「自転車やら潜水艦やら、なんでも描きました。」 『僕だけがいない街』三部けい先生が、荒木先生の元でのアシスタンド時代を語る

2014-06-29-konomanga

 荒木先生の元アシスタントで、ジョジョファンにとっては『僕だけがいない街』2巻での荒木先生による推薦コメントが(荒木先生らしいという意味で)話題を集めた、漫画家の三部けい先生が、「このマンガがすごい!WEB」のインタビューで、荒木先生の元でのアシスタント時代のことを語っている。

 荒木先生のアシスタント募集に2度応募することで採用された三部先生は、「『ジョジョ』の第2部から第5部アタマくらいまで」の長期間アシスタントを努め(つまり8年以上!?)、「結果的に自転車やら潜水艦やら、なんでも描きました。」、実質的なチーフ的立場で、見開きや大ゴマも任されていたそうなので、ジョジョファンにとっても想像以上に三部先生の絵を見てきているの・か・も。また、三部先生は荒木先生からは、絵柄よりも「構図」の影響を強く受けたとの事。

――では、荒木先生から影響を受けたと思うところは?

三部 それはハッキリしてます。荒木先生は、無茶な構図の絵を描くんですよ。 パースの付け方が極端というか。 それを俺らアシスタントが強引に整合性を取って描いていくんですけど、 そうするうちに、いろいろな角度からモノを見る感覚が身につきました。 モノをどの位置から見ても形を取れるように、自然になったんですね。 それはすごく助かってます。背景とか俯瞰の絵とか、好きなんですよね。

 三部先生のインタビューは「中編」「後編」へと続いている。荒木先生の話題が出てくるのはこの「前編」のみだが、「中編」・「後編」は『僕だけがいない街』の制作裏話や今後の展開など、かなり踏み込んだ内容となっている。

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(情報グラッツェ!<四海鏡さん)