1995~99年に描かれた、荒木飛呂彦先生の短編4作を収録した短編集『死刑執行中脱獄進行中』が、2015年11月1日より電子書籍化され、Amazon Kindle 他で販売が開始された。価格は720円(税込)。
短編集『死刑執行中脱獄進行中』は、1999年11月に箱入り装丁の愛蔵版(1143円+税)が発売、2011年9月に文庫版(600円+税)が発売されている。デジタル版は、目次や構成も含めて愛蔵版がベースとなっており、カラーページ収録はもちろん、巻末の荒木先生のあとがきまで、愛蔵版そのままの形で収録されている。愛蔵版ベースのためか、価格も文庫版よりデジタル版の方が高め。(ちなみに文庫版もカラーページ、あとがきが収録されている。)
表題作『死刑執行中脱獄進行中』と『ドルチ ~ダイハード・ザ・キャット~』は、2作をミックスした形で、森山未來さん主演で舞台『死刑執行中 脱獄進行中』として、2015年11月・12月に上演される。舞台を見に行く方は、それまでにデジタル版で予習しておくのもベネ。
収録タイトル
- 『死刑執行中 脱獄進行中』 (スーパージャンプ 95年2号掲載)
- 『ドルチ ~ダイハード・ザ・キャット~』 (オールマン 96年11~12号掲載)
- 『岸辺露伴は動かない ~エピソード16:懺悔室~』 (週刊少年ジャンプ 97年30号掲載)
- 『デッドマンズQ』 (オールマン 99年12~14号掲載)
※「荒木飛呂彦の世界ィィイイイイ!」は、愛蔵版の帯に書かれていたアオリ。