2月8日発売の、ちくま文庫『生き延びるためのラカン』斎藤 環 (著)/798円 [A]のカバー絵に、荒木先生描き下ろしイラストが使われている。
本書は、2006年に木星叢書から刊行された『生き延びるためのラカン』の文庫版で、精神科医・斎藤 環氏による、フランスの精神科医で思想家のジャック・ラカン解説書にして精神分析入門書。そのカバーイラストを、荒木先生が描く事になった経緯はミステリーだが、文庫版の表紙には、何かスタンド能力を持っていそうな雰囲気のジャック・ラカン氏が描かれている。
ちなみにイラストでラカン氏が着用している「ネクタイ」を拡大してよ~く見ると、殺人鬼・吉良吉影が愛用していた「髑髏ネクタイ」が描かれていたりする。いったいこれにはどんな意図がッ!?(笑)
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――自分に自信を持つためには、どうしたらいいんでしょうか。
自分に自信を持つために修行するんです。私はいまでも何十、何百タッチと、毎日たくさん描いています。だからこそ、あまりペンを握ったことがない人では絶対描けない線を引けるようになるんです。これは野球の素振りにも通事るんじゃないかと思います。ホームランだって、急に打てるようになるものではないですから。そういった表だっては出てこない努力の積み重ねが自信につながっていくんだと思います。
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生き延びるためのラカン (ちくま文庫 さ)
※2006年発売の生き延びるためのラカン (木星叢書) の方で試し読みが可能。- 超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 26.吉良吉影・セカンド(荒木飛呂彦指定カラー)
(情報グラッツェ!<支倉さん)