12月8日(金)に発売される「コミックバンチ増刊号」が、ディ・モールト(モノスゲー)やばいーッ!
発売中のコミックバンチ1・2号に掲載の予告によると、増刊号では『蒼天の拳』TVアニメ化を記念して、この増刊号には有名作家6人による「北斗の拳」トリビュート・ピンナップイラストが収録されるのだが、その1つが何と、荒木飛呂彦先生が描く”ケンシロウ”ッ!! 1部や2部の頃ならいざしらず、今の荒木先生が描くケンシロウは、いったいどんな事になっているのかッ!?
他の5人の作家もディ・モールト豪華で、秋本治×ケンシロウ、
笠井晶水×ユリア、
きたがわ翔×フドウ、
田島昭宇×ケンシロウ、
森田まさのり×ラオウ
と、作家名と描くキャラを聞いただけで、思わず「見てえーッ!!」と叫びたくなる、正に出版社の枠をブッ飛び越えた凄い企画となっている。特別な企画本ではなくコミックバンチの増刊号なので、オール新作読切で、値段は350円。12月8日は、このコミックバンチ増刊号を絶対見逃すなッ!!
追記:
増刊コミックバンチ 北斗の拳トリビュート号に掲載された、荒木先生描き下ろし「ケンシロウ」は、ケンシロウ”らしさ”を全体に残しながらも、セクシーなポーズとコスチュームで大胆アレンジ!(股間には何やら「イカリ」のようなマークが(笑)) また、荒木先生から下記のお祝いコメントが添えられていた。
「北斗の拳」が、1983年当時連載が開始した時、同時に始まったのが(知っている人がいるかどうか知らないけど)ぼくの「魔少年ビーティー」なのよ。何が言いたいのかというと、「戦友」みたいな感じで「誇らしい」気持ちになるってことです。「北斗の拳」よ、永遠なれ。(荒木飛呂彦)
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『西尾維新クロニクル』掲載、荒木飛呂彦×西尾維新スペシャル対談 「すべてはジョジョから始まった!」より。
西尾:素晴らしいものを見ると、及ばずながら自分でもやってみたい気分になりますね。
荒木:確かにありますね。ぼくは絵のほうなんだけど、「この絵、どうやって描いてるんだろうな」って思ったときに、その謎というんですかね、解きたくなるんですよね。たとえばマンガ家で、何かありえない方角に線を引っ張っている人がいるんですよ。普通上から下とか、右から左なんだけど、明らかに違う方向で描いているんですよ。原哲夫先生とかね。で、どうやって引くんだろうなみたいな。逆さまにしてからやるのかなとかね。
絵画とかでも、この色をどうやって塗っているんだろうとか。そういうときにちょっと燃えてくるものがありますね。――:原先生の謎は解けたんですか。
荒木:やっぱり解けない部分もありますね。何でこんなにきれいな線がスッと引けるのかなって、自分でもやってみるんですけど、ちょっとちがうんだなあ。
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ジャイロ・ツェペリVS… こち亀連載30周年記念本『超こち亀』に、荒木飛呂彦先生も寄稿!!
荒木先生は勿論のこと、雑誌や出版社の枠を越えた総勢82名の作家達による特別寄稿は、実現した事事態が奇跡。荒木先生が執筆30周年を迎えられた暁には、是非、『超ジョジョ』をッ!!(Amazon: 『超こち亀』[AA])
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大阪芸術大学 『大学漫画 Vol.4』 価格:500円(税込)
荒木先生と小説家・柴崎友香先生との対談記事が10P収録。またメイン特集は、原哲夫先生の本音が包み隠さず語られた「特集 漫画家・原哲夫 12,000字インタビュー」。原哲夫雑誌デビュー作『マッドファイター』(82年)も復刻掲載。