「癒やし、の番組ですよね」 テレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」番組25周年記念ムックに、荒木先生の語り下ろしエッセイが掲載!

渡辺篤史の建もの探訪BOOK 25周年スペシャル版 (アサヒオリジナル)

 テレビ朝日系で放送されている住宅情報番組「渡辺篤史の建もの探訪」の、25周年記念ムック「渡辺篤史の建もの探訪BOOK 25周年スペシャル版」に、荒木先生の語り下ろしエッセイが4ページに渡って掲載されている。

 「癒やし、の番組ですよね」、という書き出しから始まる荒木先生のエッセイは、渡辺篤史さんの魅力的な語りやキャラクターや、未来への希望が伝わってきて「観ている方も幸せになる」番組に登場する家と家族、まるでマイホーム版の「水戸黄門」や「サザエさん」のように安心して見られる番組構成、次回予告にも感動するなどなど、とにかくベタ褒め。また、登場する家族の食事シーンが、昔は「カレー」の比率が高かったのに、最近は「パスタ」が多くなってきたなど、荒木先生らしいマニアックな視点も垣間見られる。仕事とは関係ないファン視点の語りのためか、「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)」並にのびのびとした語りの荒木先生のエッセイは、ジョジョファンならずとも読み手を「癒し」な気持ちにさせてくれるだろう。

 エッセイでは荒木先生が十数年前、自ら図面を描いて建てたという自宅についても語られており、「とくに衣食住の中でも“食べること”を家の中心にしたかった」ので、キッチンは一番日当たりのいい場所したとの事。
以前、荒木先生の自宅を訪れた大亜門先生は、「荒木先生の家はとにかくスゲーって感じで、日本人が住む家って感じじゃありませんでした」と語っていた。願わくば今回のエッセイが縁となって、「渡辺篤史の建もの探訪 in 荒木飛呂彦邸」が実現して欲しいッ!?

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