SBR感想 #33 追憶の館(2)

スティール・ボール・ラン #33
ウルトラジャンプ2008年01月号(133号)掲載)

「SBR」コミックス 15巻収録 #57「シビル・ウォー その2」)

#32 追憶の館
[61P] ホット・パンツを追って謎の館に足を踏み入れたジャイロとジョニィ。そこにはここまで回収した遺体が揃っていた…! 「捨てたもの」が襲ってくる中、館の主が姿を現すッ…!!

【「@JOJO」に寄せられた、今月のSBR感想】

  • まさかダニーとこんな風に戦うときがくるとは思わなかった・・・。自分の過去が襲ってくるのは恐ろしいですね。

    今月は本当に濃い!また60P近くも書いてくれて最高です!あと14巻カバーも!

  • ホットパンツは一応リタイヤなんですね。
    まさか吹雪で心が折れたからか?
    敵が「公平に行こう」って言ったけど、なんかリンゴォさんを意識してるような気が…

    それにしても…
    おまえ何やってんだ、ホットパンツ~!!
    襲われたのはともかく理由を言え~!!

  • まさかの「メメタァ」復活。
    今月号で一番意外だったのはコレだったり。
    軍人風のいでたちをした本体の正体も気になる。
  • やっぱりホットパンツは重い十字架を背負っていたッスね~
    でも何故ジャイロと同じ国出身なのかが謎ですハイ
    そして敵は潔さからみてレース参加者ってとこッスか?
  • メメタアア!
    えげつない攻撃を仕掛けてくる敵ですねー
    その中でちょっと笑えました。
  • 新しいスタンド使いまたまた登場きになるぅ~
  • ヤツは遺体の守護者じゃなく刺客だったんだ……。ちょっと意外でした。
    策を仕掛けた大統領、かなり邪悪な笑みを浮かべてます。
    そういえば、今回のバトルが行われているのはゲティスバーグ付近。
    歴代アメリカ合衆国大統領の1人、エイブラハム・リンカーンが
    「人民の、人民による、人民のための政治」のフレーズで知られる演説を
    行った場所です。
    同時に、南北戦争において決戦地となった場所でもあります。
    今回のバトルはそれにならった『天下の分け目』と言えなくもないみたいですね。

    今作の刺客としてはおそらく初の精神攻撃型となるみたいですね。

    敵スタンド能力の基本的な内容としては
    ●標的の過去にまつわる存在が現れ、それに触れてしまった標的は粘液状の
    物質にまとわりつかれてしまい、程なくして、布団圧縮袋から空気を抜いて
    いくのと似たような感じで肉体をペラペラにされていく。
    ●粘液状の物質は水に触れると溶け出し、効果を失う。
    といった感じ。己のスタンドの弱点をわざわざ告げるあたり、本体はかなり
    キザったらしい感じがしますね。

    今回のバトルは過去の痛みがより深いジョニィの視点で多くが進みそうです。
    ホット・パンツの過去も遂に明かされましたね。……しかしこのまま倒されて
    しまうんでしょうか?自分としてはそうならないよう願いたいんですが。
    ジョニィも、彼女と同じく『肉親の死の要因を作ってしまった』という身。
    同じ苦悩を抱いていることを知ったからこそ、ジャイロだけでなく彼女も全力で
    救いだそうと決意したわけですから。

    進めジョニィ!無事救出すれば恋愛フラグGETだ(笑)!  たぶん。

  • 連載もやっと61ページに戻って、よかった、よかった。
    自分の過去に襲われるなんて、今までで一番いやな攻撃だな。
    あと、バーバ・ヤーガやスループ・ジョン・Bやゼニヤッタ・モンダッタは、最終ゴールまで話にからんでくるのだろうか。
  • ま、まさかあそこであの伝説の擬音が使われるとは・・・
    さりげなく使われてて最初は気づかなかった。
    内容に関しては、ホットパンツのレース参加の目的もわかってきたし、敵の能力もみえてきて満足してます。

    レースの方は本当に終盤って感じがしてきて、ちょっとさみしくもあります。ディオがそろそろ追い上げてくるんだろうな・・・。

  • 正直、途中で捨てられたと思っていたのにくまと、色々なところで捨てた鉄球で膜に包まれるとは……
    ホット・パンツの過去について。
    ジョニィと同じように(間接的に)兄弟を殺してしまったんですね。
    公平さが強さになる。
    次回も展開が楽しみ。
  •  今月もハラハラドキドキ。
     人の過去の痛みをほじくるとはまた陰険な能力だ。しかも精神の弱みから攻撃してくるわけだから、スタンド的にも強力。
     フェアに行こうと言っておいてこの仕打ち。なんかわからん敵だが、何者なのか……。ここは穴狙いでゼニヤッタ・モンダッタに魂のチップを一枚、賭けよう。
     あとそろそろ活躍してほしーなノリスケさん。
  • ホットパンツは弟を、【あたしの両親の】大切な男の子、と言っている。
    彼女にとっては、彼女がどんな環境で育って、弟はどんな存在だったのか。
    アンダーワールドとは違う、心の傷をえぐり出すような敵スタンドの攻撃が恐ろしすぎる。
    こんな攻撃されたら、ジョニーじゃなくても泣くよ。

【今月のSBR 感想サイトリンク集】

  • ●今月号のオマケとして、「SBR」14巻専用クリアカバーが付いて来ました。ブラックで統一された、ちょっぴり大人なムード漂う逸品です。でも、ゴールドの別バージョン表紙は2巻まででストップしちゃったんですね。残念。
    正直言って、オマケもありがたいんですけど、それより巻頭カラーや表紙を期待しています。ここんとこ、すっかり御無沙汰ですからね。

    ●トビラ絵はジャイロとジョニィとH・P。みんな仲良く並んで記念撮影、とでもいった趣きです。彼らの服にも、普段は貼られていないトーンが貼られたりしていて、そこはかとなくセピア色の想い出って感じ?「追憶」というキーワードにも絡めているのかも。15巻の表紙は、この絵の別バージョンでも良いですね。
    つーかジョニィ、普通に立ってないですか?もしや、このエピソードを経て、いよいよジョニィの脚が回復に向かうのでしょうか?
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    サイト:あらき100%
  • さて、いよいよドラマは佳境を迎えるのか?
    舞台は終盤の7thSTAGE!
    ジャイロ&ジョニィに迫る新たな危機とは――!?

    今月号ではまず6thSTAGEまでの結果が掲載されていました。
    総合1位はポコロコで273ポイント。
    2位は何とジャイロ・ツェペリで246ポイント。
    3位にはまだ優勝のないジョニィが245ポイントがランクイン。
    そして4位にはちゃっかりノリスケ・ヒガシカタで223ポイント。
    次が驚きなのですが、5位にディエゴが入りました。
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  • 6th.Stageの結果を受けて、7th.Stage中盤にて総合順位発表。自分で適当に計算した時にジャイロとジョニィの点差が図ったかのように1点差だなあとは思ったのですが、都合良過ぎるしこれはどっかで自分の計算が間違ってるんだろうなと思ってたら合ってました(笑)。タイムボーナスが大きい差ではあるんですが、随分とステキな点差になったもんですね!しかしそこをひっくり返してみれば、ジョニィは一度もトップを取らずに3位入線なわけです。サンドマンとホット・パンツがいない事を考慮しても大健闘と言えるでしょう。僕は競馬でもそうなので(勝たないと本賞金が加算できない)、トップ取らないと優勝争いには食い込めないくらいの点差が出ると思ってた(5-6位の間くらい)のですが、コンスタントに上位にいれば太刀打ちできるとわかりました。
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  • ちょ!!!どうしたの大統領!!!!
    いつの間にかイケメンになってるじゃないの!!!!
    びっくりした。誰かと思った。
    まるで辻彩の能力で顔入れ替えたのかと思ってしまったよww

    まだ敵のスタンドは謎に包まれたままで終わった。
    キーワードはいくつか出てきた。

    弱点が「水」であること。
    捨ててきたものからからは絶対に逃げられない。
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  • 6th.STAGEまでの順位発表!
    2,3位にジャイロとジョニーが!
    6th.STAGE8位の「ゼニヤッタ・モンダッタ」が気になります。

    7レースでフィラデルフィアまで行ってしまったら8レースにならない?と疑問でしたが
    8,9レースは短距離レースなんですね!
    つまり7レースの勝者が残り2レースでも有利なこと!
    そしてこの3レースを制したものがレースを制するといっても過言ではないのだ!
    圧倒的な運の力でトップを走るポロロコを覆すのは誰なのか!?
    と皆が見守る中、レースで1番人気、2番人気はジャイロとジョニー。
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  • 1.新手のスタンド使い
     前回登場したスタンドは大統領側のスタンド使いのものでした。して、その能力とはどんなものなのか?

    【たぶんこんな能力】

    1.攻撃対象の人物が過去に捨てた「物」をその場に出現させることが出来る。
    2.出現させた「物」は攻撃対象の人物が触れると体と一体化する。
    3.「物」が自発的に行動できる物(人や動物)である場合、その「物」自体が攻撃対象の人物に触れようとする。
    4.一体化した「物」は顔をめがけて移動をする。
    5.「物」が顔に到達した時点で膜状になり、攻撃対象の人物を覆って体の自由を奪う。
    6.一体化した「物」に水をかけることで一体化を解除できる。
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    サイト:空気供給管
  • 扉絵はパンツさん含めたスリーショット。
     なんか主人公一行という感じの描かれ方を感じるのでパンツさんはまだまだ生き残ってジャイロ、ジョニィと共に戦っていく予感!

    ●レース展開
     現在の正確な順位が発表されたわけですが、パンツさんはもうリタイア扱いになっていたのね…。
     何気にバーバ・ヤーガよりも上位にいるスループ・ジョン・Bってここ3ステージくらい上位にくいこんでいたようなんですが全然ランキング表での印象がねェー!
     ちゃっかり今回もランクインしているゼニヤッタ・モンダッタの方がインパクトが強すぎるんじゃッ。
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  • 今回のウルトラジャンプはSBR14巻の専用クリアカバーが付録なので、買いです。

    ●表紙は
    ジャイロとジョニィとホット・パンツ
    並んでます。

    ●順位について
    冒頭にわかりやすい説明がありました。もう東海岸にいるのですね。。
    残り3ステージで、ポコロコが1位です。ジャイロとジョニィは30点差くらいで追ってます。
    ポコロコが2回1位とったら、優勝が不可能になります。ポコロコのリタイア以外は・・・。
    【続きを読む】

  • スティール・ボール・ランレース7.thSTAGEも選手のゴールを待つ時間となっていた。
    もはや2割以下となった参加選手達。その中に名を連ねるジャイロとジョニィ。
    その二人は僅差で2位・3位と並ぶ。
    そして次の8、9.thSTAGEは短い区間。
    この7.thSTAGEの勝者が優勝に独走する可能性が高い、最も重要な区画…。

    オッズでも1番人気に上がるジャイロ・ツェペリ。それに続くジョニィ・ジョースター。
    そのいずれか二人の優勝に胸を膨らませる世界中の人間達。
    その二人の快進撃を冷静に眺める人間が一人…。
    ファニー・バレンタイン大統領は二人が遺体を見つけた確信を掴む。
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  • 今回は読み応えがあるなぁ。
    最近減ってしまった、斜めのコマ割り多用されていて良かった。
    そのせいなのか、既に7,8回は読み返したな。

    そのかいもあって、今まで、まったく気づいてなかったことに気づいた!

    「ジャイロ」の服が元に戻ってる!

    しかも先月からかよ!
    何度も読み返すと色々と見えてくるもんだよね。

    「ジョニィ」は微妙に戻ってるな。羽がまだ残ってるけど。
    単なる「冬仕様」だったってことか。
    「ジャイロ」の服は今までのデザインが好きなだけに嬉しい。
    【続きを読む】

  • Dioは6thステージ20位で2ポイント入っていました。
    そして、3852人いた参加者がが61人までに・・・
    約1/63です。すごい大レースですね。
    そして、今月はなんとページ数61ページと荒木先生仕事はやすぎです。
    インタビューとか関係ないかのごとく仕事なさるんですね。
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多数の感想、ディ・モールト・グラッツェ!!(投稿12+サイト11)

今月号は久々の、特大ボリューム61P!!
前回がが33Pだったので、合わせて94P。次回も61P掲載なら、なんとかコミックス1冊分のボリュームにはなる!?

6th.STAGEまでの『総合順位表』
シカゴ→ミシガン・ヒューロ湖・マキナック海峡 約690km
最終到達者:61名
リタイヤ者数:380名(ホット・パンツ含む

総合
順位
氏名 総獲得P これまでの順位
1st-2nd-3rd-4th-5th-6th
タイム
ボーナス
1 ポコロコ 273 3-9-5-2-1-3 1時間
2 ジャイロ・ツェペリ 246 21-4-4-3-4-1 1時間
3 ジョニィ・ジョースター 245 6-5-1-7-3-2
4 ノリスケ・ヒガシカタ 223 19-6-着外-1-2-4 1時間
5 ディエゴ・ブランドー 192 2-1-3-着外-着外-20 1時間
6 スループ・ジョン・B 79 20-10-着外-8-6-6
7 バーバ・ヤーガ 72 14-15-8-着外-10-5

SBRレースも終盤戦。7th.STATEはゴールまで予定2~3日と迫り、残る 8th、9thはともにショートルート。3ゴールで300P、誰でも逆転優勝できるターゲット内にいる、重要なステージとして位置づけられている、この7th.STAGE。

それは『遺体』争奪にも言えることで、大統領はいよいよ、遺体の『総取り』に動き出す。
ただ、今回の敵が大統領の『刺客』なら、「大統領が刺客を放つ理由が「ジャイロ達の動き」だった事」、「ホットパンツの逃亡」、そして「『胴体』まで揃っている遺体」、これらの繋がりにはまだ『謎』を感じる。やはり『大統領の刺客』なのか? それとも別の『何者か』なのか? 
本体がいて遺体を求めていることから、『守護者』ではなさそうだが…。
(ジャイロ達は『遺体を探して』ルートを外れていた。→ 大統領がそれに気付き、何らかの理由から『遺体』を持たせた上で、刺客を放つ → ジャイロ達より先に、ホット・パンツと遭遇。彼女は『胴体』を見つけていた → 全ての遺体を奪い取った上でわざと泳がせる → キャンプ中のジャイロ達、彼女を見つけて追跡 → 敵はその様子を見て『追憶の館』で罠を張っていた。…なぁーんて推理は苦しい?ハハハ)


襲ってくるのは…
己の過去―――!!

『捨てたもの』、決して抗えぬ『過去』が襲ってくる、そして触れると文字通り、『過去に捕らわれる(囚われる)』。
ホットパンツが捨てたものとは、『弟』。自分が助かるために弟の命を差し出してしまった彼女は、自らの『救い』のために、聖なる遺体を求めていた…。ホット・パンツの行動理由が一気に埋まると同時に、敵の能力のエグさと卑劣さを際だたせる、重く悲しいエピソード。そして『過去』はジョニィにも牙を剥く。白いネズミのダニーと、兄のかたみのブーツ。触れられたくない傷を容赦なくえぐる敵の攻撃に、「この『敵』ッ!!  絶対にブッ殺してやるぅぅぅぅゥゥ―――――ッ!! 」と叫ぶジョニィ。
メメタアされながらも、何とか『水』で清めることに成功し、敵の能力を解除できたジョニィだったが、それを見ていた敵は確信する。「『両足部』を体の内側に持っているのは……ジョニィの方だ」、と。

『清める水』は手に入れたが、ジャイロは果たして無事なのか!? 
そして遺体を持つと確信した敵は、ジョニィにどんな攻撃を仕掛けてくるッ!? ホント・パンツは助かるのかッ!? 次号、ウルトラジャンプ2008年02月号は、1月19日(土)発売ッ!!

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