アプリ配信から約2ヶ月で既に300万ダウンロードを突破している、スマホゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ(ジョジョSS)」の開発者インタビューが、CNETに掲載されている。
インタビュー記事では、ジョジョASBでもおなじみの、バンダイナムコゲームスの新野範聰さんと、アプリの開発を手がける株式会社ドリコムの通称“カエルD”さんが登場。アプリ開発の裏話や、ジョジョへの拘り、同じく“おはじき”タイプの「モンスターストライク」の事、荒木先生が原作者としてゲームの監修に関わっている事などが明かされている。
――ちなみに、原作者の荒木飛呂彦先生は、ゲームのことをご存知なのでしょうか。
新野氏:もちろん、集英社を通じて荒木先生にもご監修いただき、許諾いただいた上で提供しています。特に絵柄について、先生は非常にこだわりを持たれていますので、色の塗り方などに関するオーダーはたくさんいただきましたね。
ゲームでは今後、アニメの放送にあわせて第3部のストーリーを少しずつ配信されるとの事。しかし、ジョジョファンのユーザーの多くが最も気にしていて、いつかいつかと心待ちにしているであろう、ジョジョ第4部以降のキャラ登場については、残念ながら次のように語られている。
新野氏:アニメをどんどん応援していただいて、その結果、第4部がアニメ化されることになれば、スターダストシューターズに第4部のキャラが登場するなんてこともあるかもしれませんね(笑)。
第4部のアニメ化まで待てないッ!! せっかく短期間でこれだけのユーザーを集めているのだから、アニメはアニメということで、第4部以降のキャラクターについても、前倒しで登場をお願いしたいところ。
なお、5月8日に発表された株式会社ドリコムの決算説明会でも、ジョジョSSの話題が出ている。当初はゲームのバグやバランス調整、特に、ゲーム中にアプリが落ちると再開できなかった点が大きな問題となっていたが、現在はアプリが落ちても再開できるように修正されている。
内藤社長は「ストアのレビューの星が少ない状況がここ1か月くらい続いている」と認め、運営面の反省点を語った。「4月末のアップデートまで、アプリが落ちた際にゲーム進行が保存されない点に対する批判が多かった。途中から再開できるようにアップデートしたが、依然、批判が多い。ひとつひとつ地道に改善していくしかない」とのこと。