朝日新聞朝刊 2012年7月16日号の文化面に、「はじめてのジョジョの奇妙な冒険」が掲載ッ!(BOOK.asahi.comにも全文が掲載中!)
「はじめての~」の題名通り、ジョジョを知らない方に向けて書かれた記事で、ジョースターの血統と共に、「スタンド」バトルによる心理戦や、マンガの世界を超える広がり、人間讃歌など、ジョジョの魅力をわかりやすく伝える内容となっている。
記事では、第4部ノベライズ『The Book』を執筆した小説家・乙一さんや、集英社新書『ジョジョの奇妙な名言集』上巻で解説文を寄せていたフランス文学者の中条省平さんからのコメントも掲載。乙一さんは、「血統があり、闘いで流れる血がある。出発点も吸血鬼の物語だった。ジョジョは血の降り積もった神話なのです」とコメント。また、先日のアメトーーク!『ジョジョの奇妙な芸人・第2部』にも出演した、お笑い芸人・スピードワゴン小沢さんもジョジョ立ち写真付きでコメントを寄せている。
- 表紙は「荒木飛呂彦×岸辺露伴」ッ! ダ・ヴィンチ2012年8月号は『ジョジョ』大特集ゥゥ!!(2012年7月6日発売)
荒木先生のロングインタビューや、若々しすぎる写真などが掲載された、ジョジョ大特集号。
『JOJO好き著名人が選ぶ いま胸に刻みたいJOJO語録』で、乙一さんは「ベッドの上で死ぬなんて期待してなかったさ オレはカウボーイだからな」(SBR)、SPW小沢さんは「ねーちゃん! あしたっていまさッ!」(第1部)を挙げていた。 - 『言葉』でなく『心』で理解できる名言集ッ! 集英社新書『ジョジョの奇妙な名言集』、上下巻2冊同時に4月17日発売ッ!
「上巻」に24ページに渡って掲載されている、「総合解説 ジョジョの壮大な哲学 中条省平」より。荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』の根本主題をひと言でいうなら、こうした人間の限界をあらゆる手段をもちいて超えようと試みることです。荒木氏はことあるごとに、『ジョジョ』のテーマは「人間讃歌」であると説明していますが、『ジョジョ』の登場人物たちは、人間の根源的条件である空間的・時間的限界を超越しようと試みることで、逆説的に「人間とは何か」という問いに答えようとしているのです。『ジョジョの奇妙な冒険』とは、<超越>をめぐる長く多面的な遍歴譚です。
- ジョジョ名言を現代人の「基礎教養」に! 精神科医・斎藤環さんによる『ジョジョの奇妙な名言集』書評が朝日新聞に掲載
そう、荒木作品は私たちに教えてくれる。まず自分を愛し、そこから自前の倫理を確立せよ、と。時に猟奇的な様相すら呈するこの作品が、きわめつけの「人間賛歌」と呼ばれるゆえんである。
- 冬の杜王町で起こる殺人事件。“乙一×JOJO”『The Book』がコミックスサイズで新登場! / JOJO×乙一 | JUMP j-BOOKS
―― 小説家という立場から見て、『ジョジョ』のキモはどこだと思いますか?
乙一:
それは人それぞれ違うと思いますが、僕の中では演出です。普通のマンガならいきなり見せて読者を驚かす場面でも、『ジョジョ』は少しずつ周辺を固めてから提示するような、ゾクゾクする感じがあります。そういうビックリするような仕掛けがすごく好きで、『ジョジョ』を読んでいて至福を感じる時ですね。 - 伝説のジョジョ番組、再び!! テレビ朝日系『アメトーーク!』、7月12日(木)は『ジョジョの奇妙な芸人・第2部』ッ!! / スピードワゴン小沢さん、『アメトーーク!』で実にさり気なく「ジョジョ好き」をアピール
- バーン=ジョーンズの絵画とジョジョの共通点とは!? 特別対談「漫画家 荒木飛呂彦 × 三菱一号美術館館長 高橋明也」