と度数分布表(表3)を作ると以下の通りです。
土曜日(曜日番号7)が17人と最も多く、ついで水曜日(同4)16人、日曜日(同1)15人の順になっています。土日に多いのは納得できますが、どういうわけか水曜日にもハイスコアを記録される方が多いという結果です。土日にやりこんだあと、少し間をおくと水曜日辺りにKOT症候群の禁断症状が出、思わず再びクリムゾン(パッド)を手にしてしまうということなのでしょうか。
次にハイスコアを記録した時間帯の分析です。一日を2時間ごとに12区分したヒストグラム(図5)と度数分布表(表4)は以下の通りです。
クリムゾナーの皆さんの生活パターンがわかるようでおもしろいです。午後4時以降にハイスコアを記録することが多く、深夜も結構活発デス。さすがに8時から10時まで、12時から午後4時までの時間帯は通勤通学、昼食、学業、仕事等のためかスコアアタックは少ないようです。最後に横軸に曜日、縦軸に一日の時刻を分で表示した通算分(例えば正午は60かける12で720分、午後6時は60かける18で1080分となる)をとり散布図を描いてみます(図6 曜日別記録時刻散布図)。
数えてみると若干○の数が足りないようですが深く追求しないで下さい。とはいえ大まかな傾向は把握できます。すなわち、曜日番号3から5、すなわち火曜日から木曜日の360分から960分頃、すなわち午前6時から午後4時頃にかけては○が少ないのに対し、日曜日はその時間帯でも記録があることがわかります。
以上、何のオチもないリポートですが、御参考になれば(何の?)幸いです。
(データはシャトレーゼ紅威氏Crimson Fairytaleの新KOT証明による。
文責 メディカル越後)