文化庁メディア芸術祭の10周年企画として行われた、日本を代表するメディア芸術100作品を選ぶアンケートの結果がこの程発表され、マンガ部門において『ジョジョの奇妙な冒険』が堂々2位にランクインッ!!
アンケートは2006年7月13日(木)~8月31日(木)の50日間にWebサイトより投票された結果を反映したもの(1人による同一作品への連続投票は最初の1票のみ有効として集計)で、専門家の投票も特にウエイトなどは掛けず、1票として集計されているとの事。ちなみにマンガ部門の事前審査打合せにはさいとう・たかを氏、モンキー・パンチ氏などの凄い方々も参加。
マンガ部門の上位10作品は、以下の通り。
1位 「スラムダンク」 井上雄彦
2位 「ジョジョの奇妙な冒険」 荒木飛呂彦
3位 「ドラゴンボール」 鳥山明
4位 「鋼の錬金術師」 荒川弘
5位 「ドラえもん」 藤子不二雄
6位 「火の鳥」 手塚治虫
7位 「ブラックジャック」 手塚治虫
8位 「風の谷のナウシカ」 宮崎駿
9位 「蟲師」 漆原友紀
10位 「DEATH NOTE」 小畑健・画 / 大場つぐみ・原作
#「100選」に入るのは上位25作品まで。「マンガ部門」への総投票数は、13,070名より、78,980票(一般の方13,016名/専門家の方54名)。
なお、日本のメディア芸術100選を直に体験する企画として、2007年1月21日から「国立新美術館」で開催される「メディア芸術祭10周年企画展」で、100選として選ばれた作品の紹介が予定されているとの事。国立の美術館で、『ジョジョ』を始め、マンガ作品が「芸術」として紹介されるッ!?
#ただ、作品の選定基準が不明瞭だったり、事前の告知が不十分だった事(雑誌媒体や大手企業サイトでの紹介は無かったし、1万3000人は正直少ない)、それにネットの投票結果をそのまま反映してしまって良いのか?、と思うのも本音。
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【男性】
1. 『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦)
2. 『ドラゴンボール』(鳥山明)
3. 『ゴルゴ13』(さいとう・たかを)
4. 『DEATH NOTE』(作画・小畑健)
5. 『宇宙戦艦ヤマト』(松本零士)