[上に戻るぞ、気を付けろぉ!]

パッドクリアのコツ
[2001/04/15] ステージ2を中心に、大幅加筆修正

ほんのちょっと押しただけでドヒュン!と移動するカーソルに、無敵時間ナシなどに代表される異様な仕様、そして速攻でゲームオーバーとなった者への追い打ちとして表示される、飛ばせないエコールのロゴ…。多くの方が、「こんなのクリアできるかぁッ!!!!!」と怒りを覚え、絶望し、そして諦める。 しかし、諦めず挑戦し続ければ、クリアは必ず出来るッ!! 

「LUCK(幸運)」と「PLUCK(勇気)」をもって、このデスクリムゾンをパッドで征すベシッ!!
  1. 全般的なコツ
  2. シーン1「サロニカの街」
  3. シーン2「リムブルク大学」
  4. シーン3「コネラート橋」
  5. STEGE1 BOSS「フライリハード」
  6. シーン4「イズキット川」
  7. シーン5「アッシムの館」
  8. STEGE2 BOSS「ムーラ」
  9. シーン6「サファール遺跡」
  10. シーン7「シャナファーラ」
  11. シーン8「デスビスノスの宇宙船」
  12. STEGE3 BOSS「デスビスノス」

全般的なコツ
  • 攻撃は、常にAボタン(ショット)とXボタン(リロード)を同時に押す。これで弾切れの心配は無い!

  • 敵の出現ポイントを覚えやすいものから順に覚えていく。特に、「一般人(佐藤)」、「ムササビ」は、かなり嫌らしい場所に出現するため、暗記は必須。

  • カーソルの動きは恐ろしく素早い。初心者はまずマトモに動かせないので、確実に照準を合わせるためにも、斜め方向には動かさず、まず縦軸を合わせて、後は出来るだけ横移動のみで敵を倒す。(下図参照)


  • 敵の当たり判定は、見た目以上に大きい(ただしこれは佐藤やムササビにも言える)。敵を倒す際は、この大雑把な当たり判定を利用する。カーソルは少ない動きで、なるべく敵の群の中央を横切るようにし、そして華麗に皆殺しだ!(下図参照)


  • 背景などにポリゴンが多く使われている等、込み入った場面では突然カーソルが消えてるバグがよく起こる。しかし、消えている間もカーソルは画面に存在しているし、そのまま攻撃もできる。敵がいる場面でそうなった場合は、カーソルの位置を予測してそのまま攻撃するのがベストだが、それが無理な場合は、十字キーをグチャグチャに動かして連打するのもいい。この他にも色々な事が起こるかもしれないが、とにかく、慌てるな!

  • 視点移動中も、連打は止めない。出現する敵が勝手に当たって倒される場合が、結構多い。ただし、佐藤やムササビの出現ポイントには注意。あと、無駄撃ちは著しく進化ゲージを低下させるので、進化ゲージの上昇によるパワーアップやクレジット増加を狙っている場合も、連打しない方がいい。

  • 1UP(”Hit Here!”と書かれた黄色い看板)は、絶対に逃すな!

  • 結局の所、日々の鍛錬こそが、クリアへの近道なり。精進精進…

  • ゲームの処理速度が、突如2割増しとなる現象、通称『デスクリムゾン高速モード』。98年の秋、伝言板でのG.E こと A.N氏とたちばななつめ氏の報告によってその存在が確認されたこの現象は、速度が上がる分、ただでさえ難しいのに、さらに難易度が上がってしまう(そして明らかにバグ)。ポーズ解除直後やコンティニュー直後(画面を止めた直後)に、マレに発生するが再現性は無い。ポーズボタンを押す事で解除される事もあるが、これも100%では無い。「アッシムの館」とかで、そうなった場合は…、まあ、人間、「諦めが肝心」って事もある、って事で…。




シーン1『サロニカの街』
  • まず、この恐ろしく早いカーソルの動きに慣れる事が先決。

  • 数々の理不尽なシステムにも慣れる。例えば、ターゲットされると敵が攻撃らしい動作をしていなくてもダメージを食らう(通称・サイキック攻撃)、 行く手を大きく遮ったかと思うと地面に潜って消える「民間人(通称・佐藤)」、そして、攻撃すると見せかけて、何もせずに通り過ぎたり、攻撃前に強制スクロールに流される一部の敵等。さらに、このゲームでは、ダメージを食らった直後の無敵時間は無いので、「連続ダメージ=即死」もあり得る。そしてコンティニュー後も同じく無敵じゃないので、再開後にダメージを食らう事も。全て、仕様デス。

  • おそらく何度もゲームオーバーになるだろうが、その度に見せられる、絶対に飛ばせない「エコールロゴ」にも慣れる(笑)。

  • このステージで最も厄介なのは、ズバリ「青コウモリ(仮)」。同時に敵が出現した場合は、まずコイツから優先して倒すべし。

  • 「青コウモリ(仮)」は翼があるだけに、空から出現する事が多い。奴に狙いを付けやすくする為にも、カーソルは常に画面中央やや上をキープする。

  • とにかく、こんな序盤で絶対に諦めたりするなッ!




シーン2『リムブルク大学』
  • ゲーム序盤で出現する噴水(通称:エコール噴水)は、撃つと回転し、さらに攻撃すると破壊され、クレジットが5つ増加する。必ず破壊しよう!

  • 「ムササビ」は民間人と同じ扱いなので、撃ってはならない。納得できないだろうが、とにかく駄目だッ!(^^;) ちなみに理由は、「Quick Japan 」24号のデスクリムゾン2記事によると、
    「ムササビはKOT症候群の特効薬=味方だから撃っては駄目」
    という理由らしい。だから怒るなって!(笑)

  • 画面をゆらゆらと横切るだけの「鎌アタマ(仮)」は、無害。こんなのを相手にするくらいなら、他を優先して倒すベシ。

  • 前の「サロニカの街」クリア時のに加え、序盤のエコール噴水からのクレジットもあるので、クリア自体は全ステージを通して最も簡単。問題なし。




シーン3『コネラート橋』
  • 橋脚に光る「球状の物体」は、画面上の物体を消滅させる効果がある…が! 佐藤やムササビを巻き添えにした場合、奴等を誤射したのと同じ扱い(つまりダメージを受ける)となるので、無理して使う必要は無い。 いや、使わない方がいいくらい かもしれない(^^;)。

  • ステージ開始時には、前ステージからのクレジットが大量にあるハズ。それに任せてゴリ押しでクリアしても、全く問題無い。次にクレジットを残そうなんて考えるな! 理由は次のステージで明らかになるだろう。

  • 〜このステージにまつわる伝説〜
    リムブルク大学で唯一30万点を超えるスコアを叩き出した強者越前裕介氏は、スコア・ショット共に0でクリア、つまり1度もパッドに触れずにクリアするという偉業を行っている。ただし、これには「リムブルク大学」クリアの時点で、25以上のクレジットが必要らしい。つまり…(笑)。




STGE1 BOSS『フライリハード』
  • 開始時に、クレジットが いきなり0になっている(正確にはクレジットが10減少する)が、原因は不明。そういうものだと割り切ろう。

  • ボス戦では特別ルールが適用される。
    • 右下の進化ゲージがコンバット越前の体力ゲージとなる。25発くらいまで耐えられるので安心。
    • ボスの体力ゲージは画面上部のメーター。これを0にする事でクリアとなる。
    • ボスは360度移動する(っていうか、一定ダメージで逃げる)。追跡には、画面左右にある三角形の「視点移動マーク」を撃って視点を移動させる必要がある。
    • 右上には常にレーダーが表示される。ボスを追跡する際はこのレーダーを参考に。

  • 初めてのボスだが、奴は弱い。可哀想なくらい弱い。どんなにテキトーにやっても絶対に勝てるので、アドバイスは無し。

  • 〜このステージにまつわる伝説〜
    クリムゾナー淳治氏は、このフライリハード戦をひたすらヤリ込む事によって、奴を162発という非常に少ない弾数で撃破している。もちろん、この記録を破った者はいない。




シーン4『イズキット川』
  • 初期クレジットは。つまり、3ダメージ=即ゲームオーバー。気合い入れてかかれッ!

  • 画面上部より蛇行しながら飛来する「青ゴースト(仮)」は、画面中央より下に降りてくる前に倒す。具体的には、カーソルをあらかじめ画面上3分の1で待機させ、出現後は 左右の動きだけで対処すると良い。

  • 自分からカーソルを動かすだけが能じゃない。先にカーソルを移動させ、強制スクロールによって敵とカーソルが重なったら攻撃する。このテクニックは、視点移動の激しい「アッシムの館」や、それ以降でも非常に有効なので、ぜひ覚えておくベシ。

  • このステージは慣れれば簡単にクリア可能だが、次に控える最難関「アッシムの館」のためにも、ここでクレジットを大幅に上げる必要がある。具体的な方法は次の通り。
    • 銃の進化は、(1)レーダー、(2)オプション銃、(3)クレジット増加、(4)クレジット増加 となっている。とにかく(4)までは必ず行う事。
    • 進化ゲージを上げる為にも、敵の出現位置は全て把握し、一匹残らず倒すツモリで。
    • 敵や弾を破壊すれば進化ゲージは上昇する。しかし、外せば同じ勢いで下がり、連続して外せばあっという間にカラになる。空撃ち厳禁!
    • 原住民「ノキアス」は、弾丸を放ってくるが、コレを破壊しても進化ゲージは上がる。だから、奴に弾を吐かせて それごと倒すといい(クリムゾンは弾丸を貫通するので、弾丸を破壊しつつ背後のノキアスを倒せる)。
    • 途中の「1UP」は絶対に取る。
    • もちろん、途中で死んだりしてクレジットを消費する事は厳禁。

  • 実は、銃の進化にはまだ続きがあり、(5)何も無い、(6)クレジット増加 となっている(発見者:DDK氏)。(6)まで行うと、クリア後のスコア精算による増加と併せて、クレジットを5まで増やす事が可能。これだけあればクリアも容易なので、狙ってみるベシ。(これだけの腕前があれば、既に全ステージをクリアしてしまっているのでは?との声も)

  • 〜このステージにまつわる伝説〜
    この原住民「ノキアス」は、攻撃しても音もなく倒れる為、追い討ちは不可能とされていたが、たちばななつめ氏の調査によると、実は奴等への追い討ちも可能らしい。ただし、撃ち込みの音が聞こえない上、他の敵の攻撃が激しく、非常に難しいとの事。




シーン5『アッシムの館』
  • デスクリムゾンをパッドで攻略しようとする者の殆どが、ここで挫折すると言われるほど、とにかく難しい。だが、ここをクリアできればデスクリムゾンはクリアしたも同然! 自分を乗り越えろッ!

  • このステージで最も厄介な敵は「青コウモリ」。「サロニカの街」と同じく上空によく出現するので、カーソルは画面中央より上をキープし、出現したら真っ先に倒す。なお、ゆらゆらと上下に動くので、攻撃が当たらなくても その近くを連打する事で、倒せる事もある。

  • 同時に多数の敵が出現するので、一瞬でライフが無くなる事もしばしば。倒すなら出現した順に、一筆書きの要領で倒すベシ。

  • あまりにも大量に出現し、とても全部倒すのは無理だと判断したなら、せめて倒しやすそうな奴だけでも倒す。とにかく即死だけは避ける事。

  • ライフが無くなって「CONTINUE」のカウントダウンが表示されても、ここで慌ててスタートボタンを押してはいけない。まず、ターゲットされている敵がいないか確認し、そしてスタートを押した瞬間、十字キーをそいつに合わせて、即座に倒す。こうしてダメージをコツコツ減らしていかなければ、また近いうちに「CONTINUE」、最悪の場合 「GameOver」 となるだろう。

  • このステージで銃を進化させるのは非常に難しい(出来るなら既にクリアできる腕前)。進化は気にせず、大胆に連打!連打!連打ァ!!

  • 画面が強制移動している最中は、カーソルを中央やや上の辺りで固定し、連射していると、 スクロール中に勝手に敵に当たったりと、意外に効果アリ。

  • ただし、嫌らしい位置に出現するムササビには、くれぐれも注意する事。

  • 建物の階段を上りきってラクダ兵が3体出現する辺りで、ほぼ確実に「カーソル消失バグ」が発生する。カーソルは見えないだけで存在はしているので、十字キーを動かしながらの連打で対処すベシ。

  • とにかく何度もチャレンジして敵の出現位置を覚えていくしか。

  • 最後に、「館が見えても安心するな」とだけ言っておく。コンバット越前が どんな不可解な動きをしたとしても、殺意を覚えない事。あと、最後の最後に出現するムササビには、くれぐれも注意。




STGE2 BOSS『ムーラ』
  • またクレジットが0(正確にはクレジットが10減少する)になっているが、気にしない。

  • ボスは、砂漠に住む何体生物「ムーラ」。”激しく動くので要注意”とあるが、それほど激しく動いたりしない。激しいのは奴が従える雑魚の攻撃で、雑魚を優先的に倒さないと、猛烈な集中攻撃でうっかりゲームオーバーになる事も。雑魚を消しつつボスを叩け!

  • ボスは横長なので、やや攻撃が当たりにくい、狙うはヤツの顔面。パッドならゴリ押しの連打で勝てる!(ハズ)

  • このムーラ戦では、画面が固まる「フリーズバグ」や、ボスがダメージを受け付けなくなる「無敵バグ」の発生率が高い(ように思う)。フリーズした場合は、再起動後にメニュー画面で「続き」を選べばいい。無敵バグの場合は、いったんパッドリセット(A+B+C+スタート)でゲームを中断し、その後メニュー画面で「続き」を選ぶ。こうすれば、ボス戦から再開できる。




シーン6『サファール遺跡』
  • シーン1「サロニカの街」と同じく初期クレジットは1。しかし、敵の攻撃が激しく、「アッシムの館」ほどでは無いが、なかなか手強い。注意。

  • 「イズキット川」でも出てきた 原住民「ノキアス」だが、ここでは弾丸発射とサイキック攻撃の両方を使ってくる。弾丸もろとも本体を速攻で撃ち潰すベシ。

  • 佐藤の影から攻撃してくる敵がいるので気を付ける(演出のツモリか?)。

  • 建物に向かって移動する途中に出現する1UPは必ず取る。

  • そのあとで出現する「黄色いクリスタル」を撃つと、ライフが3つ増加する。必ず取るベシ!

  • 名物「スライド佐藤」には、(笑って手元が狂わないよう)気を付ける。




シーン7『シャナファーラ』
  • 「開発者の見た悪夢をそのままイメージして出来たもの」
    (99年夏の聖地巡礼での、プレジデント真鍋との会見より)
    ここには、このステージにのみ出現する、あの敵が…あぁ………

  • 唇のある丸い奴なんて、別に珍しくないよね」と、自分に言い聞かせる。

  • 「なんかブルブル震えてるけど気にならないね」と、自分に言い聞かせる。

  • 撃ったら汁が飛び散ったけど何テ事ナイネ!」と、自分に言い聞かせる。

  • 気をしっかり持て! 耐えろ! 耐え抜くんだッ!!

  • ゲームとしては佐藤やムササビが出現しないので比較的簡単っす。後は、精神力さえ持てば…大丈…夫……ガフッ(血)




シーン8『デスビスノスの宇宙船』
  • 最初に出現する、「ポリゴンの多面体」は、ただの飾り。気にしない。

  • 「シャナファーラ」と同じく、佐藤やムササビは一切出現しないので、ひたすら攻撃! 攻撃ィ!!

  • 無重力だからと必要以上に はしゃぎ回り、さらには無意味な回転まで披露する、コンバット越前のアクロバチックな動きに疲れるな。

  • ハイスコアを狙うには、スターウォーズのトルーパーをパクったような「アーマーボーグ」への追い討ちを行うベシ。上手く撃ち込めれば、スクロールアウトするまで延々と撃ち込み可能。

  • 〜このステージにまつわる伝説〜
    下降気流氏は、普通にプレイしても撃ち込めない敵にも、「一度足を撃ってバンザイさせた後、胴体を撃つ」という方法で、撃ち込める事を発見。これによって 98年夏の時点で、誰よりも早く35万点を超える超絶スコアを叩き出した! そして時は流れ、現在のハイスコアランキングは凄い事になってます(笑)。シャトレーゼ紅威と同じ35万点までなら「スコアアタックのコツ」を読めば到達可能なハズ。ただ、それ以上は…ちょっと(^^;)。




STGE3 BOSS『デスビスノス』
  • ボスは、”機械が最終進化を遂げた生物”という意味不明な紹介がされている、「デスビスノス」。長く険しかった攻略も、これで最後ッ!

  • このステージのみ、左右だけでなく上下への移動も可能という変則ルールが採用されている。これはデスビスノスが空中高くジャンプする為だが、放っておけば地面に降りてくるので、無理して使う必要は無い。気にするな。

  • 基本的に「待ち」が有効。全然近づいてこない場合のみ左右に移動して追跡する。

  • カーソルは常に画面中央(ド真ん中)をキープ。奴が放つ弾丸は、基本的に画面中央に向かって飛んでくる為。そして、デスビスノス本体も体の大きさと無駄な動きが災いし、弾丸と同じく、画面中央を撃っていれば本体にも攻撃が当たる。

  • そして………そこを連打する! オラァ!  ひたすら、撃ち込む!! オラオラオラァ! 力の限り撃ち込めエーッ! オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァーッ!!!

  • 多少のダメージは受けるが、これだけで完全勝利できるだろう。…情けないラスボスだ(^^;)






「そもそも、ガンシューティングであるデスクリムゾンを、パッドでクリアしようとする事自体に無理がある!」 なんてお考えの貴方、エコールは当時、ゲーム雑誌での新作ソフト紹介にこんな事を書いているのデスよ。
「このソフトはバ−チャガン対応ですが、腕に自信のある人はコントロ−ラ−でやってみては? 技が競えます。(開発部.ミストナカイ)」
実際に慣れてしまうと、意外とスイスイと遊べるパッドでのプレイ。 壮絶なスコアアタックに参加するためにも、せっかくだから、自力でパッドクリアしましょうぜぇ!