NPO法人全国不登校新聞社が発行する、不登校、子ども若者、教育、社会問題、等を発信するタブロイド版新聞『Fonte』の305号に、荒木先生へのインタビュー記事が、巻頭1面と2面に渡って掲載されている。
荒木先生の子供時代から、マンガ家として生きていくと決心した経緯と理由、「働く」という事について、そして、マンガ家としての孤独や信念、描き続けるための原動力など、生きることにも通じる深い質問にも荒木先生は丁寧に答え、読む物に「勇気」を与えてくれる内容となっている。
――自分に自信を持つためには、どうしたらいいんでしょうか。
自分に自信を持つために修行するんです。私はいまでも何十、何百タッチと、毎日たくさん描いています。だからこそ、あまりペンを握ったことがない人では絶対描けない線を引けるようになるんです。これは野球の素振りにも通事るんじゃないかと思います。ホームランだって、急に打てるようになるものではないですから。そういった表だっては出てこない努力の積み重ねが自信につながっていくんだと思います。
荒木先生は今年でマンガ家デビュー30年。来年はジョジョ連載25周年を迎える。
新聞『Fonte』は、定期購読の他、文科省を始め、文系大学や各市町村立の図書館などにも置かれているとの事。また、バックナンバーのWeb注文も行われており、通常は過去3カ月のセット販売のみだが、編集部にメールで問い合わたところ、今回は特別に、ばら売りで1部480円(送料込み)での販売も行って頂けるとの事。(部数がどれくらいあるかは不明なので、まずはメールで問い合わせた方がいいかも。)
- 不登校、教育、社会問題を発信する新聞『Fonte』 / Fonte No.305 目次
次のFonte No.306号にも「荒木飛呂彦さん 取材後記」が掲載(こちらは内容未確認)。公式サイトには過去の一部の記事が掲載されているが、これらはおおまかに1年以上前の新聞記事で、荒木先生のインタビュー記事をサイトで公開する予定は当面無いとの事。 - サタデープログラム 荒木飛呂彦講演「漫画家という仕事」長文レポート&サイトリンク集
2006年に東海中学・高等学校で行われた、荒木先生の講演会のレポート。 - 未来の漫画家への『黄金の遺産』! ウルトラジャンプエッグ「ちばてつや×荒木飛呂彦 トークライブ レポート」
- 荒木先生が語るファンタジーとリアリティ! 「ファンタジーコミック大賞」荒木飛呂彦インタビュー掲載!
- 荒木飛呂彦の「脳力」に迫る! 単行本『茂木健一郎の脳力のヒミツ』に荒木先生との対談と解説が掲載
- 『悩む力』 姜 尚中
生きることは悲しみだ。本書はその呪いを解く
祝福の入門書だと感じた。―― 荒木飛呂彦氏(漫画家)