まるでサンタナの“リブス・ブレード(露骨な肋骨)”!? 肋骨を突き出すトゲイモリ

  • 「動物 – トゲイモリ、皮膚から突き出る武器の謎」ナショナルジオグラフィック) / BBCの記事(英語)翻訳)肋骨の骨格写真も掲載

     イモリ科最大種のイベリアトゲイモリ(Pleurodeles waltl)は、防御のために鋭い肋骨(ろっこつ)の先端を体から突き出すことで知られている。この行動の仕組みはそれほど単純ではなく、かなり変わっていることが明らかになった。(中略)X線撮影とCTスキャンで解析した結果、肋骨を回転させて体外に“トゲ”を突き出していることが判明した。また、皮膚にトゲ専用の穴がないこともわかった。つまりイベリアトゲイモリは、トゲを突き出すたびに自分の体に穴を開けていたのだ。


“リブス・ブレード(露骨な肋骨)”
ジョジョ7巻[AA]より)

 ちょっかいを掛けてくる無礼者に対し、「うっとおしい……ぞ……この…原始人…が………」と、まるで柱の男「サンタナ」の“リブス・ブレード(露骨な肋骨)”ジョジョ7巻[AA])のように、肋骨を突きだして防御するという、恐るべき性質を持つイベリアトゲイモリ。しかもその肋骨は、本当にサンタナのように「回転」させて、自分の体を突き破って出している事が今回分かったとか。(実際に肋骨を出しているトゲイモリの写真。これは触ると痛そう。)

 驚くべき皮膚の再生能力まで備えているそうだが、イモリなので、「太陽」(乾燥)はニガテだと思われる。

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(情報グラッツェ!<輪王ひろみさん、エイシストさん)