名作漫画の“ダークカリスマ” 『オトナファミ』のダークヒーロー漫画特集でディオ・ブランドーが紹介


 インドア系エンタメ総合誌『オトナファミ』No.20(Amazon[AA])の特集記事「ダークヒーロー漫画44選」(関連:コミックナタリー – ワルカッコイイ!オトナファミでダークヒーロー特集)で、『ジョジョの奇妙な冒険』から、“ディオ・ブランドー”が紹介されていた。

 “悪い。だからカッコイイ!”をテーマに、強烈な個性を放つ漫画の中のダークヒーローを、「ファンタジー系」「リアル系」「名作漫画のダークカリスマ」「巨匠が描いたダークヒーロー漫画」の4つに分類して紹介する特集で、ディオはその中の「名作漫画のダークカリスマ」で、名ゼリフ「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」と、スタンド『ザ・ワールド』と共に大きく紹介。簡単な作品紹介と、ディオの生い立ちやキャラ概要、ライバルキャラの事なども少し書かれている。

 ジョジョ1部では“ディオ”、3部からは“DIO”、そして7部の一巡した別世界では“Dio”として常に存在し続ける『悪』のカリスマだから、この事は必然でしかないのだが、それでもあえて言おうッ! 「さすがディオ! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」

関連:

  • ワルカッコイイ!オトナファミでダークヒーロー特集コミックナタリー
  • 『QuickJapan』75号 ジョジョ特集掲載、荒木飛呂彦講演「損をしない漫画を描くための地図」レポートより。

    荒木「悪を描くのは簡単で、描いていて楽しいし、読んでいる人もスカッとするんですよ。でも善を描くと『何言ってんだよ』『いい子ぶりやがって』と、反感を買われたりする。だから描くのはすごく難しいんですけど、善がないと悪が引き立たないんですよね。悪ばっかり描いてる漫画は多分、虚しいと思うんですよ。世の中には美しい心があるわけで、最終的に時代を超えるのは、僕は善だと思うんです。なので、善をきっちり描いて、それに対置させて悪を描くというのがキャラクター作りの基本だと思います。」

(情報グラッツェ!<wadatypeさん)