#41 真の力(5)
[43P] 「独立宣言広場」で敵の奇襲を受けたジョニィ…! 犯人を追うジャイロの前に、無口なスタンド使いが立ちはだかる! 不気味な敵を撃破し、ジョニィを救出することは出来るのか…!?
【今月のSBR 感想サイトリンク集】
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●今回はとっても珍しく、トビラ絵は無し。1ページ目からいきなり本編開始です。
躊躇も容赦もない敵の猛攻に、追い詰められてしまったジャイロ。ここに来て、ようやくダンディが重い口を開いてくれました。彼が話したのは、自分のスタンド名。ただそれだけ。無駄口を叩いている暇があるならさっさと攻撃するという、彼のプロフェッショナル魂を感じますね。見た目といい、立ち居振舞いといい、実に洗練されていてダンディ過ぎます。
【続きを読む】サイト:あらき100% -
黒地に、白に近い色の文は読んだ後でかなり強烈に目に残るのが前から気になってたので、今回からおもいきって白地に黒、そしてサイズも大きくというふうにしました。シンプルがいい!
さて、ジャイロに相対した敵はなんか神秘的な雰囲気を持っていながらも思いのほかザコであっさり決着ゥゥーとなりましたが、ジャイロを取り巻く環境は相変わらずにかなり不可解。こりゃ今回は特に複雑な感じになってるなぁ。
【続きを読む】サイト:靴のムカデ屋-mini- -
第6部がそうだった様に、この第7部スティール・ボール・ランもコミックスの巻数は全17巻程度でまとまるのかなと思っていました。
しかし、最近の流れとかを考えると、どうやらもう少し長くなりそうですね。
ボスキャラとの対決はラスト2巻分くらいはかけるんじゃないかと思いますし、まだ決着のついていないキャラが結構残っていますから…もしかすると20巻くらいまで行くのかも知れません。
【続きを読む】サイト:いけさんフロムFR・NEO RE -
今回は、いろんな意味で驚きの連続!
どこでどうなったら、そうなっちゃったのよ!と。
信じたくない気持ちでいっぱいだ。マス目のスタンド使い、本体名は「ディスコ」、スタンド名は「チョコレイト・ディスコ」。
驚くことに瞬殺されてしまいました。
【続きを読む】サイト:ジョジョ ゲーム(仮) -
「その「瓶の中の」液体…… マス目で攻撃…… そして防御
よく考えると……かなり『無敵』な…
「スタンド能力」なんじゃあ…… ねーのか… てめー」
マス目のスタンドを駆使した攻撃をする敵に、食い下がるジャイロ。
【続きを読む】サイト:しやわせ空間 -
さて、前回からおヒゲのダンディの攻撃を受けているジャイロ。
そして遂におヒゲのダンディが口を開く!『チョコレイト・ディスコ』
・・・・・・・何?
えっ・・・・・・・・・・?
【続きを読む】サイト:グラス1杯 -
1.ジャイロVSディスコ
マス目による攻撃への対抗策は、鉄球の回転で空気の密度を変化させ、マス目の位置を正確に把握できないようにするというものでした。すごいですね、これ。鉄球の回転でそこまで出来るとは。空気を操るとなると猫草を思い出したり、空気で光を屈折させて云々ってなるとワムウを思い出したりしますよね。
【続きを読む】サイト:空気供給管 -
フィラデルフィアの街角で、突如敵の襲撃を受けたジャイロとジョニィ。ジョニィは背後から何者かに銃撃され、ジャイロは通行人と一騎討ちです。無精ヒゲ通行人の能力は、地面に投影されたマス目に対し、物質を移動させる事のできるというものでした。凶器を液体等にする事で、ただでさえ難しい回避がすこぶる困難になっています。まるでヨーヨーマッのヨダレのようだ。
【続きを読む】
躊躇なし、容赦なし…!
最終決戦地 、窮地の連続―――!!(今月号のアオリより)
対象物を指定の「マス目」に落とす、攻防一体の能力。そして見るからにヤバイ劇薬。
絶体絶命のジャイロに、これまで無言だった敵が、唐突に話し掛ける。
ジャイロ「……………… 何?
えっ………?」敵「オレの能力の「スタンド名」だ
『チョコレイト・ディスコ』
ただのそれしか言わない 以上で終わりだ
オレのセリフは終わり……
君に解説してやる事柄はな……」
Perfumeからのバレンタインプレゼントとしてリリースされたナンバー。
偶然、この曲のビデオクリップを観た木村カエラさんがPerfumeを絶賛。一躍注目を浴びることになった。ニューアルバム「GAME」[AA]収録曲。
「ジョジョ」に初の“邦楽スタンド”が登場!! しかもそれは、女性3人組テクノポップユニット「Perfume」!!(Wikipedia)
邦楽としてはSOUL’d OUTの曲名を持つキャラ、ウェカピポとマジェント・マジェントが登場したが、スタンド名は洋楽で統一されていた。それが今回あっさりと覆り、しかもあれだけ仲の良かったSOUL’d OUTではなく、Perfume! いったい、荒木先生にどんな心境の変化がッ!?(ウルジャンを読んでいる時点ではあまり気にしなかったけど、読み終えて“チョコレイト・ディスコ”でググった時の衝撃は、ポルナレフAAを書きたくなるくらいにヤバかった。そしてその翌日には「GAME」[AA]を購入して、今も聴いている!(本当))
そして敵(名前は「ディスコ」)は、本当にそれだけを言うと、両手の瓶を割りトドメの攻撃に!
ジャイロも急いでその場を離れつつ、すかさず鉄球を投げ込む! 毒液を巻き込みながら飛ぶ鉄球、しかしスイッチ一つで、「鉄球」は「毒液」と共にジャイロの頭上から落下! そして倒れ込むジャイロ…、だがよく見ると、ジャイロを正確に狙ったハズの攻撃は、何故かジャイロの後ろのマス目に落下しており、少しかすっただけ。向かってくるジャイロに、困惑しながらも敵はもう一度毒薬や釘を振らせるが、やはり当たらないッ! 一体何が起こっているッ!?
実はジャイロが先に投げた「鉄球」は、攻撃のためではなく、敵の目の前に空気の塊で出来た「レンズ」を作ることで敵の視界を歪め、マス目を誤認識させるのが狙いだったッ!
「自分が思っているよりも、お互いの距離は実際はずっと近いみたいだぜ」
前回までのカッコ悪さ(&コミックス描き下ろしのギャグ)からは打って変わって、これぞ主人公!なトリック・プレーで、強敵ディスコを完全撃破!
しかしディスコは最後まで口を割らず、「ジョニィを襲った何者か」については一切聞き出せなかった。
そこでジャイロは、広場にいた子供達や老人の目撃情報から、ジョニィを撃った「犯人」を突き止めようとするのだが…、
証言1:少年3人組 | |
犯人は何人いた? |
1人。 「ひとりいた」「ひとりだよ」「ひとり」 |
それは誰? |
『Dio』(写真で確認)。 「あそこの角にいたのは、馬術用のヘルメットをかぶった こっちの男さ! こいつが撃った!」 |
証言2:双子の姉妹 | |
犯人は何人いた? |
1人。 「当たり前よ、犯人はひとりよ」 「単独犯!! 他には見なかった!」 |
それは誰? |
『ウェカピポ』(写真で確認)。 「今、壁のところで銃で撃って逃げた犯人は、下の方の写真の男!!」 |
証言3:絵描きの男 | |
犯人は何人いた? |
1人。 (似顔絵には1人しか描いていない) |
それは誰? |
『ヴァレンタイン大統領』(似顔絵)。 「似顔絵ですが見たまま描きました」 「あそこの壁の所はハッキリ見ていた」 「わたしのは記憶ではない、警察で証言してもいい、この似顔絵の男があなたの友人を撃ちました」 |
それぞれが「犯人は1人」「撃つところまで目撃している」にも関わらず、証言が全く合わないッ! 幻覚でも変装でもなく、嘘をついているフウでも無い…。これは「理解不可能」なスタンド攻撃なのか!? それとも「推理可能」な事実なのかッ!? とりあえず、敵を1人倒し、ジョニィがまだ生きている事だけをポジティブに捉え、前に進むジャイロ。(でも本当にこの後どうする気だ?^^;)
一方、そんなジャイロ達を建物の影から伺う『ウェカピポ』。そして、その背後から『Dio』! 一触即発か、と思いきや、
Dio「ジョニィ・ジョースターは生きている方がふさわしい
死なない程度が………… なあ、ウェカピポ」ウェカピポ「黙っていたな………? Dio
マジェントのヤツが……… 生きていた事を…………」Dio「ヤツとは仲がいいと思っていた…………
とはいえ……これまでは予定通りじゃあないか?」
Dioとウェカピポは裏で手を結んでいたッ!?
いったいいつから、何の目的でッ!?
Dioが狙うのは「遺体の総取り」。ウェカピポは「ルーシーの護衛」。ルーシーの持つ遺体をDioに引き渡す約束で、Dioと協力した? それとも、もっと以前から!? しかし、何らかの利害関係があるとしても、ジョニィを撃った犯人については、Dioでもウェカピポでも無く、彼らは物陰から様子をうかがっていただけに見える。ただ、どちらにしてもジャイロ達を「助けてくれる」雰囲気では無い。
「不可解の連鎖… そして、この2人…!?」(後ろアオリ)
ジョニィを撃った犯人は、3人のうちの誰かなのかッ!?
ジャイロはジョニィを無事に見つけ出せるのかッ!? そしてDioとウェカピポは何をしているッ!?
解けないミステリーに頭を悩ませたまま、次号、ウルトラジャンプ2008年11月号(10月18日(土)発売)に続く!!
- GAME: Perfume, 中田ヤスタカ: 音楽
「チョコレイト・ディスコ」を収録したアルバム。
繰り返しのフレーズがクセになる。
「ジョジョ」のスタンドとして登場した、という理由だけで、アルバムを買いに走った人間は、果たして全国で何人いるだろうか?(とりあえずここに1人(笑))
ちなみに「チョコレイト・ディスコ」は元々ファン・サーヴィス[sweet](超プレミア品)に収録されていた曲との事。