7月22日にBS2で放送された、SOUL’d OUTのライブ映像番組「夜更かしライブ缶 SOUL’d OUT LIVE」で、彼らゆかりのアーティストの1人として、”SOUL’d OUTが敬愛する漫画”の作者、荒木飛呂彦先生もメッセージ映像で出演!!(当サイトでの告知が放送の直前だった為、見れなかった方が多数だったと思いますが、本当にスイませェん…。)
荒木先生の映像は約2分と短いものだったが、描き下ろしジャケットの原画を見せながら、Diggy-MO’がホクロに非常に拘った事や、マンガとSOUL’d OUTの音楽との共通性などを語った。特に、マンガと音楽については、実に荒木先生らしい内容だったので、以下に紹介。
荒木「マンガと音楽って、何かモノを作る上で、
なんかこう、”根本の精神”みたいなとこってのは同じだと思うんですよね。
”リアリティ”と”ファンタジー”っていうのはこう2つあって、
で、それがこう上手い具合に融合してったりするのがマンガであって、
音楽もそうだと思うんですよ。たとえば歌詞の中にも
「オッ・オッ・オッ」とか、「ピョン・ピョン」とか、
なんか「エイジャ・エイジャ」とかっていう独特なフレーズっていうところが、
なんかちょっとリアリティとかけ離れてる感じがあるんだけど、
それが非常に印象に、Diggy-MO’とかが歌うとね、印象深いんですよね。変な擬音じゃないですか。
異様な、ちょっと”奇妙な世界”なんですよね。
なんかそういうところ、ちょっと共通点あんのかな、とか。うん。Shinnosuke、ひょっとしたら僕のマンガから
影響受けてんのかな~、なんてね、ちょっと思ったりとかするんですよね(笑)。」
Shinnosuke氏は、何かのインタビューで”自分の宝物”として「JOJO A-GO!GO!」を持ってきてた事もあるほどの自他共に認める荒木ファンとして有名で、以前当サイトでも紹介した「Magenta Magenta」の”エイジャの赤石”PVや、”エメラルドスプラッシュ”をイメージしたという「To All Tha Dreamers」のPVなど、彼らの作品には荒木作品の影響が見受けられる。
そして今回のライブ映像では、荒木Tシャツを着て演奏するShinnosuke氏の姿が、映像でハッキリと確認できた。
→ |
なお、この番組は8/22(火)にNHK BSハイビジョンでも再放送されるとの事なので、今回見れなかった方は、SOUL’d OUTの彼らの熱気あふれるライブ映像と合わせて是非チェック!
- Catwalk(DVD付) / SOUL’d OUT
SOUL’d OUTのメンバーが女性化(しかも顔はキラー・クイーン!?)した、ディ・モールト(非常に)ユニークな荒木先生描き下ろしジャケット! ちなみに荒木先生のジャケット描き下ろしは、SUGIURUMNの「MUSIC IS THE KEY OF LIFE」と「LIFE GROUND MUSIC」以来の事。