創刊特別読切第2弾 センターカラー62P
岸辺露伴は動かない
―六壁坂 ―
荒木飛呂彦(原作:岸辺露伴)ジョジョ第4部の名物スピンオフ、『岸辺露伴は動かない』の第2弾が堂々登場!! 荒木先生の最新描き下ろし読切!!
(付録のポストカードセットには「岸辺露伴は動かない」も収録!)
荒木飛呂彦最新描き下ろし読切「岸辺露伴は動かない ―六壁坂―」掲載の、「ジャンプSQ.(スクエア)」2008年1月号[AA]は、12月4日(火)発売ッ!!
97年にWJに掲載された読切作品『岸辺露伴は動かない ~エピソード16:懺悔室~』(死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集[AA]に収録)の続編で、岸辺露伴は主人公ではなく、物語のナビゲーター(だから、岸辺露伴は「動かない」)。また、この時のジャンプでは「原作/岸辺露伴、絵/荒木飛呂彦」とクレジットされていたが、今回も「原作:岸辺露伴」と付けられている点にも注目。岸辺露伴が語る、恐怖の物語とは!? 付録のポストカードセットには「岸辺露伴は動かない」イラストも収録! 荒木先生のインタビューも要チェック!
単行本化は何年先になるかも分からないので、荒木ファン、そして岸辺露伴ファンなら、迷わず「ジャンプSQ.」をゲットしよう!(創刊号は完売が相次いだので、この1月号の確保もお早めに。)
- 「JOJO A-GO!GO!」[AA]より、『岸辺露伴は動かない ~エピソード16:懺悔室~』(97年作)について。
――:短編集ですが『ジョジョ』の岸辺露伴が登場しますね。
荒木:最初は露伴を出さないで話をつくっていたけど、狂言回し的なキャラクターがいないと
しっくり来なかったんですよ。
つまり露伴は物語のナビゲーターですね。
アメリカのヒッチコックが冒頭とラストで話を紹介するからおもしろいんですよ。
あれが単なるアナウンサーとかだったら、おもしろくない。
それで、この作品も「読者が知っているキャラクターがいいな」
ということで「露伴を使おうかなー」と。
編集部からは連載作品の外伝禁止令が出ていたんだけど、
主人公は露伴じゃないからいいや、と思って。
だからタイトルも露伴は「動かない」にしました(笑)。編集部から連載作品の外伝禁止令が出ていたのは、この作品が、ジャンプの人気作家がオリジナルの短編を描いて競う「愛読者杯」(作品は「週刊少年ジャンプ」読切漫画リストの中央を参照)用に描かれた作品である為。ちなみに巻末コメントは、「なかよしの漫画家こせきこうじ先生とプリクラを撮りに行った。初めてだったがとっても面白かった<露伴>」。
- JOJO×乙一! ジョジョ4部ノベライズ「ジョジョの奇妙な冒険 ”The Book”」
露伴先生も登場! 色んな意味で、相変わらず(笑)。
- ジャンプ SQ. (スクエア) 2008年 01月号
- 死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集
岸辺露伴がイタリア取材中に偶然聞いてしまった、ある男の恐怖のエピソードを描いた『岸辺露伴は動かない ~エピソード16:懺悔室~』(97年作)や、死んだ後も心の平和を願う「幽霊の殺し屋」を描いた『デッドマンズQ』など、4つの物語を収録した、珠玉の短編集。