講談社、集英社、小学館、白泉社の出版4社により運営される、オフィシャルなまんが情報ポータルサイト「まんが☆天国」の、マンガ家インタビュー企画「まんがのチカラ」に、荒木飛呂彦先生が登場ッ!!
第1回では、荒木先生の驚異の執筆スケジュールが明らかにッ!!
- 規則正しい会社員のような生活。朝10時に起きて、夜11時くらいまで仕事。徹夜はしない。
- 締め切りの1週間前にあげるようにしている。これまで締め切りを破った事はない。
- 作業は、日曜にネームを考えて、月曜日に編集者にチェックしてもらい、下描きに入って、火曜日から木曜日で絵にしていくサイクル。
- 「スティール・ボール・ラン」の毎月60P連載は、ページを分割して、15ページずつ週刊ペースで描かれている。締め切りが月に1度しかないのは安心。
『ファントムブラッド OFFICIAL MOVIE GUIDE』の荒木先生インタビューで、『SBR』が「毎週打ち合わせをして、毎週ネームを切っている」と語られてはいたが、毎月約60Pを、キッチリ15ページずつ、週刊連載のように描き続けられるこの荒木先生に、肉体的疲労による原稿ロスは決してない!と思っていいだろうッ! ちなみに荒木先生は、週刊連載の頃から週休2日のペースでマンガを描かれている。(週刊少年「荒木飛呂彦」(2003年)では、木曜にネーム、金、土、日でペン入れ、月曜に締めきりと仕上げ。そして火、水がオフ、との事だった。)
このディ・モールト読み応えのある荒木先生のインタビューは、これから6週に渡って掲載される予定との事!(毎週月曜更新) 「まんが☆天国」の連続インタビューから、「Be All Eyes(決して目を離すな)」!
「まんが☆天国」
- こち亀30周年記念本『超こち亀』、297ページより。
漫画家イコール不規則な生活と思われがちだが、秋本先生は正反対。「朝9時には仕事場に入り、夜の8時くらいまで仕事です。休憩はお昼休みが12時から1時まで、その後はちょっと早いけど夕方の5時から6時まで夕食」(秋本先生) (中略) 執筆作業は週単位ではなく、月単位で進めているというのだ。「一ヶ月が4週なら、月に5本完成させるのが目標。1本はお休みや『こち亀』以外の作品のための貯金」(秋本先生) -
『ストーンオーシャン』17巻 [AA]の作者コメントより。
説明するのがムズかしいんだけれど、マンガを描いていると『重力』の存在というモノをすごく感じる(唐突ですけど)。
つまり作者はアイデアだとか、主人公の行動をコントロールしてストーリーを進行させていると世間一般で思われているようだけど、そうじゃあない事が描いてる時にあって、主人公が作者の意に反して行動せざるを得ない時とか、絵にも描かざるを得ない絵というのが出てくる。これをぼくは『重力』と感じ、『重力』とは『運命』だと感じるのだ。S・O 最終巻、これをちょっと思って読んでほしい。