荒木飛呂彦新連載!!
賞金60億円をgetせよ!! 19世紀末北米大陸横断 サバイバルレース開始!!
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s-manga.netの少年ジャンプ→次号予告でも確認可能。
The Return of Charisma!
本日発売のジャンプ6・7合併号にて、次号ジャンプ8号(1月19日発売)より、遂に! 遂に『スティール・ボール・ラン』連載開始という、新年早々嬉しすぎる「oh! goodnews」ッ!! 「荒木飛呂彦新連載」の文字が目を引くカラー1p&モノクロ1pでの大々的な告知、しかも連載第1回は巻頭カラー53p!!
まだ予告だけだし、ジャンプ8号発売まであと2週間もある。
だが、6部最終回の巻末コメント以来、約9ヶ月もの間、我々を待たせ続けたその名に対し、あえて言おう。
連載予告や蹄鉄風エンブレムの文字から読みとれる情報は、以下の通り。
- 『スティール・ボール・ラン』。スペルは『steel ball run』。
- 舞台は19世紀末、1890年のアメリカ。
- 大陸横断レースの賞金は破格の60億円。
- レースは「san diego」~「new york」間で行われる模様。
- 主人公のモミアゲが怪しい。
- 「ジョジョの奇妙な冒険」や「jojo」の文字は、何処にもない。
やはり気になるのは、『スティール・ボール・ラン』=『ジョジョ七部』なのか?という点。
『スティール・ボール・ラン』の名前が初めて出されたのは、
jojo6部が完結したジャンプ2003年19号でのジャンプ巻末コメント。
6部「ストーンオーシャン」愛読どうもありがとう。次作「スティール・ボール・ラン」でお会いしましょう。<飛呂彦>
そして、昨年4月15日に放送された、週刊少年「」の中で、次回作について、以下のように語られていた。
船越 | いよいよ第七部※が始まるという、私達は嬉しいニュースを耳にさせていただいたんですけど……。 |
荒木 | いや、まだ編集部とは全然打ち合わせしてないんで。 |
船越 | でも、先生の中にはもう……。 |
荒木 | ありますね。タイトルも、なんだっけな? 『スティール・ボール・ラン』っていうんですけど。 |
船越 | 教えてもらっちゃいましたよ(笑)。 |
荒木 | でも舞台とか、内容は駄目ですね(笑)。 |
船越 | それはもちろんそうですよ。先生は、大きな未来に飛躍するのはためらいがあるということですが。 |
荒木 | 取材ができないですしね。身近じゃないと、リアリティが……。発明とかが何でもある、何でもありな世界になると、ちょっと違ってくるんじゃないかと思うんですよ。やっぱり、リアリティですね。 |
船越 | ご自分で未来を構築しようとはあまり思われない? |
荒木 | ええ、もうスタンドが架空のものだから、どこかリアリティがないと駄目なんですよ。 |
船越 | なるほどなるほど。それでは皆さん、第七部※はそれほど遠い未来へ行かない、と。これだけはお聞きできました。 |
荒木 | もう血統がいないんですよね。例えば仗助だって愛人の子なんだもん。苦しいんですよ(笑)。 |
追記: 上記の「第七部」の箇所は、後に出版された本で「次回作」に変更。詳しい事は記事の最後に。 |
荒木先生自身から『七部』という言葉は出されていないが、話の流れや「血統」について、そして同番組の予告が「第七部タイトル発表」だった事などから、『スティール・ボール・ラン』が『ジョジョ七部』だと思われる。ただしこれは9ヶ月も前なので、もしかすると…。
ちなみに、前作「ストーンオーシャン」連載の際、タイトルに「ジョジョ」を冠するかどうかで、編集部とこんなやり取りがあったという。
第6部の時点になって、目新しさを出すためタイトルを「ストーン・オーシャン」で新連載しようと編集部から言って来た。つまり「ジョジョの奇妙な冒険」というタイトルはなくなる事に。
作者的には「それはヤだ」と思った。自分のイメージは『ジョジョの奇妙な冒険6・ストーン・オーシャン』なのだ。で、話し合いの結果「ストーン・オーシャン」の文字を大きくして…という事で、落ち着いた。
ところで、1890年と言えば、それはジョナサンとディオの闘い(1888年~1889年2月)から、まだ間もない世界。そしてアメリカが舞台と聞いて思い出されるのは、
ひとり一文無しでアメリカ・テキサスへ渡り、砂漠で死にそうになりながら油田を発見し! 世界経済を動かすまでになった(シュトロハイム談)、鋭い眼差しと頬に大きなキズを持つ男、スピードワゴン! でも、カラーイラストには頬にキズなど全く見あたらない…。
いくら「昔の絵はもう描けない」とはいえ、トレードマークである頬のキズを消すとは思えないし、だとしたらイラストの男は誰なんだ? まさかジョースター卿の隠しご…ゲ、ゲフン!
とりあえず、ジョジョとの関連性やスタンド能力の存在などは、連載が始まるまで全く分からない。しかも荒木作品とは、我々がいくら予想しようとも、当たった試しがない。正に「あなたの予想はきっと…当たらない!!(ストーンオーシャン6巻の帯)」。つまり結論ッ!
『スティール・ボール・ラン』の見どころは、まったくどんなのか予想もつかない。予想がつかないところが見どころだ。(元ネタ:「マトリックス・リローデッド」宣伝コメント)
上記で紹介した週刊少年「」のコメントで、船越氏の「第七部」という箇所が、12月に出版された太田出版 週刊少年「」では何故か「次回作」という言葉に置き換えられている。週感ジョジョンプさんの週刊少年「荒木飛呂彦」テキスト起こしは、tv放送時のままなので、本をお持ちの方は比較してみるベシ。(全然気が付かなかった! 情報グラッツェ!<名無しさん)
しかし、わざわざ変更を加えたという事は、『スティール・ボール・ラン』≠『七部』!? ジョジョでなければ嫌だという事は微塵も無いが(むしろ短編集「死刑執行中・脱獄進行中」は珠玉の一冊)、こいつは「刑事コロンボ」のファンじゃあなくても、気になってしょうがないッ!?
というワケで、ここは1つ、アンケートを実施してみる事にしました。君の意見を聞こうッ!(投票は1人1回。期間は1月16日まで)
1月10日追記:
「リミックス ジョジョvol27」のジャンプ広告にて、主人公の名前が判明したことで、これ以降、投票の偏りが予想される為、ちょっと早いですが、終了とさせて頂きました。沢山の投票、ディ・モールト・グラッツェ!