『時間を止める方法』があるかもしれない。おい、妙な顔をするな。わたしの言っている「時間を止める」とは「技術」に関する事だよ。誰でも簡単にできる技術…。スタンド使いになれって事じゃあない。人間には未知の能力がある。そしてそれの行き着く所って意味さ。君ならわたしの言ってることがわかると思うが…。
おい、更に妙な顔をするな。まあいい。君自身が「静止した時間」を体験すれば済むことだ…。さて、そろそろ君に、『時間を止める方法』を教えるとしよう。君のために素晴らしい『時計』も用意してある事だしね…。
≪時間を止める方法≫
※「C」でカラーチェンジ |
必要なものは「秒針が滑らかに進む時計」である。『ザ・ワール時計』。マシンスペックにもよるが、この秒針が滑らかに進むようであれば、我が『止まった時の世界』に入門できるだろう。
必要なものは「認識」である。自分は時間を止められると、HBの鉛筆をベキッとへし折る事と同じようにできて当然と思うことが、成功への鍵である。
最後に必要なものは「方法」である。秒針を少しの間見た後、目を時計の端にそらし、時計の外側で、秒針の現時点から約15分から20分先を見る。ただし視線の端で秒針は見えるが直視はしない状態で。この状態でリラックスし、”秒針をストップ出来るかどうか”を試すのだ。うまくいかない場合は、注目点を時計の枠から遠ざけたり近づけたりしながら『位置』を探すといい。マウスカーソルを注目点に使うのもいいだろう。
最初は瞬きほどの一瞬かもしれないが、練習次第で2秒…3秒と長く止められるだろう。うまく出来るようになったら、静止した時間で「素数」を数えてみるといい。数え上げた数が、時計の”0時間内”に君が行った「思考のプロセス数」だ。
果たして君は、何秒時を止められたかな。これをただの錯覚の一言で片付けてもいいが、「ストップした時点から秒針が再び動き出したのはなぜだろう」と考えると、なかなか面白いかもしれない。そして歓迎する。ようこそ、『止まった時の世界』へ……。
#この『時間の止め方』は、Grasshopper Enterprisesの『時間の止め方』という記事を、ジョジョ風にアレンジしたものです。元記事の方も是非チェックして下さい。
「大阪芸術大学 大学漫画 Vol.4」 荒木飛呂彦×柴崎友香より。
荒木:時間って、考えるとすごく不思議で。いっぱいあるんですよ。細かく考えていったら、そういうふうに、同じ朝を繰り返すとか、時を止めたりとか、ジャンプしたりとか、何時だけに現れるヤツとかね。でも毎回それやってたら、「ジョジョ、時間ばっかりか」って言われるから(笑)。
柴崎:時間の表現に興味があるってことですか?
荒木:面白いし強すぎる概念ですよね。どこまで変わっているんだろう、地球の裏側もその時間になっているのか、とか。
柴崎:時間を止めている範囲はどこまでなのか。
荒木:宇宙もなのか、それってどういうエネルギーなんだろう、とか。
- 網中牀・もうちゅうしょう
スタンドデザインをそのまま時計にしたWeb素材、その名も「スタン時計」が公開中! 時計は「ムーディー・ブルース」「メイド・イン・ヘブン」「ザ・ワールド」の3種類。今回の記事で使用した時計は、「時止め実験用」として、特別に作成して頂きましたァン!(ディ・モールト・グラッツェ!)。この他、怪し楽しい「着せ替えDIO」&「カーズ」や、ジグソーパズル、そして豊富なジョジョイラストも必見! 「その他-その1」には「SO17巻風デビルサマナー」もアリ!